連日、イスラエルとハマスの抗争が報道されるが、
中東問題は奥が深く複雑でよくわからない。
ニュースの背景を理解するためにこの本を読んでみた。
著者は東洋学、アラビア文学を専攻し、スペインにおける中世アラビアの詩文学を
教えているアメリカのユダヤ教神学院の教授だ。
わずか360ページに紀元前1220年以前から1948年、イスラエルが独立を宣言、
1990年頃までのユダヤ人の歴史を『わかりやすく、語りかけるように書くことにより、
よりはっきりと理解できるようにすることを目指して』書かれている。
ユダヤ人の何千年もの複雑な歴史を一つの物語としてコンパクトにまとめた労作だ。
とは言え、数世紀に渡るユダヤ民族の歴史を360ページで語るには無理がある。
この本を十分に理解するには、
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、そして世界史の基本知識が必要だ。
いずれの知識も持ち合わせていない私は難儀した♪
でも頑張って読んだ♪ とても勉強になった。
ユダタ人とパレスチナ人がなぜ憎み合うのか、その理由がよくわかる。
そしてその解決策がほとんどないこともよく理解できる。
この本は聖書の時代まで遡り、ユダヤ人の歴史を語っているので、
一回読んだぐらいではなかなか理解できない内容なのだが、
そういう初心者は、第8章『東ヨーロッパとアメリカ合衆国のユダヤ人』から
第11章『1948年以降のユダヤ人』までを読むことをお勧めします。
ここには比較的最近のことが凝縮されて書かれているのでわかりやすいと思う。
特に第9章『ホロコースト』の件は胸が張り裂ける思いで読み進めた。
こんなひどいことが実際に起こったという事実はなかなか受け入れ難い。
この本を読むと、自分の国があるという我々には当たり前のことが
実は当たり前ではないのだということが身に染みて理解出来る。
簡単に「日本人なので日本に住んでます」なんて言えなくなりそうだ。
国があるということは奇跡のように幸せなことなのだ。
日本は島国なので、その領土が目で見てわかる。この島は日本ですよと。
しかし、イスラエルがある中東地域は陸で繋がっているので境界線を引くしかない。
境界線は人間が勝手に決めたもので、本来地球にあったものではない。
その時々の争いで境界線は変化してきた。
現在イスラエルがある場所にユダヤ人とパレスチナ人の2国家を作ることは難しい。
限られた土地に2つの国の建国はなかなかできないだろう。
可能なら地中海を埋め立てるしかない。
それができればガザ地区なんて何十倍にも広がるだろう。
エルサレムからは遠ざかるだろうが通えない距離ではない。
聖地巡礼もできると思うが、これは夢物語だ。
我々にとってこの2つの民族の対立、憎悪は他人事ではない。
具体的には何もできなくても、せめて本を読んで中東問題を理解したい。
全ての方にオススメできる良本だと思います。
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ユダヤ人の歴史 (河出文庫) 文庫 – 2012/8/4
レイモンド・P・シェインドリン
(著),
入江 規夫
(翻訳)
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ユダヤ人の歴史を簡潔につかみ、世界史の流れをより深く理解する。多くのユダヤ人が薦める入門書。図版多数。索引、年譜付き。
- 本の長さ403ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2012/8/4
- 寸法10.7 x 1.6 x 15 cm
- ISBN-104309463762
- ISBN-13978-4309463766
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商品の説明
著者について
アメリカ・ユダヤ教神学院教授。ペンシルバニア大学で東洋学、コロンビア大学でアラビア文学を専攻。スペインにおける中世アラビアの詩文学を教えている。
慶応義塾大学経済学部卒業。出版社勤務を経て現在出版コンサルタント、翻訳家。
慶応義塾大学経済学部卒業。出版社勤務を経て現在出版コンサルタント、翻訳家。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2012/8/4)
- 発売日 : 2012/8/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 403ページ
- ISBN-10 : 4309463762
- ISBN-13 : 978-4309463766
- 寸法 : 10.7 x 1.6 x 15 cm
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2024年1月28日に日本でレビュー済み
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2023年9月28日に日本でレビュー済み
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コテンラジオのシンドラー編を聴いて、『シンドラーに救われた少年』『沈黙の勇者たち』を読んで、さらに『ユダヤ人の歴史』も読んだ。
ユダヤ人が迫害を受けた理由は今ひとつ理解しようにもできない。一方、ユダヤ人がビジネスの世界、経営・金融・投資のプロに進出した経緯は納得感が得られました。
ユダヤ人が迫害を受けた理由は今ひとつ理解しようにもできない。一方、ユダヤ人がビジネスの世界、経営・金融・投資のプロに進出した経緯は納得感が得られました。
2020年8月21日に日本でレビュー済み
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この「ユダヤ人の歴史」の著者の専門は、文学、特にその中でも詩が本来の研究対象なのですが、自分の子供でも容易に理解できるような短くて分かりやすい、しかも率直で普遍的なユダヤ人の歴史の必要性を感じていた、と訳者あとがきにあります。
ユダヤ人の歴史を手短に書くというのはかなり矛盾した行為であるのは、多くの人の認める事実でしょうが、この本は、2003年に単行本が出たのに続き、2012年に文庫化されてからでも2016年までに6刷発行されていることも、それに成功している証の一つといえるでしょう。背景の異なるユダヤ人たちも、この本を勧めていて、訳出する動機の一つとなっている、とのこと。
日本人が、国際観光市場に向かい合い、幅広く観光資源評価を進めていくに際しては、そのアイデンティを明らかにする必要性に直面する、あるいは既に直面しているはずですが、その自覚にはまだまだ乏しいと思います。
ユダヤ人は、そのアイデンティティの故に、現在のイスラエルという国家を得るまでの長い間、世界の各地で、激しい弾圧や偏見の中に生き延びてきた歴史を持っています。日本人の持つ歴史と大きく異なる点の一つです。
「古代ユダヤ教」や「夜と霧」に学ぶことが多く、エジプトとシリアに滞在したした経験を持つものとしても、これまでに得られた知見を整理するうえでも、現代のユダヤ人に視野を広げ、理解を深めるうえでも、近隣のイスラーム諸国の背景を再認識するうえでも、実り多い一冊でした。
訳文も、読みやすく整った日本語であると思いますので、お薦めします。
ユダヤ人の歴史を手短に書くというのはかなり矛盾した行為であるのは、多くの人の認める事実でしょうが、この本は、2003年に単行本が出たのに続き、2012年に文庫化されてからでも2016年までに6刷発行されていることも、それに成功している証の一つといえるでしょう。背景の異なるユダヤ人たちも、この本を勧めていて、訳出する動機の一つとなっている、とのこと。
日本人が、国際観光市場に向かい合い、幅広く観光資源評価を進めていくに際しては、そのアイデンティを明らかにする必要性に直面する、あるいは既に直面しているはずですが、その自覚にはまだまだ乏しいと思います。
ユダヤ人は、そのアイデンティティの故に、現在のイスラエルという国家を得るまでの長い間、世界の各地で、激しい弾圧や偏見の中に生き延びてきた歴史を持っています。日本人の持つ歴史と大きく異なる点の一つです。
「古代ユダヤ教」や「夜と霧」に学ぶことが多く、エジプトとシリアに滞在したした経験を持つものとしても、これまでに得られた知見を整理するうえでも、現代のユダヤ人に視野を広げ、理解を深めるうえでも、近隣のイスラーム諸国の背景を再認識するうえでも、実り多い一冊でした。
訳文も、読みやすく整った日本語であると思いますので、お薦めします。
2020年12月24日に日本でレビュー済み
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ユダヤ人、非ユダヤ人のいずれに肩入れするでもない、極めて客観的な内容だと思います。
通読して思ったことが、ユダヤ人に限らず国を失った民族は、異国の地で民族アイデンティティを保ち続けて異分子と見なされるか、民族アイデンティティを手放し多数派と同化するか、いずれかの道しかないのだろうということです。他民族に滅ぼされた国家は歴史上無数にありますが、「バビロニア人」「アッシリア人」などという民族アイデンティティが問題になることがないのは、こうした民族が後者の同化の道を選んだことにより、今ではひとまとまりの民族集団として判別不可能になっているからにすぎません。それに対し、「ユダヤ人」という民族アイデンティティがいつも取りざたされるのは、彼らが前者の(アイデンティティを死守する)道を選んだからです。つまり、ユダヤ人の特殊性は、その宗教や文化にではなく、ユダヤ人のこうした意固地さとも誇り高さとも言える性格にあるのでしょう。
ちなみに、私自身は日ユ同祖論など唾棄に値するトンデモ説だと思っていますし、ヘブライ語アルファベットとカタカナが似ているという主張など無知蒙昧の極みだと思っています。多少なりとも言語学を学べば、ヘブライ語と日本語が似ているという話など笑止千万であることがわかります。それでも、紀元73年頃にマサダ要塞に立てこもったユダヤ人が「ローマ軍の手に落ちるよりはと全員が自決した」という話(本書第2章)や、十字軍に共感したキリスト教徒が暴動を起こしたとき、「キリスト教徒の手にかかるよりはと、多くのユダヤ人が自殺を選び、夫は妻と子供を殺しそのあと自らの命を絶った」という話(本書第5章)などを読むと、(良きにつけ悪しきにつけ)確かに日本人の頑固さに通じるものがあり、そういった俗説が出てくるのも無理はないのかなぁ、と思えてきます。
また、近代以前はユダヤ教徒とイスラム教徒が結構平和的に共存していたというのも意外でした。
翻訳はやや直訳調が気になる部分もありましたが、許容範囲と言えます。内容を自分のものにするには少なくとも二回は読む必要があるかと思います。
通読して思ったことが、ユダヤ人に限らず国を失った民族は、異国の地で民族アイデンティティを保ち続けて異分子と見なされるか、民族アイデンティティを手放し多数派と同化するか、いずれかの道しかないのだろうということです。他民族に滅ぼされた国家は歴史上無数にありますが、「バビロニア人」「アッシリア人」などという民族アイデンティティが問題になることがないのは、こうした民族が後者の同化の道を選んだことにより、今ではひとまとまりの民族集団として判別不可能になっているからにすぎません。それに対し、「ユダヤ人」という民族アイデンティティがいつも取りざたされるのは、彼らが前者の(アイデンティティを死守する)道を選んだからです。つまり、ユダヤ人の特殊性は、その宗教や文化にではなく、ユダヤ人のこうした意固地さとも誇り高さとも言える性格にあるのでしょう。
ちなみに、私自身は日ユ同祖論など唾棄に値するトンデモ説だと思っていますし、ヘブライ語アルファベットとカタカナが似ているという主張など無知蒙昧の極みだと思っています。多少なりとも言語学を学べば、ヘブライ語と日本語が似ているという話など笑止千万であることがわかります。それでも、紀元73年頃にマサダ要塞に立てこもったユダヤ人が「ローマ軍の手に落ちるよりはと全員が自決した」という話(本書第2章)や、十字軍に共感したキリスト教徒が暴動を起こしたとき、「キリスト教徒の手にかかるよりはと、多くのユダヤ人が自殺を選び、夫は妻と子供を殺しそのあと自らの命を絶った」という話(本書第5章)などを読むと、(良きにつけ悪しきにつけ)確かに日本人の頑固さに通じるものがあり、そういった俗説が出てくるのも無理はないのかなぁ、と思えてきます。
また、近代以前はユダヤ教徒とイスラム教徒が結構平和的に共存していたというのも意外でした。
翻訳はやや直訳調が気になる部分もありましたが、許容範囲と言えます。内容を自分のものにするには少なくとも二回は読む必要があるかと思います。
2020年5月17日に日本でレビュー済み
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ユダヤの歴史をまとめてある書籍が他に見当たらなかったので、これはオススメ。
変に何処かに偏る事なく淡々と書かれていて好感が持てました。
変に何処かに偏る事なく淡々と書かれていて好感が持てました。
2014年2月26日に日本でレビュー済み
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学校で世界史を習った時、西洋史は断片的で面白くなかった。ユダヤ人を注目して見てみると別の歴史が見えてくるのでは
ないかと思って読んでみた。今まではさすらいの民ジプシーという言葉を知っていたが、詳しくは知らなかった。
これを読むと紀元前千年前から紀元二千年までのユダヤ人の歴史がわかる。いつごろ国が失われていったか、各国に離散して、
それでも自分たちの宗教をいかにして守ったかということがわかる。
ないかと思って読んでみた。今まではさすらいの民ジプシーという言葉を知っていたが、詳しくは知らなかった。
これを読むと紀元前千年前から紀元二千年までのユダヤ人の歴史がわかる。いつごろ国が失われていったか、各国に離散して、
それでも自分たちの宗教をいかにして守ったかということがわかる。
2017年7月10日に日本でレビュー済み
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ここ数年(に限らないが)、ナチスやヒトラーに関する映画がいくつも上映され、そのたびに耳にしていたユダヤ人、ユダヤ教という言葉。
ユダヤ、という国はないのに彼らはなぜユダヤ人と呼ばれるのか。キリスト人やイスラム人といった表現はしないのに(クリスチャンやムスリムがそれにあたるのもしれないが)。
そういった疑問が昔からあり、長年わからないままだったので勉強したいと思いこの本を購入。
結果、読んでみてよかったです。
ユダヤ教の発祥から現在に至るまで丁寧に記載されており、それぞれの時代においての中東、ヨーロッパ等での環境やイスラエル建国からパレスチナ問題まで網羅して理解することができました。
一度読んだだけではすべてを腑に落ちるレベルまで理解はできていませんが、それだけ充実した内容になっています。
同じような疑問を持っている方にオススメの1冊です。
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一度読んだだけではすべてを腑に落ちるレベルまで理解はできていませんが、それだけ充実した内容になっています。
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2015年3月20日に日本でレビュー済み
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ヨーロッパなどを回るとユダヤ人地区などがあるので、参考にしたい本の一つになりました。