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パリジェンヌのパリ20区散歩 (河出文庫) 文庫 – 2013/6/5
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2013/6/5
- 寸法10.6 x 1.3 x 15 cm
- ISBN-10430946386X
- ISBN-13978-4309463865
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2013/6/5)
- 発売日 : 2013/6/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 430946386X
- ISBN-13 : 978-4309463865
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 647,980位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,381位河出文庫
- - 7,827位海外旅行ガイド (本)
- - 181,853位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
国際ジャーナリスト。エッセイスト。ソルボンヌ大学にて修士号取得後、パリ政治学院(Institut d’Etudes Politiques de Paris, Sciences-Po)成績優秀者の認定を受けて卒業。
5カ国語を話し、ベルリン、ロンドン、ニューヨークで暮らした経験のある国際人。 国連広報部勤務後、NHKテレビ「フランス語会話」への5年に渡る出演がきっかけで日本に住むようになる。慶応義塾大学講師などを経て、現在、アンスティチュ・フランセ、アカデミー・デュ・ヴァンなどで講師を務めながら、日本とフランスの架け橋として、新聞、雑誌への執筆や、講演など各方面で活躍中。テレビ、ラジオ番組のコメンテーター、レポーターとしての出演も多い。
2009年文化庁より長官表彰(文化発信部門)。2015年フランス政府よりレジオンドヌール勲章シュヴァリエを受章。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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・1区といえばルーヴル宮。それ自体が一つの世界であり、パリの特徴であるシンメトリーを表現する。ここから観るパースペクティブ(これもパリの特徴)は壮観だそうな。
歴史と日々の暮らしに詩情と芸術とが混ざり合ったシテ島、ノートルダム大聖堂=ベル・ダム(麗しの女性)への著者の想い。これはパリ市民に通底する心情なのかも知れないな。
・古きパリのマレ地区を擁する3区と4区。パリの歴史を紹介する"カルナヴェレ博物館"と1977年に建築され賛否両論の渦巻いた"ポンピドゥ・センター"の対照も面白い。
・18区モンマルトル、14区モンパルナス、6区サン・ジェルマン・デ・プレ。それぞれ世紀末ベル・エポック、戦間期エコール・ド・パリ、50年代に知的・芸術的生活の中心を成した地区であり、その名残が今も随所に残り、パリの魅力を醸し出している。
そうか、モンマルトルは1860年まではパリに隣接する村だったのか。"風車"は時代の名残だな。
温故知新ではないが、これらの場所を訪れ、何らかの知的刺激を受けることができれば、旅行の成果にもなりうる。
・17区は"コンシェルジェがいるアパルトマン"の件に興味を惹かれた。近代化の名残を今に伝える建築物に数十年も居住する住民。
観光地でなく市街中枢でもないが、さらけ出されていないパリ市民の姿が垣間見られる区域だと思う。遠くから眺めるだけになるだろうけれど。
心底パリを愛する想いがシンプルかつ美しい文章で綴られる。われわれは"異邦人"として訪問するわけだが、少しでも同じ目線を共有することで、グローバルにしてローカルな都市、パリの真髄に触れられたら嬉しいと思う。
帰国してしばらくしてからこの本が刊行され、早速読んでみたのですが、「あそこも行った」、「やっぱりここへ行ったのは正解だったね」と思うところと、「まだ、こんな面白そうなところもあったのか」、と思う紹介もあって、普通のガイドブックにはない、パリ暮らし追体験をすることができました。
「エッフェル塔、ルーブル、シャンゼリゼ、モンマルトル」だけがパリではない、ちょっと、人とは違うパリを楽しみたい人、パリ旅行は、もう3,4回目だという「パリ中級者」には、少しディープなパリを案内してくれる、格好のガイドブックになると思います。
実際に行ってみて、「ナルホドね、彼女の言いたかったのはこの雰囲気か」と納得したのは16区のBCBG(Bon Chic Bon Genre:お洒落で育ちが良く、良家の人々という意味だそうで)な人が暮らすという地区。1〜20区の内、ごく一部しか歩き回らなかったのですが、パリは区によって住み分けがはっきりしているという彼女の持論が何となくわかりました。
この本を片手に歩くのではなく、事前に読み込んで行くとパリ散歩の楽しみ方も増えるでしょう。