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ヘリオガバルス: あるいは戴冠せるアナーキスト (河出文庫 ア 5-2) 文庫 – 2016/8/8
アントナン・アルトー
(著),
鈴木 創士
(翻訳)
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狂気のかぎりを尽くしてローマ少年皇帝の生を描きながら「歴史」の秘めた力としてのアナーキーを現出させる恐るべき名作を新訳。
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2016/8/8
- 寸法10.6 x 0.9 x 15 cm
- ISBN-104309464319
- ISBN-13978-4309464312
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商品の説明
著者について
1896-1948年。「思考の不可能性」を思考するフランスの詩人。「残酷劇」を提唱する演劇人。西洋からの脱却を必死に試みて、後年、精神病院へと監禁される。激烈な生涯と『演劇とその分身』『ヘリオガバルス』等の著書によって巨大な影響を与え続けている。
1954年生まれ。著書に『アントナン・アルトーの帰還』『中島らも烈伝』『魔法使いの弟子』。訳書に『神の裁きと訣別するため』(共訳)『狂人の二つの体制』(共訳)『歓待の書』『ロデーズからの手紙』。
1954年生まれ。著書に『アントナン・アルトーの帰還』『中島らも烈伝』『魔法使いの弟子』。訳書に『神の裁きと訣別するため』(共訳)『狂人の二つの体制』(共訳)『歓待の書』『ロデーズからの手紙』。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2016/8/8)
- 発売日 : 2016/8/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 235ページ
- ISBN-10 : 4309464319
- ISBN-13 : 978-4309464312
- 寸法 : 10.6 x 0.9 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 323,436位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,302位河出文庫
- - 14,940位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
引き込まれる文章で時間を忘れて一気によんでしまいました。詩のような表現があったり、詳しく歴史について書かれていたりして好きな本です。
2023年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アントナン・アルトーはフランスの俳優・詩人・小説家・演劇家だそうです。
この本を出版した2年後に精神病院に収監され、9年間も収容されてしまったそうな。
以上はWikipedia から引用しました。以下は白水社版旧訳のamazon レビュー(改行追加)。
本書は三つに区分されている。まず、
Ⅰ「精子の揺籃」として、ヘリオガバスの生誕に至るシリアの歴史、特に女皇や祭儀などについて記述している。ヘリオガバスとは若くして皇帝となり、その両性具有的な性格のためか分裂的かつ醜悪な行動を起こして、若いまま死ぬのである。
Ⅱ「原理の闘争」では、二つの原理、男性原理と女性原理などの哲学的な思想がアルトーの言葉で書かれている。
Ⅲ「アナーキー」ではヘリオガバスの狂気の人生物語となっている。
以上引用でした。
うーむ、そうだったのか。
Ⅰ「精子の揺籃」とⅡ「原理の闘争」の最後の方まで、ほぼ意味がわからず、トイレに置いておいて字面だけを追いました(約1か月)。どうやらシリアのあたりの太陽信仰っぽい土着宗教の話でユダヤ/キリスト教とは仲が悪そうだぞ、というのはなんとなくわかった。
Ⅲ「アナーキー」はわかりやすかったですが、短すぎて物足りず(ということは、アルトーによる創作の割合はそれほど多くないのかも知れません)。
哲学(特に大陸哲学)にも詞にも馴染みが無い人生を送ってきた人間には、難易度が高すぎたようです。
なんか悔しいので白水社版も読んでみようかな…(解説が良いらしいので!)
この本を出版した2年後に精神病院に収監され、9年間も収容されてしまったそうな。
以上はWikipedia から引用しました。以下は白水社版旧訳のamazon レビュー(改行追加)。
本書は三つに区分されている。まず、
Ⅰ「精子の揺籃」として、ヘリオガバスの生誕に至るシリアの歴史、特に女皇や祭儀などについて記述している。ヘリオガバスとは若くして皇帝となり、その両性具有的な性格のためか分裂的かつ醜悪な行動を起こして、若いまま死ぬのである。
Ⅱ「原理の闘争」では、二つの原理、男性原理と女性原理などの哲学的な思想がアルトーの言葉で書かれている。
Ⅲ「アナーキー」ではヘリオガバスの狂気の人生物語となっている。
以上引用でした。
うーむ、そうだったのか。
Ⅰ「精子の揺籃」とⅡ「原理の闘争」の最後の方まで、ほぼ意味がわからず、トイレに置いておいて字面だけを追いました(約1か月)。どうやらシリアのあたりの太陽信仰っぽい土着宗教の話でユダヤ/キリスト教とは仲が悪そうだぞ、というのはなんとなくわかった。
Ⅲ「アナーキー」はわかりやすかったですが、短すぎて物足りず(ということは、アルトーによる創作の割合はそれほど多くないのかも知れません)。
哲学(特に大陸哲学)にも詞にも馴染みが無い人生を送ってきた人間には、難易度が高すぎたようです。
なんか悔しいので白水社版も読んでみようかな…(解説が良いらしいので!)
2016年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鈴木創士氏による、アントナン・アルトーの「ヘリガバルスーあるいは戴冠せるアナーキスト」の約四十年ぶりの新訳である。旧訳はもちろん、多田智満子氏の名訳「ヘリガバルスーまたは戴冠せるアナーキスト」(1977年白水社)である。
白水社本の訳者付記には、本書の翻訳に多大なエネルギーを費やした多田智満子氏の、嘆きと呪いの言葉が並んでいて、大変面白い。引用する。「その(「アルトーの」)文章を極東の言語に移そうなどというのはもはや沙汰の限りでない」「こんな大それた仕事(「本書の翻訳」をついうかうかと引き受けてしまった自分の軽率さを幾度呪ったかもしれない」「まっとうに訳しても誤訳の嫌疑をかけられそうなこの種の作品には、君子は近寄るべきではないのである」。つまり、この新訳を引き受けた鈴木創士氏は「君子」ではないということになるのだろう。
本書の内容
よく知られていると思うので略。
一つだけ書くと、「ヘリオガバルス」の時代は、かっては乱倫の極みで、超カルト信仰に侵された、古代ローマ最悪の時代のようにも言われたことがあるが、今日的には、フェミニズム歴史視点からの評価の高いことである。
たしかに、ユリア・ドムナ、ユリア・マエサ、ユリア・ソエミア、ユリア・マンマエア、の四人のシリア美女は、皇帝の母として、祖母として、古代ローマ帝国を実質的に統治したのであり、ここまで、女性が政治権力の高みに上りつづけた時代はローマ史上かってなく、また、セウェルス朝が終わって、軍人皇帝時代になってしまうと、女性政治家の出番はまったくなくなってしまうので、四人のユリアの時代は、古代ローマ政治史において、女性の最も輝いた時代といえなくもない。
本書は「ヘリオガバルス」という「両性具有者皇帝」「アナーキスト皇帝」「太陽神化身皇帝」を描いた本であることは間違いないが、同じ程度に、四人のユリア(特にユリア・ソエミア)への女性賛歌であると思う。
旧訳本と新訳本の比較
●一字一句検討したわけではないが、全体として、新訳文と旧訳文に大きな違いはないように思う。
●注は、訳は25個で、新訳は51個で新訳のほうが多いが、どちらもあっさりした注である。
●旧訳の巻末についていた多田氏の名エッセイ(歴史解説?)「シリアの皇女たち」は、新訳本にはついていない。これは当然のことながら、残念である。代わりにアルトーの補撰3編の訳がついている。
●旧訳本の巻末の巌谷國士氏のアルトー論は面白かったが、新訳の鈴木氏のアルトー演劇
論も面白い。
白水社本の訳者付記には、本書の翻訳に多大なエネルギーを費やした多田智満子氏の、嘆きと呪いの言葉が並んでいて、大変面白い。引用する。「その(「アルトーの」)文章を極東の言語に移そうなどというのはもはや沙汰の限りでない」「こんな大それた仕事(「本書の翻訳」をついうかうかと引き受けてしまった自分の軽率さを幾度呪ったかもしれない」「まっとうに訳しても誤訳の嫌疑をかけられそうなこの種の作品には、君子は近寄るべきではないのである」。つまり、この新訳を引き受けた鈴木創士氏は「君子」ではないということになるのだろう。
本書の内容
よく知られていると思うので略。
一つだけ書くと、「ヘリオガバルス」の時代は、かっては乱倫の極みで、超カルト信仰に侵された、古代ローマ最悪の時代のようにも言われたことがあるが、今日的には、フェミニズム歴史視点からの評価の高いことである。
たしかに、ユリア・ドムナ、ユリア・マエサ、ユリア・ソエミア、ユリア・マンマエア、の四人のシリア美女は、皇帝の母として、祖母として、古代ローマ帝国を実質的に統治したのであり、ここまで、女性が政治権力の高みに上りつづけた時代はローマ史上かってなく、また、セウェルス朝が終わって、軍人皇帝時代になってしまうと、女性政治家の出番はまったくなくなってしまうので、四人のユリアの時代は、古代ローマ政治史において、女性の最も輝いた時代といえなくもない。
本書は「ヘリオガバルス」という「両性具有者皇帝」「アナーキスト皇帝」「太陽神化身皇帝」を描いた本であることは間違いないが、同じ程度に、四人のユリア(特にユリア・ソエミア)への女性賛歌であると思う。
旧訳本と新訳本の比較
●一字一句検討したわけではないが、全体として、新訳文と旧訳文に大きな違いはないように思う。
●注は、訳は25個で、新訳は51個で新訳のほうが多いが、どちらもあっさりした注である。
●旧訳の巻末についていた多田氏の名エッセイ(歴史解説?)「シリアの皇女たち」は、新訳本にはついていない。これは当然のことながら、残念である。代わりにアルトーの補撰3編の訳がついている。
●旧訳本の巻末の巌谷國士氏のアルトー論は面白かったが、新訳の鈴木氏のアルトー演劇
論も面白い。
2018年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
白水社から出ていた函入りの仏文学シリーズ「小説のシュルレアリズム」で旧訳を読んだ私は、既に還暦を過ぎた男性で、明治学院大学フランス文学科にて、当時は同学部の助教授でありました巌谷國士先生の教えを受けた者です。
旧訳と新訳との対比等は、既に先達コメントに於いて見事な探求を拝読が出来ますもので、私からの重複は回避します。
新訳は、読み易いです。文章はこなれていて分かり易い日本語にして、河出文庫の活字組みは今日の体裁で、昔の翻訳本と比較すれば、読み易さは一目瞭然です。本当に研究されている現役の学生また院生の各位へは、白水社のUブックスからの旧訳と、この文庫(新訳)との合わせ読みを推奨しますながら、読書の範疇であれば新訳の文庫だけで全く事足りましょうと思います。白水社のUブックスと先述の函入り「小説のシュルレアリズム」版は同じ翻訳です。
旧訳版は、確か林真理が読んで高い評価の感想を語った記憶ありますが、アポリネールから卒論を書いていた私は、実は大卒後に初めて旧訳を一読したのでした。新卒で当の私の職業は、JALPAKツアーコンダクター(海外旅行の添乗員)で、ヨーロッパ担当で何故かイタリア専門として会社から教育されました。また、新潟市内のイタリア軒(注・市内随一のJAL系ホテル)で偶然に巌谷教授とお会いしたのも、添乗員だった時代の休日旅行からの思い出です。大学時代は、先生の世田谷区の御宅までお邪魔いたしましたもので、林真理も確か随行でしたね。
旧訳と新訳との対比等は、既に先達コメントに於いて見事な探求を拝読が出来ますもので、私からの重複は回避します。
新訳は、読み易いです。文章はこなれていて分かり易い日本語にして、河出文庫の活字組みは今日の体裁で、昔の翻訳本と比較すれば、読み易さは一目瞭然です。本当に研究されている現役の学生また院生の各位へは、白水社のUブックスからの旧訳と、この文庫(新訳)との合わせ読みを推奨しますながら、読書の範疇であれば新訳の文庫だけで全く事足りましょうと思います。白水社のUブックスと先述の函入り「小説のシュルレアリズム」版は同じ翻訳です。
旧訳版は、確か林真理が読んで高い評価の感想を語った記憶ありますが、アポリネールから卒論を書いていた私は、実は大卒後に初めて旧訳を一読したのでした。新卒で当の私の職業は、JALPAKツアーコンダクター(海外旅行の添乗員)で、ヨーロッパ担当で何故かイタリア専門として会社から教育されました。また、新潟市内のイタリア軒(注・市内随一のJAL系ホテル)で偶然に巌谷教授とお会いしたのも、添乗員だった時代の休日旅行からの思い出です。大学時代は、先生の世田谷区の御宅までお邪魔いたしましたもので、林真理も確か随行でしたね。