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生活の世界歴史 10 (河出文庫 826J) 文庫 – 1992/2/1

3.8 5つ星のうち3.8 22個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (1992/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1992/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 361ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309472206
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309472201
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 22個の評価

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川北 稔
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カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
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22グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多少 淡々とした説明ではあるものの この時代の大衆がどういった日常下にいるか知ることができました
もっと深く詳しく知りたい人には不満もあるかもしれませんが生活から歴史を見たいと思う人が最初に読む物として十分な出来だと思います
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味ある内容が書かれていて読み進めることができますが、産業革命時代の空気が伝わってくるかというとそうでもない気がします。極端な言い方をすれば年表を眺めているような感じがします。それはおそらくここに出てくる「民衆」というのがどちらかといえば生活レベルが中より上の、歴史を記録として残せる集団の情報に偏っているような気がするからです。意思表示ができなかったもう一方の民衆の痕跡を積極的に探して伝えてほしかったと思います。
 また、途中からコーヒーハウスの話が延々と続くのには少々うんざりで、「コーヒーハウス」という単語があるページは読み飛ばしてしまいました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素材が権力者や英雄に偏りがちな教科書的歴史書とは逆に、民衆の生きざまに焦点を合わせた近代史です。産業革命が人々の暮しをどのように豊かにし、人々にどのような困難を背負わせることになったのかが、興味深いイラスト入りで解説されています。経済学と経営学を主な関心領域とするレビュアーにとっても大変参考になりました。『生活の世界史』10巻のなかでも、本書は経済系・経営系の学生諸君にも是非一読を勧めたい好著です。ただ、文庫版とはいえ、今日的な標準からすると活字が小さすぎるのが難点です。このシリーズは、末永く読み継がれる価値のある歴史書ですから、いずれ活字サイズを改めた新装版の出版を期待したいものです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イギリスの産業革命について深く勉強したいと思い本書を手に取りました。これまでにアシュトンの「産業革命」などを読んではいましたが、本書は産業革命時代の人間像を可能な限り生々しく記述されていて、とても勉強になりました。文庫版で購入しましたが読み応えは十分です。産業革命によって人々の生活が劇的に変わりましたが、当時の英国でもっとも重要だったのが社会的地位。上流、中流、下流(労働者層)という意識は産業革命時代に生まれたそうですが、本書を読むといかに多くの人々が自分自身の社会的地位をあげることに必死になっていたかわかります。21世紀の現在でも周りの人からどう見られているかを気にしながら生活している人が多いですから、人間は古今東西あまり変わっていないんだな、と苦笑しながら読みました。

本書でとてもよかったのは当時の絵画、版画をイラストとして多用していることです。文章を補完する意味でとても良かったです。また興味深かったのは当時英国に旅行に行ったドイツ人旅行者の日記のように「外国人から見た産業革命」がわかることです。イギリスの良いところ、悪いところが生々しく記述されていて、想像力をかきたてられました。産業革命を学ぶ人は本書は必須かと思いますし、学術研究ではなく教養として産業革命の勉強をしたいという人も十分楽しめます。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年1月16日に日本でレビュー済み
 私は“近代”なる言葉を恰もそれ以前よりの断絶を示すかのような文脈で使われることには強い違和感を感じていました。今さすがにそこまで安直な用法で近代化を語る向きは無くなって来たのでしょうが、まだ何処と無く“近代”には光り輝くヨーロッパの残滓を包んで、憧憬と怨念を含んだ、それまでの何処でもない、まったく新しい世界という印象が拭い難く存在しているように思います。そこで、“近代”の先駆者であり、推進者であった世界は一体どんなものだったのかということを知ることが、“近代”とは何なのかという理解にとって必須ものでありましょう。それも制度の変化、思想の変化など、より純化された形而上的部分を引くのではなく、人類の進歩を思案するより、明日の夕食の献立を、お隣さんとの近所づきあいを思案したであろう、人間の卑近でしかも不可欠な日常を追うことによって、その実像に目を向けることによってこそ、本当の近代化の諸相が見えてこようというものではないでしょうか。所詮どんな偉大な政治家も思想家も、第一義的にはその時代の空気を吸っていた生活者であることを出ないのですから。
 前置きが長くなりましたが、そこで本書です。本書はまったくそんな痒いところに手が届く、もしくは届かせようとの努力の下に書かれており、必見の書です。茶、砂糖、煙草など嗜好品の普及による一般化とその階級社会への目に見える影響。公害の萌芽と世界の最先端を行くにしては古代にすら劣る、余りにお粗末な社会資本。工場に勤める労働者の一日の描写から、そんな「まっとうな」労働者の中にすら入れてもらえない、その日暮の労働者たちの多彩で悲惨な生活。型や暇をつぶすことが仕事の世界と新しくその中に入るための階梯。この他一章一章、一頁一頁が極めて好奇心をそそられる、興味深く魅力的な情報に満ち満ちており、読んで絶対に後悔しない本と、断言できる一冊です。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
産業革命当時の大衆の生活について知りたくて購入しました。

他のレビューにもありましたが、当時の息づかいを感じられるというよりは、学校の教科書のように重要なポイントを、庶民生活という観点から列挙している本です。

出版された時代なのか作者の政治的スタンスなのか、随所に「成田空港建設に断固として反対闘争を戦った農民たちのように、イギリスの農民たちも地主の...」など、数世代前のおじさんの熱気が随所ににじみでています。

おじさんの武勇伝が読みたかったわけではないので星一つにしました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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