1978年に文藝春秋から出た単行本の文庫化。
著者は散り調査所/国土地理院で長年にわたって地図製作に関わってきた人物。
本書は、地図に関するエッセイ30本弱を一冊にまとめたもの。人文地理系の話題が中心となっている。
ギリシャ時代に地球の大きさをどうやって測ったか、コロンブスの新大陸発見は誤測が産んだものだったこと、『宝島』の地図をつくるには何日かかるか、『西遊記』のなかの計測、三角点はどこに設置されるのかなど、興味深い話題が満載である。
確かな知識に裏打ちされ、文章にもユーモアがあり、とても楽しい本であった。
地図に関するいろいろな疑問も氷解する。
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地図のファンタジア (河出文庫 お 7-1) 文庫 – 1999/9/1
尾崎 幸男
(著)
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日1999/9/1
- ISBN-104309473881
- ISBN-13978-4309473888
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (1999/9/1)
- 発売日 : 1999/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 269ページ
- ISBN-10 : 4309473881
- ISBN-13 : 978-4309473888
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