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道歌から知る美しい生き方 (KAWADE夢新書 326) 新書 – 2007/2/21

3.8 5つ星のうち3.8 12個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2007/2/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/2/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 200ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309503268
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309503264
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 12個の評価

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斎藤 亜加里
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 いい処を突いた本だと思います。中途半端に覚えた道歌を思い出すのに便利です。
道歌として作られた日新公、一休、二宮尊徳、利休らの外に、蜀山人、秀吉、西行
細川ガラシャ、武田信玄、山本五十六らも登場します。個人的に好きな道歌は、
「人多き 人の中にも人ぞなき 人になれ人 人となせ人」
「欲深き 人の心と降る雪は 積もるにつけて道を忘るる」
「語るなと 人に語ればその人は また語るなと語る世の中」
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
道歌は、五七五七七の形で、道徳、教訓を詠んだものである。本書は、その道歌をわかりやすく紹介してくれている好著である。この本の中で、「この秋は雨か嵐か知らねども今日の勤めに田草取るなり(二宮尊徳)」という言葉が32頁にさりげなく挿入されている。この歌については、同じ著者の『親から子へ代々語り継がれてきた教訓歌』(きこ書房)の58~59頁に詳しい。そのレビューの中で述べたように、この歌は「二宮尊徳の道歌」とされているけれど、本当は、横山丸三(まるみつ)の道歌が、そのルーツであることを述べておいた。つまり、俗に二宮翁の歌と誤解されて誤伝されてきているが、本当は違うのである。たとえば、竹内勝太郎編『淘詠集』(横山丸三著、永楽堂書店、大正2年)(国会図書館、大阪府立中央図書館、岡山県立図書館所蔵)の43ページに横山丸三の道歌として「この秋は水かあらしかしらねどもけふの勤めに田草とるなり」とあり、確認することができる。信頼できる二宮尊徳の道歌集には、この歌は収録されていない。すなわち、横山丸三の詠んだ歌の中の「水」が、ある時期に「雨」に差し替えられて、二宮尊徳の道歌であると誤って(もしかすると意図的に偽って?)伝承されるようになったものである。佐々井信太郎『解説二宮先生道歌選』(現代版報徳全書)にはこの道歌は「二宮先生以外の人の作」と明記されています。道歌は「人の道を説く」もののはずだから、その作者を偽ることは、「人の道からはずれる」ことになるのではないだろうか。とはいえ、俗説の扱いは難しい。人々の素朴な信仰の形を反映しているからである。「この秋は」の道歌が二宮翁の歌に間違えられる理由としては、そのように信じたいという世間の風潮があるのだろう。そういった面も、道歌の側面には、つきまとうという点はふまえておこうと思う。何はともあれ、「先人からの生きる知恵」を本書に収められた道歌を味わうことで身につけてみてはいかがであろうか。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕は今、漢字(とくに四字熟語)にはまっています。

世界中の全ての言語のなかで、漢字こそ、本当の洗練された文字だと思っています。

そして、そんな豊かな漢字文化を伝承している我々日本人は、

最高に幸せな民族ではないかと考えています。

そういった観点からこの本を読むと、いろいろと興味深いことを発見しました。

「虎として石に立つ矢のあるものを…」は射石飲羽(楚の熊渠子が暗闇の石を射た故事)

また、精神一到、一念通天。

「浅き瀬は波高く…」浅瀬仇波。

「雨だれにくぼみし軒に…」点滴穿石

「悪しきこと人は知らぬと…」天網恢々。

「世の中は何か常なる…」蒼海桑田、蒼桑之変、諸行無常。

「朝起きて夕べに顔は…」紅顔可憐。

「昨日といい今日と暮らして…」光陰如箭、烏兎匆々。

「立てそむる志だにたゆまねば…」驪竜之珠、頷下之珠。

「吉野川その源をたずぬれば…」嚆矢濫觴。

と四字熟語に置き換えることができます。

そういった楽しみかたもありますが、もちろん処世訓として、

座右の書として実の用としても役立ちます。

五七調の、覚えやすいフレーズで書かれた、先人の知恵袋としておすすめの一冊です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「道歌」という言葉を知らなかったが、掲載歌のなかで知っているものや、今まで聞いたことがある教訓的な歌があり、このような分野があるということを知った。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり」という言葉は知っていても、その上に「山川の末に流るる橡殻も」と付くなどとは思ってもみなかった。そうした言葉が多く、目を見開かされた思いがある。また、今の解釈で生きる示唆が多く解説してあり、とても励まされ、「今日からまたきちんと生きていこう」という意欲が湧いてきた。私の座右の銘にも生きる指針にもなる言葉があり、また子どもを育てるときに、このような言葉をかけて育てていき、昔からの教え、日本の文化を継承していこうという気になった。けっこう地味な本だと思ったが、なかなかいい本だと思う。歌好きの友人から勧められて読んだが、歌に無縁の私にも、かなり目からウロコの本になったと思う。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな5.7.5があったとは。とっても良かったです。人生の教訓詩になりました