まさに奇想と言うべき作品ばかりです。
上質な短篇映画を観たような気分になりました。 10の短篇が収められていますがほとんどの作品に説明はなく強烈なイメージで読ませてくれます。
是非、他の作品の翻訳を出版してもらいたい作家だと思います。
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ブラックジュース (奇想コレクション) 単行本 – 2008/5/1
沈んでいく姉さんを送る歌,わが旦那様,赤鼻の日,愛しいピピット 他
- 本の長さ265ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2008/5/1
- ISBN-10430962202X
- ISBN-13978-4309622026
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登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2008/5/1)
- 発売日 : 2008/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 265ページ
- ISBN-10 : 430962202X
- ISBN-13 : 978-4309622026
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,212,043位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13,497位英米文学研究
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月14日に日本でレビュー済み
オーストラリアの作家、マーゴ・ラナガン氏の短篇集。
奇想コレクションの一冊として出ただけあって、常人の思いもつかない奇想天外な話が満載されており、この手の話しが好きな方には打って付けの作品集に思えました。
ただ、若干向こう側に突き抜けすぎて、こちらの理解を超えた作品も多かったので、イマイチ乗れなかったのも真実として告白しておきます。
文章は読みやすく、色彩感覚や描写力もある様なので、これからの飛躍に期待したいです。出来れば常人の理解の出来る範囲で、ですが。
オーストラリアの気鋭の作家による奇想作品集。お暇ならどうぞ。
奇想コレクションの一冊として出ただけあって、常人の思いもつかない奇想天外な話が満載されており、この手の話しが好きな方には打って付けの作品集に思えました。
ただ、若干向こう側に突き抜けすぎて、こちらの理解を超えた作品も多かったので、イマイチ乗れなかったのも真実として告白しておきます。
文章は読みやすく、色彩感覚や描写力もある様なので、これからの飛躍に期待したいです。出来れば常人の理解の出来る範囲で、ですが。
オーストラリアの気鋭の作家による奇想作品集。お暇ならどうぞ。
2015年8月17日に日本でレビュー済み
「奇想コレクション」叢書としては珍しく日本独自編集でない短編集。この作家は色をタイトルにした作品集ばかりを出しているとのことですが、「ブラックジュース」という響きから想像されるような深い闇、グロテスクさなどは感じられません。
むしろ古い民話を洗練させたような、大時代の壮大な叙事詩の1章だけを切り取ったような、健全で穏健な考え方に立脚した異世界像というべき、どこか爽やかな鮮やかさを持った短編集です。
「奇想」ではあるけれど怪奇趣味ではないし、少年の視点の作品が多いので、この叢書の中でも読者層の偏りがなさそうな部類に入ります。非リアリズム小説に抵抗を持つ人への指南書として薦めることもできそうです。他の作品も読みたいのでこの叢書に入れてくれないでしょうか?
むしろ古い民話を洗練させたような、大時代の壮大な叙事詩の1章だけを切り取ったような、健全で穏健な考え方に立脚した異世界像というべき、どこか爽やかな鮮やかさを持った短編集です。
「奇想」ではあるけれど怪奇趣味ではないし、少年の視点の作品が多いので、この叢書の中でも読者層の偏りがなさそうな部類に入ります。非リアリズム小説に抵抗を持つ人への指南書として薦めることもできそうです。他の作品も読みたいのでこの叢書に入れてくれないでしょうか?