中古品:
¥1,398 税込
配送料 ¥257 6月16日-18日にお届け(12 時間 56 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
中古商品: 良い | 詳細
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: ヤケ、地に汚れ有■全体的に使用感がございますが、本の中身は良好です。■付属品等ある場合は記載がございます。■帯の記載が無い場合は欠品しております。■複数購入での送料割引は行っておりません。■ご注文確認後、水濡れ防止にて丁寧に梱包し、迅速に発送させて頂きます。■配送形態は、基本的に日本郵便のゆうメールのみとさせて頂きます。(土日祝日の郵便発送は無い為、お届け予定日に曜日が含まれてる際は次の平日に発送される事をご了承下さい。)但し、重さ、サイズ、金額によりゆうパケット、ゆうパックでの配送となる場合がございますので、予めご了承下さいませ。ご不明な点がございましたら、メールにてご連絡下さい。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

戦後SF事件史---日本的想像力の70年 (河出ブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2012/2/11

2.4 5つ星のうち2.4 9個の評価

商品の説明

著者について

1962年、茨城県生まれ。評論家。歯科医の傍ら、近代日本の文化史・思想史から、文芸評論や現代社会論まで、幅広く執筆活動を行っている。『日本SF精神史』(河出ブックス)で日本SF大賞・星雲賞ダブル受賞。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2012/2/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/2/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 284ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309624391
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309624396
  • カスタマーレビュー:
    2.4 5つ星のうち2.4 9個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
長山 靖生
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中2.4つ
5つのうち2.4つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
9グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう
“SF的想像力”の欠如が、現代日本を衰退へと導いてしまった?
4 星
“SF的想像力”の欠如が、現代日本を衰退へと導いてしまった?
第41回星雲賞ノンフィクション部門を受賞した『日本SF精神史/幕末・明治から戦後まで』に続き、戦後から3.11.東日本大震災が起こった2011年あたりまでのSF及びその周辺の事件を綴った大変な労作。 とにかく、微に入り細を穿(うが)つ、徹底した事実検証振りが凄まじい。 商業誌版『幻想文学』(幻想文学会出版局)のハイブロウさに驚き、一般受けしなかった紀田順一郎と荒俣宏による『幻想と怪奇』、あまりに高尚過ぎた季刊誌『牧神』の早々とした休刊を鑑みて、買い支えのため二冊ずつ購入したというから、その計り知れない情熱が窺える。 今こそ再評価すべき安部公房の「仮説の文学」と諸作品群、星新一と小松左京、筒井康隆などの登場、代表的なアニメからのアプロ―チ『宇宙戦艦ヤマト』と『機動戦士ガンダム』、後のスタジオ・ジブリ関連とターニング・ポイント的影響力を具えた『新世紀エヴァンゲリオン』、宮崎勤による東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の衝撃)(個人の病理現象まで“オタク”」→著者が言う“SF的想像力”にするべからず)、拡散し過ぎたが故に必然的だったのかもしれないSF冬の時代及びSF氷河期、etc。 あまり長くなっても敬遠される中、駆け足ながら、丁寧と見て好いくらいに網羅した事件簿だと思う。 SFは裾野が広く、各個人が三次元座標の総てへ思い入れのベクトルを延ばせる分野になりがちであるから、当方も気になる点は多々あれど、三点だけ。 P224、工作舎の遊星叢書(プラネタリー・ブックス)『科学的愉快をめぐって』、『月と幻想科学』を引き合いに出すなら、山野浩一と荒俣宏と松岡正剛による『SFと気楽』こそ取り上げて然るべきでは? 「新聞には10年前のことが書かれてある」、「人類は地球を終わらせるために出て来た」等、著者が終盤に何度も繰り返す“SF的想像力”そのものでしょ。 さらに同人誌『チャンネルゼロ』へ言及するなら、いしいひさいちのチマチマ漫画“地底人シリーズ”のナンセンス性&スラップスティック感、SFというジャンルのキャパシティの底知れなさにも触れて欲しかった。 そして、阪神淡路大震災とオウム真理教の地下鉄サリン事件、AMAZONが配信開始とウインドウズ95登場とアナハイムのディズニーランドがリニューアル、テレビ版『新世紀エヴァンゲリオン』スタート等々があった1995年と緊密に結び付ければ、もっとこの本の主旨が明確になったかも。。 国政に目を向ければ、日本社会党・自由民主党・新党さきがけ合体の村山内閣とその改造内閣という混乱の時代、企業における家族制度のような終身雇用制度が一挙に解体へと向かい、試行錯誤しながら進む男女雇用機会均等法で露わになるセクハラ、パワハラ、モラハラ……でも、あの頃は今最も重要だと言われる格差と貧困問題を誰も口にしなかったんだよ。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした

上位レビュー、対象国: 日本

2019年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年6月12日に日本でレビュー済み
カスタマー画像
5つ星のうち4.0 “SF的想像力”の欠如が、現代日本を衰退へと導いてしまった?
2022年6月12日に日本でレビュー済み
第41回星雲賞ノンフィクション部門を受賞した『日本SF精神史/幕末・明治から戦後まで』に続き、戦後から3.11.東日本大震災が起こった2011年あたりまでのSF及びその周辺の事件を綴った大変な労作。

 とにかく、微に入り細を穿(うが)つ、徹底した事実検証振りが凄まじい。
 商業誌版『幻想文学』(幻想文学会出版局)のハイブロウさに驚き、一般受けしなかった紀田順一郎と荒俣宏による『幻想と怪奇』、あまりに高尚過ぎた季刊誌『牧神』の早々とした休刊を鑑みて、買い支えのため二冊ずつ購入したというから、その計り知れない情熱が窺える。

今こそ再評価すべき安部公房の「仮説の文学」と諸作品群、星新一と小松左京、筒井康隆などの登場、代表的なアニメからのアプロ―チ『宇宙戦艦ヤマト』と『機動戦士ガンダム』、後のスタジオ・ジブリ関連とターニング・ポイント的影響力を具えた『新世紀エヴァンゲリオン』、宮崎勤による東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の衝撃)(個人の病理現象まで“オタク”」→著者が言う“SF的想像力”にするべからず)、拡散し過ぎたが故に必然的だったのかもしれないSF冬の時代及びSF氷河期、etc。
 あまり長くなっても敬遠される中、駆け足ながら、丁寧と見て好いくらいに網羅した事件簿だと思う。

 SFは裾野が広く、各個人が三次元座標の総てへ思い入れのベクトルを延ばせる分野になりがちであるから、当方も気になる点は多々あれど、三点だけ。

 P224、工作舎の遊星叢書(プラネタリー・ブックス)『科学的愉快をめぐって』、『月と幻想科学』を引き合いに出すなら、山野浩一と荒俣宏と松岡正剛による『SFと気楽』こそ取り上げて然るべきでは?
 「新聞には10年前のことが書かれてある」、「人類は地球を終わらせるために出て来た」等、著者が終盤に何度も繰り返す“SF的想像力”そのものでしょ。

 さらに同人誌『チャンネルゼロ』へ言及するなら、いしいひさいちのチマチマ漫画“地底人シリーズ”のナンセンス性&スラップスティック感、SFというジャンルのキャパシティの底知れなさにも触れて欲しかった。

 そして、阪神淡路大震災とオウム真理教の地下鉄サリン事件、AMAZONが配信開始とウインドウズ95登場とアナハイムのディズニーランドがリニューアル、テレビ版『新世紀エヴァンゲリオン』スタート等々があった1995年と緊密に結び付ければ、もっとこの本の主旨が明確になったかも。。
 国政に目を向ければ、日本社会党・自由民主党・新党さきがけ合体の村山内閣とその改造内閣という混乱の時代、企業における家族制度のような終身雇用制度が一挙に解体へと向かい、試行錯誤しながら進む男女雇用機会均等法で露わになるセクハラ、パワハラ、モラハラ……でも、あの頃は今最も重要だと言われる格差と貧困問題を誰も口にしなかったんだよ。
このレビューの画像
カスタマー画像
カスタマー画像
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月2日に日本でレビュー済み
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年3月21日に日本でレビュー済み
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月8日に日本でレビュー済み
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年4月8日に日本でレビュー済み
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート