女子柔道家による新組織を立ち上げれば、解決する問題です。
講道館柔道は女性の試合を想定していなかったわけであり、現状はそのまま、、、。
となれば、結論はすでに出ているのであって、
男性が作った男性のための組織が女性に対して配慮できるわけはない。
ゆえに、女性選手を想定した組織を、司書の一歩から講道館とは無関係に創立する以外、方法はないはずです。
外国とは前提条件がちがいすぎており、現行組織には現実問題に対応する能力はありません。
それがわかる、非常にいい書籍です。
著者には、女性柔道家のための組織化に関する提言と、組織創立に向けた努力に期待したいですね。
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性と柔: 女子柔道史から問う (河出ブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2013/11/12
溝口 紀子
(著)
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★上野千鶴子さん推薦★
「柔よく剛を制す…柔道は女のためにある?目からウロコが何枚も落ちた! 」
オリンピック銀メダリストにして、気鋭の社会学者。
「男たちのムラ社会」に挑む、衝撃のデビュー作!
『嘉納治五郎が掲げた柔道の目的は「精力善用」「自他共栄」であるが、
今日の暴力や公金不正使用、といった相次ぐ全柔連の不祥事をみると、
現在の柔道は皮肉にも「精力悪用」「自他共犯」と置き換えることができる。
反面、15人の女子選手の告発は、本当の意味でスポーツの民主化、
オリンピズムが浸透してきたことの何よりの証左である。』(本書より)
【目次】
●はじめに
金メダルしか認められない日本柔道界/「女性らしい柔道」とは何か/
体罰と戦後柔道/社会と柔道のつながり
<第一部 柔道史から社会を見つめる>
●第1章 正史と秘史
「正しき柔道」「悪しき柔道」/大日本武徳会----「学士さまの柔道」/
武徳会と講道館の対峙/前期武徳会----武勇を尊ぶ精神性/
中期武徳会----行き過ぎた興亡/後期武徳会----東條武徳会、そしてGHQによる解散/
段位制度/警視庁柔道/高専柔道/技術史としての柔道/「形」とは何か/
武道のイベント化/徒手格闘技と交じり合う柔道/柔道と柔術/JUDOとJUJITSU
●第2章 柔道の社会的価値
勝利至上主義の規範/暴力を容認してきた柔道界/文化としての柔道を見定める/
GHQの狙い/異種格闘技としての柔道/「遊び」としての柔道
<第二部 女性と柔道>
●第3章 女子柔道の歴史
女子スポーツの扱われ方/禁止された女子の柔道/「令嬢」の柔術/
女であるというだけで/海外の女性柔道
●第4章 いかに蔑視されてきたのか
諸外国の事例から/アメリカとYMCA/出遅れた日本の基準/
世界女子柔道選手権大会/男女雇用機会均等法と女子柔道の消費化/
五輪への参入と実業団柔道/現在における女性柔道/
女子柔道強化選手の暴力・ハラスメント告発/全柔連の助成金不正受給/
全柔連理事のわいせつ事件/上村体制化における勝利至上主義の促進/
エロチシズムと大衆文化
●まとめ
「柔よく剛を制す…柔道は女のためにある?目からウロコが何枚も落ちた! 」
オリンピック銀メダリストにして、気鋭の社会学者。
「男たちのムラ社会」に挑む、衝撃のデビュー作!
『嘉納治五郎が掲げた柔道の目的は「精力善用」「自他共栄」であるが、
今日の暴力や公金不正使用、といった相次ぐ全柔連の不祥事をみると、
現在の柔道は皮肉にも「精力悪用」「自他共犯」と置き換えることができる。
反面、15人の女子選手の告発は、本当の意味でスポーツの民主化、
オリンピズムが浸透してきたことの何よりの証左である。』(本書より)
【目次】
●はじめに
金メダルしか認められない日本柔道界/「女性らしい柔道」とは何か/
体罰と戦後柔道/社会と柔道のつながり
<第一部 柔道史から社会を見つめる>
●第1章 正史と秘史
「正しき柔道」「悪しき柔道」/大日本武徳会----「学士さまの柔道」/
武徳会と講道館の対峙/前期武徳会----武勇を尊ぶ精神性/
中期武徳会----行き過ぎた興亡/後期武徳会----東條武徳会、そしてGHQによる解散/
段位制度/警視庁柔道/高専柔道/技術史としての柔道/「形」とは何か/
武道のイベント化/徒手格闘技と交じり合う柔道/柔道と柔術/JUDOとJUJITSU
●第2章 柔道の社会的価値
勝利至上主義の規範/暴力を容認してきた柔道界/文化としての柔道を見定める/
GHQの狙い/異種格闘技としての柔道/「遊び」としての柔道
<第二部 女性と柔道>
●第3章 女子柔道の歴史
女子スポーツの扱われ方/禁止された女子の柔道/「令嬢」の柔術/
女であるというだけで/海外の女性柔道
●第4章 いかに蔑視されてきたのか
諸外国の事例から/アメリカとYMCA/出遅れた日本の基準/
世界女子柔道選手権大会/男女雇用機会均等法と女子柔道の消費化/
五輪への参入と実業団柔道/現在における女性柔道/
女子柔道強化選手の暴力・ハラスメント告発/全柔連の助成金不正受給/
全柔連理事のわいせつ事件/上村体制化における勝利至上主義の促進/
エロチシズムと大衆文化
●まとめ
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2013/11/12
- ISBN-104309624642
- ISBN-13978-4309624648
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商品の説明
著者について
1971年生。スポーツ社会学者。92年、バルセロナオリンピック女子柔道52kg級銀メダリスト。フランスナショナルコーチ(2002~04年)を経て、現在は静岡文化芸術大学文化政策学部国際文化学科准教授。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2013/11/12)
- 発売日 : 2013/11/12
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 232ページ
- ISBN-10 : 4309624642
- ISBN-13 : 978-4309624648
- Amazon 売れ筋ランキング: - 618,420位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の柔道界を、「男、無差別級こそ偉い、学閥」という非知的な体制以外で、解析してくれた点で、GOOD!
2014年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全柔連の事が殆んど書いてない。
園田問題を避けている。
がっかり・でした。
期待はずれ。
園田問題を避けている。
がっかり・でした。
期待はずれ。
2013年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バルセロナ五輪の女子銀メダリストである著者が、体罰やセクハラなど今の柔道界をとりまく諸問題を取り上げています。女子柔道の歴史を通して、体験談をもふまえつつ理性的に語っている内容には、共感するところが非常に多かったと思います。
2014年1月23日に日本でレビュー済み
表紙の折り返し部分に、「日本の女子柔道だけが、白線が入った黒帯を締めなければならない」と書かれている。
この、柔道発祥の国で有る日本で、何故女子柔道に差を付けるのか?その様な疑問を、正史で有る講道館柔道から一旦離れ、講道館以外の柔道の歴史を紐解きながら女子柔道の歴史にスポットを当てて紹介してくれる。
柔道の経験は無いが、柔道に憧れに近い思いを持っている自分にとって、講道館柔道以外の柔道や柔術、柔道イコール講道館柔道となった歴史を本書で知る事が出来たのは幸いだった。
特に、表立って知られている、様々な柔術流派が跋扈していた時代に、講道館がそれら柔術流派との試合で連戦連勝し、柔術流派を纏め上げ柔道とした、と言う部分の真実を解き明かし、更に講道館以前の柔術時代での女性と柔術の歴史を詳しく紐解きながら、講道館における女性の地位を明らかにしている点については、非常に良い本だと思う。
しかし、女子柔道ナショナルチームにおける暴行・セクハラ事件、オリンピック金メダリストによる女子大柔道部員へのわいせつ事件など、全柔連の闇の部分や女子選手に対する男子指導者や全柔連役員の性的な見解などを解き明かしてくれるのか?と言う点については、本書は触れてはいるものの、解き明かすまでには至っていない。
「女性と柔」と、「性と柔」では読む側の捉え方は異なると思う。特に、最近連続して発覚した女性の性に対する柔道関連のニュースを耳にしていればなお更だ。なので、なぜ「性と柔」と好奇心を煽るようなタイトルを付けたのかが疑問に残った。
この、柔道発祥の国で有る日本で、何故女子柔道に差を付けるのか?その様な疑問を、正史で有る講道館柔道から一旦離れ、講道館以外の柔道の歴史を紐解きながら女子柔道の歴史にスポットを当てて紹介してくれる。
柔道の経験は無いが、柔道に憧れに近い思いを持っている自分にとって、講道館柔道以外の柔道や柔術、柔道イコール講道館柔道となった歴史を本書で知る事が出来たのは幸いだった。
特に、表立って知られている、様々な柔術流派が跋扈していた時代に、講道館がそれら柔術流派との試合で連戦連勝し、柔術流派を纏め上げ柔道とした、と言う部分の真実を解き明かし、更に講道館以前の柔術時代での女性と柔術の歴史を詳しく紐解きながら、講道館における女性の地位を明らかにしている点については、非常に良い本だと思う。
しかし、女子柔道ナショナルチームにおける暴行・セクハラ事件、オリンピック金メダリストによる女子大柔道部員へのわいせつ事件など、全柔連の闇の部分や女子選手に対する男子指導者や全柔連役員の性的な見解などを解き明かしてくれるのか?と言う点については、本書は触れてはいるものの、解き明かすまでには至っていない。
「女性と柔」と、「性と柔」では読む側の捉え方は異なると思う。特に、最近連続して発覚した女性の性に対する柔道関連のニュースを耳にしていればなお更だ。なので、なぜ「性と柔」と好奇心を煽るようなタイトルを付けたのかが疑問に残った。
2013年11月28日に日本でレビュー済み
おそらく一連の柔道界の騒動のなか、オピニオニストとして注目された溝口氏著であるがゆえにこの書を手にとる向きが多いだろうが、その場合、いい意味で「スキャンダル志向」の期待が裏切られる。ことの真相は最終第四章で明かされるが、そこにいたる筋が大切である。そこで描かれているのは、柔道正史が編まれる際の後付けの理屈や操作、柔道がJUDOとなる文化触変のプロセス、そして溝口氏が数年前からこの研究に向かわねばならなくなった個人的・歴史的必然である。ことは柔道に限らない文化論、歴史学として読める本である。
2015年5月30日に日本でレビュー済み
柔道家でもあり、現在多方面で活躍中の著者。柔道界で表面化した問題に対する著者の意見が中心なのかと思っていたところ、期待をいい意味で裏切れた。もちろん柔道界の問題にも言及があるが、むしろたくさんの資料と、冷静な分析から、その問題の根源、柔道の根源を探ろうという書だ。柔道を志す者であるならば、知っておくべき柔道の歴史が記されている。