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図説大正昭和くらしの博物誌: 民族学の父・渋沢敬三とアチック・ミューゼアム (ふくろうの本) 単行本 – 2001/3/1
- 本の長さ167ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2001/3/1
- ISBN-104309726569
- ISBN-13978-4309726564
商品の説明
商品説明
収蔵品の品定めは後回しにして、コラムページに目を向けよう。執筆者たちが訴えているのはただひとつ。「アチック・ミューゼアム」の生みの親、渋沢敬三の人となりである。
渋沢栄一の孫で、日本経済界の大物だった敬三は、大学時代の大正半ば、自宅の物置小屋の屋根裏に小さな展示場を作った。仲間を集めての博物館ごっこは、次第に本格的な民族学研究へと発展し、「アチック・ミューゼアム」は民族学研究の中心的役割を担うようになる。日銀総裁や大蔵大臣を歴任した敬三は、学問の道を忘れず、戦後の財閥解体で資産を失った後も、若い研究者への支援、学界活性化のための尽力を生涯続けた…。さまざまな敬三のエピソードから、後輩である執筆者たちのまっすぐな敬慕が伝わってくる。
敬三の業績を知った上で、コレクションの数々を見ると、また違った輝きが見えてくる。晩年、病床にあった敬三が「今まで(学問に)いくら金を使ったか」と聞かれ、「10億かな」と無頓着に答えたという逸話が、いつまでも心に残る。(長井好弘)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2001/3/1)
- 発売日 : 2001/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 167ページ
- ISBN-10 : 4309726569
- ISBN-13 : 978-4309726564
- Amazon 売れ筋ランキング: - 245,398位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 178位日本の民俗
- - 37,645位暮らし・健康・子育て (本)
カスタマーレビュー
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