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図説大正昭和くらしの博物誌: 民族学の父・渋沢敬三とアチック・ミューゼアム (ふくろうの本) 単行本 – 2001/3/1


商品の説明

商品説明

書名を見、パラパラとページをめくった印象は、いわゆるカタログ本である。日本の民族学研究のさきがけ「アチック・ミューゼアム」のコレクションである土人形や玩具、だるまさん、民具類などが、美しい写真と詳細な解説で紹介されている。だが、これらのカタログ部分を拾い読みするだけでは、本書の本当の魅力は伝わらない。

収蔵品の品定めは後回しにして、コラムページに目を向けよう。執筆者たちが訴えているのはただひとつ。「アチック・ミューゼアム」の生みの親、渋沢敬三の人となりである。

渋沢栄一の孫で、日本経済界の大物だった敬三は、大学時代の大正半ば、自宅の物置小屋の屋根裏に小さな展示場を作った。仲間を集めての博物館ごっこは、次第に本格的な民族学研究へと発展し、「アチック・ミューゼアム」は民族学研究の中心的役割を担うようになる。日銀総裁や大蔵大臣を歴任した敬三は、学問の道を忘れず、戦後の財閥解体で資産を失った後も、若い研究者への支援、学界活性化のための尽力を生涯続けた…。さまざまな敬三のエピソードから、後輩である執筆者たちのまっすぐな敬慕が伝わってくる。

敬三の業績を知った上で、コレクションの数々を見ると、また違った輝きが見えてくる。晩年、病床にあった敬三が「今まで(学問に)いくら金を使ったか」と聞かれ、「10億かな」と無頓着に答えたという逸話が、いつまでも心に残る。(長井好弘)

内容(「MARC」データベースより)

日銀総裁・蔵相を歴任した渋沢敬三が青年時代に自宅につくった小さな博物館「アチック・ミューゼアム」。これがやがて民俗学・民俗学資料の収集へと発展していった。大正・昭和の生活をうかがう貴重なコレクションの数々。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2001/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 167ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309726569
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309726564

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