非常によくまとまった良い本だと思います。
事件を時系列で追っていますが、過不足なく
ポイントを絞り込んだ記述も読みやすいです。
写真や地図も豊富なので、臨場感もあります。
私にとって永久保存版です。
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図説2・26事件 (ふくろうの本) 単行本 – 2003/1/1
- 本の長さ167ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2003/1/1
- ISBN-104309760260
- ISBN-13978-4309760261
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「昭和維新」を掲げる青年将校たちが1500名余の兵士を率いて首相官邸や警視庁・政府中枢機関を占拠、襲撃して要人を殺害。帝都東京を震撼させた未曾有のクーデター「2・26事件」の全経過と謎の真相に迫る。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2003/1/1)
- 発売日 : 2003/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 167ページ
- ISBN-10 : 4309760260
- ISBN-13 : 978-4309760261
- Amazon 売れ筋ランキング: - 309,384位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第一次大戦後、アメリカ市況が引き起こした世界恐慌により大打撃を受けた日本の主力である絹産業を中心とした賃金の下落。
天皇による統制を主体とする皇道派と軍部による統制を主体とした統制派の軍閥争い。
海軍設立時に陸軍予算からの拠出を行っていた関係から、陸軍将校と海軍将校との現場折り合いの悪さ。
そして皇道派の黒幕と言われた陸軍大将・真崎甚三郎の、二・二六事件最大の謎とも言うべき無罪の勝ち取り。
この事件を通じ皇道派は失速、統制派が政権を握り、統制派軍閥のトップであった東条内閣が成立し陸軍内の掌握を一気に行うが、折しも先のABCD包囲網がかかり日本国内への石油や鉄の輸入がストップした。
これを機に大日本帝国は右翼思想の全体主義、すなわちファシズムの台頭へ進み、大東亜戦争を嚆矢に人類史上最大の戦争である第二次世界大戦へと繋がってゆくのである。
大日本帝国から日本国に生まれ変わりゆくターニングポイントであり、この時代の歴史に学ぶことは今後の日本においても非常に有用かと思います。
天皇による統制を主体とする皇道派と軍部による統制を主体とした統制派の軍閥争い。
海軍設立時に陸軍予算からの拠出を行っていた関係から、陸軍将校と海軍将校との現場折り合いの悪さ。
そして皇道派の黒幕と言われた陸軍大将・真崎甚三郎の、二・二六事件最大の謎とも言うべき無罪の勝ち取り。
この事件を通じ皇道派は失速、統制派が政権を握り、統制派軍閥のトップであった東条内閣が成立し陸軍内の掌握を一気に行うが、折しも先のABCD包囲網がかかり日本国内への石油や鉄の輸入がストップした。
これを機に大日本帝国は右翼思想の全体主義、すなわちファシズムの台頭へ進み、大東亜戦争を嚆矢に人類史上最大の戦争である第二次世界大戦へと繋がってゆくのである。
大日本帝国から日本国に生まれ変わりゆくターニングポイントであり、この時代の歴史に学ぶことは今後の日本においても非常に有用かと思います。
2012年11月17日に日本でレビュー済み
副読本というのでしょうか。参考にそばにおいておくと便利です。写真もきれいで、かついろいろあります。同じタイトルの茶園義男「図説二・二六事件」のように編集ポリシーはないけれど、その分、初心者向けです。でもところどころ細部に記述の誤りがあります。ただしそれは高橋是清蔵相の切られた腕が右か左かのたぐいですから、初心者には人畜無害でしょう。では二・二六事件のメインディッシュはなにか。これはなかなか難問ですね(笑い)
2007年8月17日に日本でレビュー済み
二・二六事件は日本近代史を揺るがす大事件でした。
にも関わらず、これのみに視点を当てた本はあまり多いとはいえません。
そんな中でも、この本は写真や事件の一連の動きなどが詳細に記されています。
この事件を知る上で非常に参考になると思います。
にも関わらず、これのみに視点を当てた本はあまり多いとはいえません。
そんな中でも、この本は写真や事件の一連の動きなどが詳細に記されています。
この事件を知る上で非常に参考になると思います。