無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
図説 本の歴史 (ふくろうの本/世界の文化) 単行本(ソフトカバー) – 2011/7/8
樺山 紘一
(編集)
石に刻み、木や葉に書くことから始まった書物は、グーテンベルクの印刷術によってさらに大きく進展することになった。電子書籍の時代を迎えようとしている今日、書物の歴史を振り返る。
- 本の長さ127ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2011/7/8
- 寸法16.9 x 0.9 x 21.5 cm
- ISBN-104309761690
- ISBN-13978-4309761695
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1941年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学文学部教授、同文学部長を経て、現在、東京大学名誉教授。2001年より国立西洋美術館長、2005年より印刷博物館館長。著書多数。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2011/7/8)
- 発売日 : 2011/7/8
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 127ページ
- ISBN-10 : 4309761690
- ISBN-13 : 978-4309761695
- 寸法 : 16.9 x 0.9 x 21.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 713,829位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,553位世界史 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
14グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年8月23日に日本でレビュー済み
印刷博物館のショップで購入。博物館で展示見学後、ゆっくりこの本を読むのを楽しみました。名古屋の貸本屋さんの話や家康の駿河版銅活字などワクワクすることがたくさん書いてありました。
2017年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
写真も豊富で飽きずに読みました。手元においてちょこちょこ眺めて楽しんでいます。
2013年4月1日に日本でレビュー済み
全ページカラー。歴史的観点から、本の深い世界の一端を覗かせてくれる。
・中世修道士が写本を読み、ペンにより思いを書き込み、思考を進めたキリスト教修道院の一室は特別な空間であり、その姿が描写された絵画により、書斎のあるべき姿を再確認させてくれる。理想型のひとつ。(p70)
・江戸の庶民の読書レベルには少なからず驚かされる。貸本の普及と言い、1600年代の西欧諸国の都市住民を凌駕していたのではないだろうか。(p80,86,89)
・雑誌は書籍と別に発展したのか。(p116)
GoogleやAmazonのおかげで書籍の探索が格段に楽になった。
将来的には、日常の情報収集・調査、ちょっとした小説は電子書籍、長編小説や絵画集などは書斎を飾る豪華本といった具合に、"本の棲み分け"ができるのだろう。
それでも、ページを指で繰ることは読書の充足感に直結するし、この感覚は大切にしたい思う。
・中世修道士が写本を読み、ペンにより思いを書き込み、思考を進めたキリスト教修道院の一室は特別な空間であり、その姿が描写された絵画により、書斎のあるべき姿を再確認させてくれる。理想型のひとつ。(p70)
・江戸の庶民の読書レベルには少なからず驚かされる。貸本の普及と言い、1600年代の西欧諸国の都市住民を凌駕していたのではないだろうか。(p80,86,89)
・雑誌は書籍と別に発展したのか。(p116)
GoogleやAmazonのおかげで書籍の探索が格段に楽になった。
将来的には、日常の情報収集・調査、ちょっとした小説は電子書籍、長編小説や絵画集などは書斎を飾る豪華本といった具合に、"本の棲み分け"ができるのだろう。
それでも、ページを指で繰ることは読書の充足感に直結するし、この感覚は大切にしたい思う。
2012年7月16日に日本でレビュー済み
前国立西洋美術館長であり、現印刷博物館館長の東京大学名誉教授・樺山紘一氏の編著です。他は、印刷博物館学芸企画室長の宗村泉氏、同博物館学芸員の緒方宏大氏、同中西保仁氏による分担執筆でした。ほとんどがカラーページで、図版も多く、ビジュアルを通して内容を理解できるような工夫がなされていました。
通史的な編集ではなく、各テーマ・項目別の読み物として構成してあり、通読することで『本の歴史』という大きなテーマを理解するという構成になっていました。各人の関心事や研究テーマ別の分担執筆によって、ある項目を知る上での辞書的な使用も可能でしょう。
例えば46ページの「大印刷時代の展開」という聞き慣れない項目を一例として取り上げて見ましょう。
樺山氏も「まだ、一般化してはいない。けれども15世紀から次の世紀にかけてのヨーロッパをあらわす言葉として、たいへん説得力がある」としています。1450年代前半、グーテンベルクが金属活字による活版印刷技術を開発してから以降の流れをさしているようでした。関連する添付図「15世紀、活版印刷術の広がり」は初めて目にする図でしたが、その活版印刷のヨーロッパでの広がり具合は興味深い事象でした。
本書の内容を少し記します。
1章 書物という仕組みは(本とはなんだろう 旅のはじめにあって、紙という舞台 この最強のメディア ほか)
2章 本が揺り籃から出る(アルファベットを書く 書体の工夫、漢字の書体 ほか)
3章 書物にみなぎる活気(グーテンベルクの存在、大印刷時代の展開 ほか)
4章 本の熟成した味わい(本は権利のかたまり 著者権と著作権、本の文明開化 本木昌造と福沢諭吉 ほか)
5章 書物はどこへゆくか(神田神保町 どっこいそれでも古本は生きている、デジタル化の衝撃 ほか)
通史的な編集ではなく、各テーマ・項目別の読み物として構成してあり、通読することで『本の歴史』という大きなテーマを理解するという構成になっていました。各人の関心事や研究テーマ別の分担執筆によって、ある項目を知る上での辞書的な使用も可能でしょう。
例えば46ページの「大印刷時代の展開」という聞き慣れない項目を一例として取り上げて見ましょう。
樺山氏も「まだ、一般化してはいない。けれども15世紀から次の世紀にかけてのヨーロッパをあらわす言葉として、たいへん説得力がある」としています。1450年代前半、グーテンベルクが金属活字による活版印刷技術を開発してから以降の流れをさしているようでした。関連する添付図「15世紀、活版印刷術の広がり」は初めて目にする図でしたが、その活版印刷のヨーロッパでの広がり具合は興味深い事象でした。
本書の内容を少し記します。
1章 書物という仕組みは(本とはなんだろう 旅のはじめにあって、紙という舞台 この最強のメディア ほか)
2章 本が揺り籃から出る(アルファベットを書く 書体の工夫、漢字の書体 ほか)
3章 書物にみなぎる活気(グーテンベルクの存在、大印刷時代の展開 ほか)
4章 本の熟成した味わい(本は権利のかたまり 著者権と著作権、本の文明開化 本木昌造と福沢諭吉 ほか)
5章 書物はどこへゆくか(神田神保町 どっこいそれでも古本は生きている、デジタル化の衝撃 ほか)