このムックの表紙の右上すみに、
「永久保存版」
と書いてある。
宣伝文句に偽り無しとはこのムックのことである。
このムックの魅力を語ると五時間かかる。
ビートたけしとの対談
ホウシャオシェンとの対談
井筒監督による黒澤批判
などなどなど、汲めども尽きぬ滋養たっぷり。
何よりも感動したのは、
娘さんの黒澤和子さんが編集した、
黒澤明の映画・映画監督論
である。
すべらないエピソード満載で数々の監督との
交友録をお届けしてくれる、
カンペキな名作である。
これまで大量の黒澤関連文書を漁ってきたが、
これは最も重要で最もオモロイ、
映画にまつわる大河ドラマである。
ストーリーテリングの技術が、泣かせる

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黒澤明 永久保存版 増補新版: 生誕100年総特集 (KAWADE夢ムック 文藝別冊) ムック – 2010/1/1
- 本の長さ303ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2010/1/1
- ISBN-104309977308
- ISBN-13978-4309977300
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登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2010/1/1)
- 発売日 : 2010/1/1
- 言語 : 日本語
- ムック : 303ページ
- ISBN-10 : 4309977308
- ISBN-13 : 978-4309977300
- Amazon 売れ筋ランキング: - 780,697位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 148,365位雑誌 (本)
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著者について
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ノンフィクション作家、映画・音楽評論家。佐賀市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科を卒業後、「キネマ旬報」パリ駐在員。帰国後、映像ディレクターとしてビデオCM、ビデオクリップを演出。1985年から古湯映画祭(佐賀市富士町)の総合ディレクターを務め、その功績により1990年に「佐賀新聞文化奨励賞」受賞。2001年公開映画『いのちの海』(原作・帚木蓬生)で脚本を初執筆(石堂淑朗と共作)。2003年にオープンした「映像ミュージアム」(埼玉県川口市)の総合アドバイザーを担当。佐賀新聞のコラム「西村雄一郎のシネマ・トーク」は連載30年、1400回を超え、新聞連載の長期記録を更新中。そのコラムは「西村雄一郎のブログ」http://ameblo.jp/kyuzho/で毎週読める。現在、佐賀大学で教鞭をとる。「ふるさと映像塾」塾長。「にしむら映画友の会」会長。
著書『映画に学ぶビデオ術』(ソニー・マガジンズ)はフジテレビによって映画技術講座「アメリカの夜」と題してシリーズ化され、好評を博した。『黒澤明 音と映像』(立風書房)は一部が翻訳され、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の教科書になっている。2010年、モスクワ映画祭の「黒澤明シンポジウム」に日本代表として招待され、講演を行った。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月10日に日本でレビュー済み
どんな人と話しても相手の事を尊重されている彼の人柄が
よく分かります。それにしても萩原健一の馬鹿さ加減には
呆れます。
よく分かります。それにしても萩原健一の馬鹿さ加減には
呆れます。
2010年2月4日に日本でレビュー済み
以前に出版されたKAWADE夢ムック文藝別冊の方が表紙が上品で良かったですね。増補された原稿が2点。そのうちの黒沢が選ぶ映画百選はほかの本でも活字化されているもの。西村氏の原稿は、その後のリメイク企画などの紹介。西村氏の黒沢論は昔は批判もしていたのに、近年は完全に礼賛専門で、まあ、仕方ないかとも思うが、物足りない。最初のムックを持っている人なら購入の必要性がない、少し安易な企画出版ですね。