本文記述内容が予め確認出来ないまま、タイトルで推察して発注することの弊害が、ものの見事に的中した著作 ?
内容は先進的なものは一切見当たらず、民間との情報共有を図ることも主要なテーマとして取り上げていますが、このことは、この分野に係わっている者としては、数年以前から既知のこと。
久し振りに、劣悪とも言える読後感を味わうには、実に最適な本。裏返せば、行政のレベルがこの程度のものかと実感できたに過ぎなかった。
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図解よくわかる自治体の防災・危機管理のしくみ 単行本 – 2003/8/1
鍵屋 一
(著)
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社学陽書房
- 発売日2003/8/1
- ISBN-104313161155
- ISBN-13978-4313161153
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
市民にとっても自治体にとっても避けては通れないテーマである防災・危機管理について解説。住民の命を守り、被害を最小限に抑えるための防災対策の全体像が一目でわかる。主要な災害対策関連法などの資料も収録。
登録情報
- 出版社 : 学陽書房 (2003/8/1)
- 発売日 : 2003/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 189ページ
- ISBN-10 : 4313161155
- ISBN-13 : 978-4313161153
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年4月25日に日本でレビュー済み
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2004年4月19日に日本でレビュー済み
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外郭団体職員ですが突然、自治体側から施設の危機管理マニュアルを作れといわれて困っていました。この本はマニュアルの雛形こそ掲載はしていませんでしたが、防災とは何か、危機とは何かを具体的にわかりやすく項目別、機能別に解説してあり大変参考になりました。おかげで自治体職員側からもお褒めの言葉をあずかりました。初心者にも理解できる内容です。絶対おすすめ
2003年9月7日に日本でレビュー済み
この本は一見誰にでもわかる入門書であり、その目的は十分達しているが、実は著者には大きな隠された意図がある。
著者は、最新の行政経営の基本的な考え方であるNPM(ニューパブリックマネジメント)をベースに防災対策を再構築しようとしている。
NPMとは、端的にいえば、①総花的から選択と集中、すなわち戦略的な行政運営へ、②手続重視や精神論(とにかく頑張る)から、成果重視へ、ということである。
防災に限らず、公務員(国家公務員も含む)には、自分のやっていることの意義もわからずただマニュアルどおり仕事をすることに流されているものが多くないか。昨今の行政批判は、公務員の目的意識の欠如に起因していることが多い。それに対し、現場にどんどんマニュアルでタガをはめよう㡊??することは間違っている。首長やトップが大きな戦略を提示し、現場がその目標達成のために創意工夫をこらすことこそ、効果的で効率的な行政の原点である。予測しがたいことが発生する災害を相手にした、現場の自治体担当者に対して、改革の思いを伝えたいという著者の姿勢は真剣である。担当者だけではなく、首長やあらゆる国民に読んでほしい本である。
著者は、最新の行政経営の基本的な考え方であるNPM(ニューパブリックマネジメント)をベースに防災対策を再構築しようとしている。
NPMとは、端的にいえば、①総花的から選択と集中、すなわち戦略的な行政運営へ、②手続重視や精神論(とにかく頑張る)から、成果重視へ、ということである。
防災に限らず、公務員(国家公務員も含む)には、自分のやっていることの意義もわからずただマニュアルどおり仕事をすることに流されているものが多くないか。昨今の行政批判は、公務員の目的意識の欠如に起因していることが多い。それに対し、現場にどんどんマニュアルでタガをはめよう㡊??することは間違っている。首長やトップが大きな戦略を提示し、現場がその目標達成のために創意工夫をこらすことこそ、効果的で効率的な行政の原点である。予測しがたいことが発生する災害を相手にした、現場の自治体担当者に対して、改革の思いを伝えたいという著者の姿勢は真剣である。担当者だけではなく、首長やあらゆる国民に読んでほしい本である。