必ず毎年いるのが教師を見下す保護者で、特に自分はその対応がうまく出来ていなかった。
反発してしまい余計に関係を悪化させていたと思う。
保護者との良好な人間関係を作るため色々な努力をしたつもりではあったが、参考になる
ような実践例やアドバイスを不運にも見聞きするチャンスなかったので、そういう意味で
このような本は喉から手が出るほど欲しいものでした。
内容はまず先手をとって問題の対応することが保護者との関係を形づくれるというもの。
問題を徹底解析して正面から改善しようという姿勢であると思う。
苦手な問題も逃げずにぶつかれば道は開けるということを教えてもらった。
ただの精神論でなく、著者の理論と実践例から対応策が書かれているので、心身ともに保
護者へ前向きに踏み込んでいこうという気にさせる。
秘策というよりも王道の対応策であり、例えば教師側が情報開示をして保護者を安心させ
一緒に問題を解決していこうというスタンスである。無為自然とまではいかないが問題を
小手先のテクニックでどうこうするというものではなく、真摯に解決していこうという、
心構えと対策を親切に教えてくれる良書であると思う。
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教師のための失敗しない保護者対応の鉄則 単行本 – 2007/3/1
河村 茂雄
(編集)
教師のための失敗しない保護者対応の鉄則 の書籍です。
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社学陽書房
- 発売日2007/3/1
- ISBN-104313630643
- ISBN-13978-4313630642
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登録情報
- 出版社 : 学陽書房; 初版 (2007/3/1)
- 発売日 : 2007/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 190ページ
- ISBN-10 : 4313630643
- ISBN-13 : 978-4313630642
- Amazon 売れ筋ランキング: - 568,318位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 525位学校教育一般関連書籍
- - 14,311位教育学一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学校現場の実情をよく理解した筆者が、よくありがちなケースを例にしながらその具体的対の仕方を場合分けして書いてあり、とても分かりやすいと思います。今後の教育活動の参考に大いに役立ちそうです。
2012年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
保護者のカテゴライズが参考になります。対応方法も実践的です。
いろいろ新手の新常識を持ち込む保護者はいますが、まずは基本の型を学ぶ一冊としてオススメです。
いろいろ新手の新常識を持ち込む保護者はいますが、まずは基本の型を学ぶ一冊としてオススメです。
2010年4月4日に日本でレビュー済み
苦手なタイプの保護者とどう対応していくか?
自分は過去どうしても苦手なタイプの保護者というものが
いくつか存在しました。
それは経験でなんとかなると今までは思っていましたが、
この本に出会い多くのことを学びました。
そこにはかつて苦慮したタイプの保護者から
今後出会うであろう想定外のタイプまで
多種多様な保護者の攻略法があり心強い限りでした。
保護者自身の抱える問題も踏まえ、保護者側にもいろいろニーズがあること、
そこへ自分の教育論を押し付けてもうまくいかないことを知り
自分の融通のなさを痛感しました。
この春からは先手を打った新しい自分でスタートできそうです。
自分は過去どうしても苦手なタイプの保護者というものが
いくつか存在しました。
それは経験でなんとかなると今までは思っていましたが、
この本に出会い多くのことを学びました。
そこにはかつて苦慮したタイプの保護者から
今後出会うであろう想定外のタイプまで
多種多様な保護者の攻略法があり心強い限りでした。
保護者自身の抱える問題も踏まえ、保護者側にもいろいろニーズがあること、
そこへ自分の教育論を押し付けてもうまくいかないことを知り
自分の融通のなさを痛感しました。
この春からは先手を打った新しい自分でスタートできそうです。
2010年8月26日に日本でレビュー済み
本書は、保護者対応に際するいろはから、よく寄せられる悩みへの対応、
実践に至るまで、広く扱った本である。編著者の河村茂雄先生のほか、
6名の先生方も執筆した本である。
構成としては、先手をとって対応する、教師の情報開示による保護者と
の良好な人間関係構築、クレーム対応へは4段階で対応する等の、「保護
者対応の鉄則」がまず最初に書かれている。
その次の章以降では、教師を見下す保護者、子どもの非を認めない保護者、
感情的に苦情を言ってくる保護者、何かと前担任と比べる保護者、放任主義
の保護者といった、具体的でまたしばしば学校現場で見られる保護者への
対応策が書かれている。
最後には、いじめ、不登校、特別支援といった学校問題の中でも難しい
問題に当たった時の保護者への対応策が書かれている。
分担執筆というかたちにはなっているが、それぞれの先生方の考え方の方向
性は同じであり、経験と理論をバランスよく取り入れて書かれているので、
わかりやすい。
今日の保護者対応は難しくなってきた、ということはよく耳にすることである。
このことは、とりもなおさず、保護者の価値観や考え方が時代とともに変化
してきた、ということであろう。
「昔はよかった」とか「自分はこのやり方でずっとやってきた」と言って
ばかりでは問題は解決しないのかもしれない。現状を見据えて、柔軟に対応
していく姿勢が求められているのかもしれない。
そのためには、教師側も、本書のような本を読み、勉強する(勉強し続ける)
必要があるだろう。
その意味でも、保護者対応のいろはから実践例まで示した本書の意義は大きい。
実践に至るまで、広く扱った本である。編著者の河村茂雄先生のほか、
6名の先生方も執筆した本である。
構成としては、先手をとって対応する、教師の情報開示による保護者と
の良好な人間関係構築、クレーム対応へは4段階で対応する等の、「保護
者対応の鉄則」がまず最初に書かれている。
その次の章以降では、教師を見下す保護者、子どもの非を認めない保護者、
感情的に苦情を言ってくる保護者、何かと前担任と比べる保護者、放任主義
の保護者といった、具体的でまたしばしば学校現場で見られる保護者への
対応策が書かれている。
最後には、いじめ、不登校、特別支援といった学校問題の中でも難しい
問題に当たった時の保護者への対応策が書かれている。
分担執筆というかたちにはなっているが、それぞれの先生方の考え方の方向
性は同じであり、経験と理論をバランスよく取り入れて書かれているので、
わかりやすい。
今日の保護者対応は難しくなってきた、ということはよく耳にすることである。
このことは、とりもなおさず、保護者の価値観や考え方が時代とともに変化
してきた、ということであろう。
「昔はよかった」とか「自分はこのやり方でずっとやってきた」と言って
ばかりでは問題は解決しないのかもしれない。現状を見据えて、柔軟に対応
していく姿勢が求められているのかもしれない。
そのためには、教師側も、本書のような本を読み、勉強する(勉強し続ける)
必要があるだろう。
その意味でも、保護者対応のいろはから実践例まで示した本書の意義は大きい。
2010年8月19日に日本でレビュー済み
夏休みの間中に保護者への対応について網羅したく購入しました。
きちんとした保護者への対応について考えたことがなかったため
その場その場の行き当たりで対応してきており
自分で対応できないときは周囲の先生方に助けを求めていました。
そんな調子だったので特にこういうときはこのようにするといった事例の知識が少なかったため
様々なタイプの保護者を具体的に挙げて対応法を列挙した出版物を見つけた時は肩の力が抜ける思いでした。
どれも足に地がついたしっかりした対応方法なので
その考え方の基本を習得できればこれからもどんな場合でも応用していけると思います。
苦手に感じていた保護者も見方が180度変わって見ることができるようになりました。
きちんとした保護者への対応について考えたことがなかったため
その場その場の行き当たりで対応してきており
自分で対応できないときは周囲の先生方に助けを求めていました。
そんな調子だったので特にこういうときはこのようにするといった事例の知識が少なかったため
様々なタイプの保護者を具体的に挙げて対応法を列挙した出版物を見つけた時は肩の力が抜ける思いでした。
どれも足に地がついたしっかりした対応方法なので
その考え方の基本を習得できればこれからもどんな場合でも応用していけると思います。
苦手に感じていた保護者も見方が180度変わって見ることができるようになりました。
2010年5月20日に日本でレビュー済み
保護者の方々は些細な要求でもなんでも伝えてきます。
こちらのちょっとしたミスも見逃しません。
保護者達の要求一つ一つを懸命に消化できるよう頑張っているつもりですが、
自分は教師としてまだまだ経験不足なため、また年齢が上の保護者が多いこともあり、
下に見られて対応も後手後手で思い通りのいかない現状でした。
保護者対応についての知識も経験もない頃
著者のタイトルからこの本を見つけ出会いました。
保護者から要求されるさまざまなクレームに対する具体的な策と考え方が載っており
大船に乗れた気分で、保護者対応による大きな不安がみるみる低減していくようでした。
多くの経験とカウンセリングに裏打ちされた対応策であるため
どれも自信をもって応用できる気がします。
まだまだ自分も余裕なく鉄則通りにうまくいくとは思っていませんが、
知ると知らないとでは大きな違いがあると思うので
これを足掛かりに保護者と協力しあえるような教師を目指していけたらと思っています。
こちらのちょっとしたミスも見逃しません。
保護者達の要求一つ一つを懸命に消化できるよう頑張っているつもりですが、
自分は教師としてまだまだ経験不足なため、また年齢が上の保護者が多いこともあり、
下に見られて対応も後手後手で思い通りのいかない現状でした。
保護者対応についての知識も経験もない頃
著者のタイトルからこの本を見つけ出会いました。
保護者から要求されるさまざまなクレームに対する具体的な策と考え方が載っており
大船に乗れた気分で、保護者対応による大きな不安がみるみる低減していくようでした。
多くの経験とカウンセリングに裏打ちされた対応策であるため
どれも自信をもって応用できる気がします。
まだまだ自分も余裕なく鉄則通りにうまくいくとは思っていませんが、
知ると知らないとでは大きな違いがあると思うので
これを足掛かりに保護者と協力しあえるような教師を目指していけたらと思っています。