飛ばし読みでリタイア。
歴史小説だと思って読み始めたら、そこは童門冬二、合間合間に蘊蓄が挟まるわ、話は横道にそれるわ、カタカナ語に興を削がれるわ。どうにも読み進めるのがしんどくてリタイアを決めた。
伊能忠敬の生涯について、とりわけ史料の乏しい生い立ちの部分に関しては、明治時代に編まれた伝記「伊能忠敬」が根本資料として長く頼りにされてきたそうだ。
童門氏もその伝記の内容をそのまま踏襲して本書を書いている。
しかしもともとは偉人の顕彰のために作られた本であり、当時の時代背景も考慮しなくてはならず、今となっては一部の記述に疑問符がついているそうだ。
これがもし司馬遼太郎や吉村昭だったら、まずは資料批判ということで内容の検証から始めたのではなかろうか。なので、…童門冬二なんだよね。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
伊能忠敬: 生涯青春 (人物文庫 ど 1-21) 文庫 – 1999/6/1
童門 冬二
(著)
- 本の長さ282ページ
- 言語日本語
- 出版社学陽書房
- 発売日1999/6/1
- ISBN-104313750754
- ISBN-13978-4313750753
登録情報
- 出版社 : 学陽書房 (1999/6/1)
- 発売日 : 1999/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 282ページ
- ISBN-10 : 4313750754
- ISBN-13 : 978-4313750753
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,172,760位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
童門冬二(どうもん・ふゆじ)
作家、本名・太田久行。1927年、東京に生まれる。
第43回芥川賞候補。目黒区役所係員を振り出しに、都立大学事務長、都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。1979年退職。
在職中に累積した人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説、ノンフィクションの分野に新境地を拓く。
著書に『男の器量』『名将に学ぶ人間学』『日本の歴史どうしても知っておきたい名場面80』『坂(※)本竜馬「自分」を大きくする法』(以上三笠書房刊、※印《知的生きかた文庫》)、『小説上杉鷹山』ほか多数ある。
カスタマーレビュー
星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
5グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ