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親なら知っておきたい 学歴の経済学 単行本 – 2016/7/16

3.9 5つ星のうち3.9 31個の評価

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【子どもの進路選びに悩む、保護者や教師必読の一冊! 】

大卒でも非正規雇用が増えている中、賢い進路選びをするにはどうしたらいいのか! ?
有利な人生を選択するための考え方や情報収集の仕方を具体的にご紹介します。

【はしがきから】(表現は一部変わる可能性があります)
☆ 大卒より高卒が有利になるって本当?
---偏差値60の大学より実業高校の方が就職先が良い場合も多いのです。
「うちの子はとにかく大学へ」という考えは、これからの時代は通用しません。
わが子の能力を厳しく見抜き、進学を考えるべきです。

☆ 大卒の非正規雇用が増えています
---大卒の実質の就職率は6~7割と言われます。大卒で正社員になれない人も増えています。
また、たとえ正社員になれても、終身雇用が約束されなくなってきています。

☆ 奨学金が500万円の借金に! ?
---過半数の大学生が、奨学金を利用していますが、返済に苦しむ滞納者は約33万人に上ります。
卒業時、わが子が500万円の借金を抱えても大丈夫ですか?

☆ では、将来を保証する進路選びはどうしたらいいの?
---本書をヒントに、子どもの進路選びを保護者がサポートしましょう。学校の進路指導に任せきりにはできません。
これからの時代に生き残れる選択とは何か、一緒に考えていきましょう!

【目次】
☆ 大学入学は豊かな生活へのパスポートですか?

☆ 第1章「うちの子はとにかく大学へ」は危ない!
誰でも大学に入れる時代になった!
大学進学は割のよい投資ですか?
奨学金のこわい実態
新卒時500万以上の借金になるケースも?
学歴より就職が大事です
実は初職についた人の約4割が非正規雇用になっている!
親・教師の勧めで借金を負うことに
追い詰められる若者たち
ハイリスクになった大学進学
進路選びの常識は変わった
コラム 「つぶしの利く」学部ほど危ない

☆ 第2章 いま「安全な進学先」はあるのか?
トップ大学の就職率の実態
高校生の就職率のウソ
増加している高学歴ワーキングプア
博士課程修了者の進路はもっと厳しくなる
わが子の進路をどう選べばいいのか
投資に見合う進学とは
安易な進路指導は親が見抜こう
終身雇用が稀少になる時代
有期雇用の時代の就職活動
過去が厳しく問われるようになる採用
大学に合格してから4年間が勝負
勝負は高校入学から始まっています
自分の進路を確実にするための人選び
コラム 大学が大学でなくなる

☆ 第3章 トップ大学はこう変わる!
激変する大学入試制度
東京大学の推薦入試が始まった!
応募者に求められる圧倒的な実績
京都大学の超難問な入試問題
天才を募集する京都大学
東京大学の2次試験問題
評価規準は「もがいたかどうか」
なぜ大学入試が変わるのか
トップ大学は海外の生徒優遇へ
どんな中学・高校を選べばいいのか?
TOEFLが受験資格になる
大学の役割、価値の激変
コラム 「自分独自のゴール」こそが勝つコツ

☆ 第4章 わが子を生き残れるようにするには?
生き残るための能力
人工知能の進化のインパクト
仕事が奪われることは避けられない
人工知能に奪われない仕事
生き残れる人とは
資格は将来を保証しません
非正規雇用になっても生き残るには
昔のライフスタイルへの回帰
クビにならない方法
クビになっても生き残るには
コラム 生き残るための能力を獲得する

☆ 第5章 わが子を守るための戦略
子どもを守るために
地方のサービス業は生き残る
ローカルの勝ち組を狙おう!
地域社会こそ終身雇用を保証する?
フリーエージェント
無意味な欲望に踊らされない
明確な未来像を持てる教育を
幸せの創造
私が思い描く未来
あとがき
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 学陽書房 (2016/7/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/7/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 160ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4313810927
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4313810921
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 31個の評価

著者について

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西川 純
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年9月7日に日本でレビュー済み
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【良かった点】
人工知能(AI)の発展によりなくなる職業、経済のグローバル化、
人口減少社会、東京一極集中による地方の過疎化など、
今後日本を取り巻く環境は厳しいものとなるだろう。

そんな中、
アクティブ・ラーニングが必要な社会的背景を経済学の視点から的確に分析している。
(ただ活動すればアクティブ・ラーニングになるわけではない)
学歴は、今後投資にもならず、下手をするとギャンブルにしかならない。

とりあえず大学に行った方が、良い就職先に就職できる
(=幸せになれる)という考え方は、幻想でしかなく、今後、確実に通用しなくなる。

では、どうすればよいのか?
今後の社会の変貌を先読みして、
生き残るための高校、大学、就職先選びまでを、具体的に紹介している。

【残念な点】
グローバルとローカルな視点での切り口をもう少し詳しく説明して欲しかった。
例えば同じバス会社でも、
観光バスは積極的に海外からの客を引き込まなければ生き残れないという点でグローバルだが、
地方の路線バスは、地域や地元に根ざしたサービスを展開しなければならないという点でローカルである。
同じバス会社でも、目指すものが違うのだ。

同じように、大学もグローバルな大学とローカルな大学に分かれる。

そう考えると、英語力もグローバルとローカルではとらえ方が異なるだろう。
観光バス会社は、海外で国内ツアーをPRしたり、
外国人観光客の国内ツアーを催したりする点で語学力や異文化理解が必要であるが、
地方路線バス会社は、そこまで高度な語学力を必要としない。
それに、後者レベルで必要とされる英語は、ロボットやAIの活躍で自動翻訳が可能である。

つまり、世間ではTOEICやTOEFLと謳っているが、英検3級レベルすら必要としない業界も一方で存在する。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の主張は明確でわかりやすい。

・ノーベル賞をとれたり、ショパン国際ピアノコンクールで優勝するレベルの人物であれば、本書の内容など気にせずに、わが道を行けばよい
・一部のトップ以外の人は、早いうちから真剣に進路(就職・就活含めて)を考えた方がいい
・非正規は今後も増えていく。夫婦共働き+お互いの両親の年金で生きていく。 = かつての大家族生活に回帰する
・下手に大学に行こうとするのではなく、高校をでたら働いて結婚する。「高学歴社会=少子化」であるならば、「低学歴社会となれば少子化は解消される」

そして最終的には、「仲間が大切」と訴える。

学歴なんか関係ない、という人もいるが、日本ではまだまだ「学歴信仰」は根強い。
名前が書ければ入れる大学に入り大卒となる人や、試験無しで入れる通信制大学に入学し大卒を目指す人もいる。
本書はそのような「学歴信仰」を切り捨てるものである。とりわけ、「中途半端な気持ちで中途半端な大学へ行くこと」に対して厳しい視線を向けている。

タイトルには、「親なら知っておきたい」とあるが、学校の先生や塾の先生なんかが読んでおくと、進路指導に厚みがでると思う。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現状の学校教育に一石を投じようとする姿勢は評価するものの、さすがにこれは悲観的すぎる。
仮説の上に仮説を重ねた論考はとても科学的立場にある者の著書とは思えない。

AIにしても経済学にしても、物事をスタティックに捉えすぎている。
この論理展開は人間を舐めすぎている。
もしちゃんとこの本の内容を検証しようとするならAIについて書かれた本を4〜5冊読むといい。筆者の知見の浅さが明らかになる。

これを鵜呑みにして自分の実践の根拠としようとするなら、それは不勉強すぎると言わざるを得ない。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
約30年前、1985年頃、私の務めていた会社でCADシステムを導入して使ったのが、初めてのパソコン経験です。その頃ハード・ソフト計300万円以上だったと思う。
約25年前、1990年頃、出張先で外注業者が小型車のバッテリーくらいのバッグを担ぎ、それに受話器を繋げて話していた携帯電話。1週間の出張中最小限の使用料で数万円の請求があり大騒ぎになりました。
当時の私には、現在を予測する術はありませんでした。

近年、お掃除ロボットが家庭で買える値段で売られています。
当分敵わないだろうと言われていた囲碁で、人工知能がプロ棋士に4勝1敗と勝ち越しました。

これからロボット・人工知能が、どのように発展し、どんな環境になるでしょうか。
私は老後元気に、趣味を楽しみたいですが、娘はどんな仕事をしているかな? 結婚しているかな? 相手はどんな職業かな? 不安に思うより、楽しみに感じて過ごしたいものです。

どこで学んだかで有利に過ごせた社会は、長続きしなかったと考えます。
将来なにがあるかわかりませんが、いつの世も変わらない大切なものがあります。

この本は明るい未来のために、何が大切か、何を学ぶべきかを考えるためのきっかけを作ってくれます。

親だけでなく、先生方に読んでいただき、広い視野で指導していただきたい。
若い方も、自ら考えるきっかけとなるでしょう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中々、不都合な真実をついた本で面白かったが間違いもあった。一つは職業高校に対しての認識である。たぶん著者は普通科高校の経験はあるが職業高校の経験が無いんだろう。いかにも職業高校は就職に有利で一流の進学校にいけないなら職業高校に行くべきだと書いているが間違いである。3倍ルールをご存じだろうか、つまり募集人員の3倍まで求人が出せるルールである。就職試験を受けに行ったら3人中2人は落ちてくるわけである。これは指定校であろうと変わらない。(あくまで一般的にいう自由応募でない)。だから生徒分だけの就職先を確保する事は現実的に出来ない。よって優秀な生徒は合格してくるが落ちて行き先がなく大学、専門学校に行く生徒が半数ぐらいいる事をご存じないようだ。これは教諭は熱心な教諭が企業訪問して売り込んでも7割ぐらいしかいけない時代が長くあった(3年ぐらい前はそうだった。)
不熱心な学科(工業)だと就職できたのが1人2人の時もあった。特に商業高校などには求人がこないことを著者しらないようだ。
だから、闇雲に職業高校に行き就職を狙うのは二流大学から就職を狙うのと同じである。
また、二つ目に職業と直結する学部の選択に薬学部と教育学部が入っているのには笑った。
薬学は歯学部と同じで薬剤師はもう余ってきて初任給は軒並み下がってきている上に教育費(6年で1200万)が高く割に合わない。
また、教師は仕事がブラック化して精神を病む人間や2年~3年で辞める若年退職者多い事を知らないのかね(教育学部の教授なのにね?)
以上の事から田舎で職業高校を出て就職か非正規働き、共働きで子供を作り祖父母と暮らすというモデルパターンは無理だろう(笑)
第一に田舎には職業が無いし(だから、高卒就職でもほとんだ都会に行く)、非正規は若い間しか雇ってくれない(30歳ぐらいまで)
まあ、私の考えでは通える範囲の国公立大学の工学部(必ずどれだけ指定求人企業を持っているかを調べること)に進学して近場の大企業に就職をねらうのが最良のように思う。
46人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月21日に日本でレビュー済み
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子を持つ親なら読みたい1冊!
2016年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学歴の常識は変わり続けています。
経済的な側面にスポットを当てた本書は、保護者や進路指導教員にこそ読んで欲しい。
しかし、多くの普通科高校は否定されてしまいます。良薬は苦いものです。

ここまでは大分前のレビューで書いた部分。ジョブ型高校に転勤した後に他の方のレビューを読んで感じたことは……・

筆者の西川教授は、普通科定時制を2年間務めた後、ご本人が事あるごとにFBで仰るには「大学に逃げた」経歴の持ち主なので、高校教育に携わったと言っても本当にちょっと触れただけの経歴であるのは事実。
私も今年度初めて職業高校に勤務するようになり実態を知ったが、まあ確かに西川教授の言うほど楽な世界ではない。
行けるなら、地域の2番手3番手校に進んだ方が良いという内容には同意する。
学区制でぼろぼろになった都立高をイメージしているのかもしれないが、「ちょっと大きめな田舎の」公立2番手3番手の優秀さはトップ校と遜色ないレベルであるのは事実だし(精々トップ校のトップ10名が欠けたような程度の違いしかない=スーパーエリートはいないが優秀な人材は多い)、半数以上、調子がよければ2/3は地元を含めた国公立か早慶に受かるのが実情。(都立高もとっくに復活しているが。)それを職業高校の方がマシと言われるのは、読了直後には感じなかったが、今となっては「先生、それはさすがにないですよ。田舎の実情、上越にいればご存じでしょ!?」とツッコミを入れたい。

ジョブ型大学として教育学部を推すのも、やはり私にもしっくりこない。
そもそも現状で免許保有者のうち、実際に教師になる(なれる)のは1%とも言われているのに、教育学部なんて進んで教師になれなかったらどうするのか?
この辺り、教職大学院出身を教員採用試験受験資格とする、という文科省の「迷言」と重なる部分がある。
後出しじゃんけんになるが、最新作の「緊急提言e-ポートフォリオ」で、一貫性のあるストーリーが大事だと仰るのと多いに矛盾する。
同書では、リシュ面に言及して、「君、三年生で国語科教育法を取ってるのにどうして当社を希望したの?」と聞かれたら何も答えられなくなると筆者は指摘している。正しく同じことが教育大学・教育学部出身者には当てはまる。
(私は著者とは反対に、教育学部・教育大学は潰した方がいいと思っている。理工学部や文学部、政治・経済学部で教職コースを取得すれば十分だし、教育学部出身者の方が教師としての専門性に優れていると思ったことは一度もない。劣るとも言わないが)

出版から時間が経って考え方がお変わりになったのかもしれないが、ご本人はそんな様子はさらさら感じさせないとあれば、本書の信憑性にも関わってくる。確かにどうしようもない大学、どうしようもない普通科高校に行くぐらいなら……という趣旨には賛同するが、いまいち心に響き渡らないのは上記のような流れがあるせいか?
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を通して、理解したことは、教育において重要なことは、他人から信頼される人になるということだと感じた。

大学全入時代、教育においてある意味最高学歴である「大卒」という資格が投資に値するかどうかを、具体的なデータを元に示している。
既存の常識はもはや通じない。その変化は目の見えないところで急激に訪れている。

今は明治時代や第二次世界大戦敗戦直後の同じくらい変化の激しい時代なのだという認識を改めて持つ必要があると感じた。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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