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元型論: 無意識の構造 単行本 – 1982/6/1

3.9 5つ星のうち3.9 8個の評価

人間のこころには、フロイトのいう個人的な意識だけでなく、人類に共通の太古の記憶につながる普遍的無意識の層がある、となんとも魅惑的な論をとなえたのが、この本の著者、ユングである。本書は、ユング心理学の根幹をなす普遍的無意識と元型に関する主要論文を集めたものである。神話学、図像学、東洋学などの知見と、豊かな臨床体験をふまえ、具体例をあげながら論理的に普遍的無意識の存在を主張し解明しようとする。ユングの思想を少しでも理解しやすくするために、訳者による、ていねいな註と解説が付されている。ユング理解になくてはならない一冊。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 紀伊國屋書店 (1982/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1982/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 242ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 431400391X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4314003919
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 8個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
8グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「元型論」とありますが、特に「アニマ」を取り上げています。古い本なので、例えが今に通じるか考えて、柔軟に読めば面白いと思います。いろいろな神話や文学も盛り込まれて興味深かいです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原型論としては取り扱う幅が狭いように感じます。前に読んでいた人の主観のところにボールペンで赤線が引いてあるので
線が邪魔です。
2015年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いです。
元型とは何かということについて理解してから読まないと難しいかもしれませんが、一読に値する名著です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年11月14日に日本でレビュー済み
 ユングとフロイトは言うまでもなく心理学の二大巨塔であるが、フロイトが無意識を発見したのに対し、ユングは無意識を個人的無意識と普遍的無意識の二つに分けたことで有名である。前者はその人固有の経験から来るもので個々に別なものであるが、後者は全人類に共通のものである。
 元型とは、普遍的無意識の中に含まれ、かつその中心であり、ユング自身の経験や宗教や絵画を通して伝わる元型について書いているのが、本著「元型論」である。ユングの理論の根幹的部分をなす元型を理解する上で、必読の書であることは言うまでもない。
 また、私は原語による本著も読んでみたが、ドイツ語で書かれた本著は難解であり、私の語学力のなさも手伝って理解に苦しんだのを記憶している。訳者の林氏の訳には敬服するしかない。非常にわかりやすく書かれているといえるだろう。
 ユングに興味を持つ者にとって一度は手に取るべき本著であるが、その性質上初心者向けでないということも最後に述べておかなければならない。初心者が読むにはいささか分厚すぎるのも難点かもしれない。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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