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南海ホ-クスがあったころ: 野球ファンとパ・リ-グの文化史 単行本 – 2003/7/1
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社紀伊國屋書店
- 発売日2003/7/1
- ISBN-104314009470
- ISBN-13978-4314009478
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
南海ホークスの足跡をたどりながら、単なる球団史ではなく、人々が娯楽を求めて集まるスタジアムという場の有り方や、ファンの応援スタイルの変遷といった大衆文化論的な視点から戦後日本社会を活写する。
登録情報
- 出版社 : 紀伊國屋書店 (2003/7/1)
- 発売日 : 2003/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 328ページ
- ISBN-10 : 4314009470
- ISBN-13 : 978-4314009478
- Amazon 売れ筋ランキング: - 600,429位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
野球の話に見えますが野球という素材をベースにした戦後~高度成長期にかけての社会を語る大変興味深い本です。巨人中心の世界から見るとパリーグはマイナーなイメージですがいかに地元と密着し、苦しい台所事情の中で乗り切って言ったか、そして南海という球団ががおかれた背景、九州への移籍等が良く分かります。著者の調査力の高さが伺えます。河出書房新社という出版社の良い特長も感じます。
2017年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生から南海ホークスのファンで試合も何度もなんば球場に見に行きました、懐かしく読みました
2007年1月6日に日本でレビュー済み
自分が20歳の頃に「消滅」してしまった南海ホークス。
球団の誕生と栄光、そして球団売却までの軌跡をたどった本の
ようですが、経済史的な考察が中心で、肝心のホークス野球に
関する記述はほとんどありません。
もはや自分世代的には伝説になっている御堂筋パレードの話をはじめ、
末期におけるフロントの無能ぶりや野村解任騒動なども少しは踏まえた上で編集して欲しいものです。
球団の誕生と栄光、そして球団売却までの軌跡をたどった本の
ようですが、経済史的な考察が中心で、肝心のホークス野球に
関する記述はほとんどありません。
もはや自分世代的には伝説になっている御堂筋パレードの話をはじめ、
末期におけるフロントの無能ぶりや野村解任騒動なども少しは踏まえた上で編集して欲しいものです。
2008年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロ野球関係の本には,過去の選手や記録,名試合に焦点を当てたものが多いが,この本はホークス及びパ・リーグを中心に,球団や球場の設立の背景や,ファンと球団とのつながり等について書き進めている。これは,著者が大衆文化や都市文化の専門家だからできたことである。こういった観点からまとめたプロ野球史も,とても興味深いものだと思った。
大阪から福岡へと向かったホークスは,球団としては大阪時代の面影をいい意味で無くしてしまったが,ファンが昔ながらの応援歌を使い続けていることは,時間や距離を越えたひとつのドラマのようで面白い。
様々な紆余曲折を経て発展してきた日本のプロ野球は,ひとつの文化であると感じる。ファンあってのプロ野球と言うが,だからこそ,地域やファン,マスコミと球団との関係,応援方法や球場の構造の変化などは,研究のテーマとなり得る。各球団に,それぞれの歴史がある。全球団について,このように歴史を掘り下げた本があればいいな,と思う。
大阪から福岡へと向かったホークスは,球団としては大阪時代の面影をいい意味で無くしてしまったが,ファンが昔ながらの応援歌を使い続けていることは,時間や距離を越えたひとつのドラマのようで面白い。
様々な紆余曲折を経て発展してきた日本のプロ野球は,ひとつの文化であると感じる。ファンあってのプロ野球と言うが,だからこそ,地域やファン,マスコミと球団との関係,応援方法や球場の構造の変化などは,研究のテーマとなり得る。各球団に,それぞれの歴史がある。全球団について,このように歴史を掘り下げた本があればいいな,と思う。
2018年6月25日に日本でレビュー済み
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44年生まれの私は、野村氏が去り陰りが見え始めてからの南海しか知りませんでしたが、確かにこの球団、そしてパリーグは日本のプロ野球の初期に於いて、特に関西で愛されていたことがよくわかりました。鉄道、放送業界との関わり、阪神タイガースの正体など興味深い内容にも触れています。
2005年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、評価は星5つではなく「6つ」をつけたい名著である。
帯に「巨人中心の野球史では見えないものがある!」と書いてあるのですが、歴史というのは記述者の立場によって大きく変わるものであり、そして見解がとかく偏るもの。この本は南海ホークス、とりわけ大阪スタジアムに焦点が当てられているものの、プロ野球全体の流れを客観的に論述している点でとても優れていると思います。
また企業と球団がどのような経緯で関わっていったのかがわかりやすく書かれているので、球団経営の本としてもGOODです。
また随所に参考文献を記載し、それについての解説もあるのもすばらしい。
これらのことから、この本は単なる娯楽的な書物でなく、きちんとした歴史書であると断言できる。もし大学などで日本野球界の歴史に関する講義を開講するとすれば、この本が教科書もしくは参考図書となることは必死であろう。
帯に「巨人中心の野球史では見えないものがある!」と書いてあるのですが、歴史というのは記述者の立場によって大きく変わるものであり、そして見解がとかく偏るもの。この本は南海ホークス、とりわけ大阪スタジアムに焦点が当てられているものの、プロ野球全体の流れを客観的に論述している点でとても優れていると思います。
また企業と球団がどのような経緯で関わっていったのかがわかりやすく書かれているので、球団経営の本としてもGOODです。
また随所に参考文献を記載し、それについての解説もあるのもすばらしい。
これらのことから、この本は単なる娯楽的な書物でなく、きちんとした歴史書であると断言できる。もし大学などで日本野球界の歴史に関する講義を開講するとすれば、この本が教科書もしくは参考図書となることは必死であろう。
2003年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本における野球場開発の歴史については、
興味深い記述が多々見られました。
が、少々一面的な捉え方もあったかな?
後半からは、私と同年代の大阪在住・南海ホークスファンの半生記、
という感じがします。
私的には、ラッパやメガホンを騒音だと思っている口なので、
相容れない意見も多かったのですが、
「よく調べたものだ」という感嘆と、
「あの頃は確かにこんな風だったなぁ」という郷愁を憶えたので、
星4つはいくと思います。
野球好きならあっという間に読み終わるでしょう。
興味深い記述が多々見られました。
が、少々一面的な捉え方もあったかな?
後半からは、私と同年代の大阪在住・南海ホークスファンの半生記、
という感じがします。
私的には、ラッパやメガホンを騒音だと思っている口なので、
相容れない意見も多かったのですが、
「よく調べたものだ」という感嘆と、
「あの頃は確かにこんな風だったなぁ」という郷愁を憶えたので、
星4つはいくと思います。
野球好きならあっという間に読み終わるでしょう。