ものを減らしたいのでそれ関連の本かと思って買ったのですがなんと言うか...不思議な気分になる本でした
読んだ本はたいてい処分してしまうのですがこれは我家の本棚にあります
ちょっと「エンデの遺言 根源からお金を問うこと」を思い出すような内容です
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スエロは洞窟で暮らすことにした 単行本 – 2014/3/6
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購入オプションとあわせ買い
お金は幻想である―― にせものの人生は、もうたくさんだ。10年以上一切のお金をかせぐことも、受け取ることも、使うこともせず、アメリカ・ユタ州モアブの洞窟で暮らす男、ダニエル・スエロ。彼が、うつ病や海外放浪を経て、ゲイである自分を受け入れ、何も持たない生き方を選ぶことで自由と心の平安を得るまでの軌跡を描き出したノンフィクション。
- 本の長さ325ページ
- 言語日本語
- 出版社紀伊國屋書店
- 発売日2014/3/6
- 寸法12.9 x 2.5 x 18.9 cm
- ISBN-104314011130
- ISBN-13978-4314011136
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商品の説明
著者について
マーク・サンディーン(Mark Sundeen):1970年カリフォルニア生まれのノンフィクション・ライター。『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』『ナショナルジオグラフィック・アドヴェンチャー』などに寄稿。著書に、『Car Camping』『The Making of Toro』など。共著の『North by Northwestern』は、『ニューヨーク・タイムズ』と『ウォールストリート・ジャーナル』 のベストセラーとなった。
吉田奈緒子(よしだ・なおこ):1968年神奈川県生まれの半農半翻訳者。東京外国語大学インド・パーキスターン語学科卒。英国エセックス大学修士課程(社会言語学専攻)修了。訳書に、マーク・ボイル『ぼくはお金を使わずに生きることにした』(紀伊國屋書店)。
吉田奈緒子(よしだ・なおこ):1968年神奈川県生まれの半農半翻訳者。東京外国語大学インド・パーキスターン語学科卒。英国エセックス大学修士課程(社会言語学専攻)修了。訳書に、マーク・ボイル『ぼくはお金を使わずに生きることにした』(紀伊國屋書店)。
登録情報
- 出版社 : 紀伊國屋書店 (2014/3/6)
- 発売日 : 2014/3/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 325ページ
- ISBN-10 : 4314011130
- ISBN-13 : 978-4314011136
- 寸法 : 12.9 x 2.5 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 883,713位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 110,186位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新聞の書評に載っていて、タイトルに惹かれて購入しました。
しかし、手にして大いに後悔しました。
ひとりの男の生活スタイルや思想的な流れが延々と続く文章に、全く共感が持てませんでした。
退屈のあまり、途中で読むのを放棄しました。
これで2千円近くも出したのかと思うと、もったいなくてしょうがない気持ちでいっぱいです。
途中まで読んでも、何も得るものがなかった。
しかし、手にして大いに後悔しました。
ひとりの男の生活スタイルや思想的な流れが延々と続く文章に、全く共感が持てませんでした。
退屈のあまり、途中で読むのを放棄しました。
これで2千円近くも出したのかと思うと、もったいなくてしょうがない気持ちでいっぱいです。
途中まで読んでも、何も得るものがなかった。
2014年6月11日に日本でレビュー済み
日常生活の送り方から人生哲学まで、いろんなかたちで影響を与えてくれる一冊でした。
まずは、お金に価値があるというのは、みんなが共有しているフィクションなのだという気付きが新鮮でした。たしかにそのフィクションを共有していない人には一万円もただの紙ですね。モノであれば自分が消費できる以上のものは必要ないのに、お金だといくらあっても困らないような気がする。お金と消費に対して人々は貪欲になり、個人レベルでは不要なものを抱え込んで人生が複雑さを増し、社会レベルでは貧富の差を拡大し、ごみを増加させる。
スエロは、そういう貨幣システムの幻想から距離を置くことにしたわけですね。私は貨幣システムと距離を置くことはしませんが、お金の使い方や食べ物に対する考えが変わりました。
まずは、お金に価値があるというのは、みんなが共有しているフィクションなのだという気付きが新鮮でした。たしかにそのフィクションを共有していない人には一万円もただの紙ですね。モノであれば自分が消費できる以上のものは必要ないのに、お金だといくらあっても困らないような気がする。お金と消費に対して人々は貪欲になり、個人レベルでは不要なものを抱え込んで人生が複雑さを増し、社会レベルでは貧富の差を拡大し、ごみを増加させる。
スエロは、そういう貨幣システムの幻想から距離を置くことにしたわけですね。私は貨幣システムと距離を置くことはしませんが、お金の使い方や食べ物に対する考えが変わりました。
2016年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
老後資金5000万必要とか不安を煽るような本が多い中、スエロの生き方はとても勇気を与えてくれる。
「お金は幻想である」と言って無一文になって生活するなんて、なかなかできることではない。
この本を読んで現実問題できるかどうかではなく、なるべくお金に依存しないでいこうと考えたりするようになった。
日本はいまだに経済成長を目標に掲げているが、どこまで成長すればいいのか疑問である。
「お金=幸せではない」はないことはみんな知っていることである。いくらGDPが増えようが幸せが必ずしも増えるとは考えられない。
スエロのようにお金に依存しない、足るを知る生き方を心がけていこうと思う。
「お金は幻想である」と言って無一文になって生活するなんて、なかなかできることではない。
この本を読んで現実問題できるかどうかではなく、なるべくお金に依存しないでいこうと考えたりするようになった。
日本はいまだに経済成長を目標に掲げているが、どこまで成長すればいいのか疑問である。
「お金=幸せではない」はないことはみんな知っていることである。いくらGDPが増えようが幸せが必ずしも増えるとは考えられない。
スエロのようにお金に依存しない、足るを知る生き方を心がけていこうと思う。