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〈わたし〉はどこにあるのか: ガザニガ脳科学講義 単行本 – 2014/8/28
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世界最高峰の学者だけが教壇に立てる「ギフォード講義」をもとにまとめられた本書で著者は、脳科学の足跡を辿りつつ、精神と脳の関係、自由意志と決定論、社会性と責任、法廷で使用されはじめた脳科学の成果の実態などを、やさしく語りかけるように論じる。行き過ぎた科学偏重主義に警鐘を鳴らし、人間の人間らしさを讃える一冊。
- 本の長さ301ページ
- 言語日本語
- 出版社紀伊國屋書店
- 発売日2014/8/28
- 寸法13.5 x 2.6 x 19.5 cm
- ISBN-104314011211
- ISBN-13978-4314011211
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商品の説明
著者について
マイケル・ガザニガ:1939年生まれの神経科学者。カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授(心理学)。米国認知神経科学研究所の所長などを務める、認知神経科学の世界的指導者。邦訳された著書に『人間らしさとはなにか?』『脳のなかの倫理』『社会的脳』ほか。
藤井留美:翻訳家。訳書にカーター『新・脳と心の地形図』『脳と意識の地形図』『話を聞かない男、地図を読めない女』ほか多数。
藤井留美:翻訳家。訳書にカーター『新・脳と心の地形図』『脳と意識の地形図』『話を聞かない男、地図を読めない女』ほか多数。
登録情報
- 出版社 : 紀伊國屋書店 (2014/8/28)
- 発売日 : 2014/8/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 301ページ
- ISBN-10 : 4314011211
- ISBN-13 : 978-4314011211
- 寸法 : 13.5 x 2.6 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 10,195位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,257位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神経科学領域の歴史的変遷と共に自由意志を否定。そして自由意志が否定されるならば責任はどこにあるのかといった内容の本。内容はかなりレベルが高く私自身半分理解できた自信がない。しかし脳のメカニズムが丁寧に説明されており、普段生活の中で「よくやる」または「できる」けど、「理由がわからない」という無意識的な行為や感情を解き明かす鍵が本書の中にたくさん詰まっているので、幅広い人が教養としてよむのが良いと思う。
2021年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脳について基本的な前提知識がないと、はじめの方は読み進みづらい感じがありましたが、読み進めていくとわたしのような素人でもとても面白い話でした。
完全には理解しきれていないかもしれませんが…。
ただ、邦題の「わたしはどこにあるのか」は内容と少しズレていました。これに関する結論は少し触れられている程度で、この本のテーマは原題である「who's in charge?」であると思います。
「わたし」という意識は結局どこからきているのか、について最も知りたかったので、そこを掘り下げている本かと思って読むと少しだけ期待はずれです。
それでもとても面白い本でした。
完全には理解しきれていないかもしれませんが…。
ただ、邦題の「わたしはどこにあるのか」は内容と少しズレていました。これに関する結論は少し触れられている程度で、この本のテーマは原題である「who's in charge?」であると思います。
「わたし」という意識は結局どこからきているのか、について最も知りたかったので、そこを掘り下げている本かと思って読むと少しだけ期待はずれです。
それでもとても面白い本でした。
2016年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルにだまされて買ってしまったのですが、結果的には良書で得をしました。だまされたとは、アンディ・クラークらが提唱する「拡張された心(extended mind)」の本だと勘違いしてしまったのです。日本語タイトルは「わたしはどこにあるのか」ですから、「拡張された心」のように、心を頭の中に閉じ込めず、身体や周りの環境との相互関連で理解するものと思ったのです。
本書の原題は「主導権を持っているのはだれか」ですし、副題は「自由意志と脳の科学」ですから、脳科学の最もホットな話題を扱っていることになります(題の訳は本書にはありませんので、私がしたものです)。誤解が起こらないように、本のタイトルは工夫してもらいたいところです。
ところで、著者のガザニガは右脳・左脳の研究で有名な脳科学者ですが、本書は右脳・左脳をテーマとしていません。それでも、右脳は感覚・芸術脳で、左脳は言語・理性脳だという説明は間違ってはいないものの、通俗的な理解であることがわかります。本書を読んでの私の印象としては、右脳は厳格なエラーチェック脳、左脳は何事もポジティブに合理化する脳、といったところです。左脳のこの特徴は3章インタープリター・モジュールでおもに扱われています。現在は、2章脳は並列分散処理 にあるように左右二つではなく、多くのモジュールに分かれて機能を果たしていることが分かっています。
本書のメインテーマは、原題にもあるように‘自由意志はあるのか’ということです。古い心理学に、悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだとする議論がありました(ジェームズ・ランゲ説)。一般的には意識が先と考えるのですが、彼らは身体反応が先としたのです。今日の脳科学でも、意識が気づく前に脳の電気活動が先行していることがベンジャミン・リベットの研究で報告されています『 マインド・タイム 脳と意識の時間 』岩波書店。つまりジェームズ・ランゲ説に軍配が上がるのですが、泣く前に脳は泣くための身体的な準備を無意識のレベルで行なっているのです。これは自由意志を否定する決定論者に有利な証拠となりますが、筆者は「私はちがうと思い始めている。p.161」と、自由意志を肯定しようとします。自由意志を肯定する根拠は、創発とボールドウィン効果が、ともに説得力があると私には感じられました。
創発とは、ミクロレベルの複雑系において、平衡からほど遠い状態で自己組織化が行われた結果、それまで存在しなかった新しい性質を持つ構造が出現し、マクロレベルで新しい秩序が形成されることと説明されています(p.155)。ミクロレベルとマクロレベルというようにレベルがひとつでないこと、ミクロをいくら調べてもマクロの振る舞いを説明できないことが創発の要点です。つまり脳内の物質的な現象をいくら調べても、人の行動を予測することはできないということです。そして人の行動がランダムなので予測できないということではなく、人もまた創発によって秩序立つことを意味しています。
ボールドウィン効果とは、表現型の可塑性、つまり生物体が環境の変化に合わせて行動を柔軟に適応できる能力の進化を説明するメカニズムであると説明されています(p.193)。環境が安定していれば遺伝子による適応は確実で低コストで有利ですが、環境が不安定になるとその利点は足かせになって不利になります。ビーバーはダムをつくる能力を進化させ、人類は都市で生活する能力を進化させてきました。
脳内の物資的な現象と脳の関係だけでなく、脳と社会環境の関係からも自由意志の問題は考察しなければなりません。「二つ以上の脳が関わると、そこに予測のつかないことが起こりはじめ、それまで存在しなかった新しい規則が定まっていく。この規則にしたがって獲得された性質が、責任感であり、自由なのである。p.170」と、脳科学者としては異例の論が展開しています。本書は脳科学だけに留まらない、バランスのとれた良書と言えるでしょう。
本書の原題は「主導権を持っているのはだれか」ですし、副題は「自由意志と脳の科学」ですから、脳科学の最もホットな話題を扱っていることになります(題の訳は本書にはありませんので、私がしたものです)。誤解が起こらないように、本のタイトルは工夫してもらいたいところです。
ところで、著者のガザニガは右脳・左脳の研究で有名な脳科学者ですが、本書は右脳・左脳をテーマとしていません。それでも、右脳は感覚・芸術脳で、左脳は言語・理性脳だという説明は間違ってはいないものの、通俗的な理解であることがわかります。本書を読んでの私の印象としては、右脳は厳格なエラーチェック脳、左脳は何事もポジティブに合理化する脳、といったところです。左脳のこの特徴は3章インタープリター・モジュールでおもに扱われています。現在は、2章脳は並列分散処理 にあるように左右二つではなく、多くのモジュールに分かれて機能を果たしていることが分かっています。
本書のメインテーマは、原題にもあるように‘自由意志はあるのか’ということです。古い心理学に、悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだとする議論がありました(ジェームズ・ランゲ説)。一般的には意識が先と考えるのですが、彼らは身体反応が先としたのです。今日の脳科学でも、意識が気づく前に脳の電気活動が先行していることがベンジャミン・リベットの研究で報告されています『 マインド・タイム 脳と意識の時間 』岩波書店。つまりジェームズ・ランゲ説に軍配が上がるのですが、泣く前に脳は泣くための身体的な準備を無意識のレベルで行なっているのです。これは自由意志を否定する決定論者に有利な証拠となりますが、筆者は「私はちがうと思い始めている。p.161」と、自由意志を肯定しようとします。自由意志を肯定する根拠は、創発とボールドウィン効果が、ともに説得力があると私には感じられました。
創発とは、ミクロレベルの複雑系において、平衡からほど遠い状態で自己組織化が行われた結果、それまで存在しなかった新しい性質を持つ構造が出現し、マクロレベルで新しい秩序が形成されることと説明されています(p.155)。ミクロレベルとマクロレベルというようにレベルがひとつでないこと、ミクロをいくら調べてもマクロの振る舞いを説明できないことが創発の要点です。つまり脳内の物質的な現象をいくら調べても、人の行動を予測することはできないということです。そして人の行動がランダムなので予測できないということではなく、人もまた創発によって秩序立つことを意味しています。
ボールドウィン効果とは、表現型の可塑性、つまり生物体が環境の変化に合わせて行動を柔軟に適応できる能力の進化を説明するメカニズムであると説明されています(p.193)。環境が安定していれば遺伝子による適応は確実で低コストで有利ですが、環境が不安定になるとその利点は足かせになって不利になります。ビーバーはダムをつくる能力を進化させ、人類は都市で生活する能力を進化させてきました。
脳内の物資的な現象と脳の関係だけでなく、脳と社会環境の関係からも自由意志の問題は考察しなければなりません。「二つ以上の脳が関わると、そこに予測のつかないことが起こりはじめ、それまで存在しなかった新しい規則が定まっていく。この規則にしたがって獲得された性質が、責任感であり、自由なのである。p.170」と、脳科学者としては異例の論が展開しています。本書は脳科学だけに留まらない、バランスのとれた良書と言えるでしょう。
2016年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分離脳の実験は結構ショッキングな事実をつきつけられる。
意識というものが脳の活動の後で生じていて
今の私の考えや感情は、左脳にある
「でっちあげ・捏造・後付け・つじつま理由適当にこじつけ装置」で
生じているほんとどうしようもないくらいいい加減で嘘にまみれたものだという事に非常にショックを受けた
怖いけど続きが気になって読みたくなってしまうそんな本
意識というものが脳の活動の後で生じていて
今の私の考えや感情は、左脳にある
「でっちあげ・捏造・後付け・つじつま理由適当にこじつけ装置」で
生じているほんとどうしようもないくらいいい加減で嘘にまみれたものだという事に非常にショックを受けた
怖いけど続きが気になって読みたくなってしまうそんな本
2020年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本はいいけど、梱包で本に直接テープが貼ってあってびっくりした。
きれいに剥がれたからいいものの、もし少しでも破れたらどうするんだ。返品の手間を考えて欲しい。
Amazon雑すぎ…。
きれいに剥がれたからいいものの、もし少しでも破れたらどうするんだ。返品の手間を考えて欲しい。
Amazon雑すぎ…。
2019年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は認知神経科学の父とも呼ばれる著者ガザニガがスコットランドで120年の伝統を持つギフォード講義で語った内容を書籍化したものである。
「わたしの意識は単独の、統一されたものである」という感覚は誰しも疑うことのないところであるが、ガザニガはその感覚を脳神経科学の知識から自明のものではないと述べる。高度に分業化され、何百万というプロセッサーがそれぞれ重要な決定を下す1300グラムの組織が脳であり、脳全体を統括するシステムは存在しない。右脳と左脳を繋ぐ脳梁が分断された分離脳症患者において、「右脳側と左脳側」で異なった人格が併存する多数の実例をガザニガは例に挙げる。
分離脳症患者の右視野と左視野に異なる二枚の絵を見せる。右視野、すなわち左半球が見るのは
ニワトリの足の絵。左視野、すなわち右半球が見るのは雪景色だ。続いて患者の左右の視野に一連の絵を見せて、前に見た絵と関連するものを選んでもらう。すると左手は(雪景色に関連する)ショベルの絵を、右手はニワトリを指さした。続いてそれらの絵を選んだ理由を話してもらう。左半球にある発話中枢はこう答えた。「簡単なことですよ。ニワトリの足だからニワトリにしたんです。」左半球はニワトリの絵を見ていた。自分が知っていることなら説明はたやすい。さらに、自分の左手がショベルの絵を指さしていることについては、「ニワトリ小屋の掃除にはショベルを使いますからね」と即答した。つまり左脳は、なぜ左手がショベルを選んだのかわからないまま、無理やり理由をこしらえたのだ。
こうしたガザニガが挙げる分離脳症患者の例を鑑みたとき、「わたしがわたしである」という感覚がどれだけ根拠のないものなのかを思い知らされる。「脳と精神」の関係を「ハードウェアとソフトウェア」の関係(前者により性能の限界が縛られた中で本質は後者に由来する)に近いものとする論なども非常に面白い。知的好奇心がくすぐられます。
「わたしの意識は単独の、統一されたものである」という感覚は誰しも疑うことのないところであるが、ガザニガはその感覚を脳神経科学の知識から自明のものではないと述べる。高度に分業化され、何百万というプロセッサーがそれぞれ重要な決定を下す1300グラムの組織が脳であり、脳全体を統括するシステムは存在しない。右脳と左脳を繋ぐ脳梁が分断された分離脳症患者において、「右脳側と左脳側」で異なった人格が併存する多数の実例をガザニガは例に挙げる。
分離脳症患者の右視野と左視野に異なる二枚の絵を見せる。右視野、すなわち左半球が見るのは
ニワトリの足の絵。左視野、すなわち右半球が見るのは雪景色だ。続いて患者の左右の視野に一連の絵を見せて、前に見た絵と関連するものを選んでもらう。すると左手は(雪景色に関連する)ショベルの絵を、右手はニワトリを指さした。続いてそれらの絵を選んだ理由を話してもらう。左半球にある発話中枢はこう答えた。「簡単なことですよ。ニワトリの足だからニワトリにしたんです。」左半球はニワトリの絵を見ていた。自分が知っていることなら説明はたやすい。さらに、自分の左手がショベルの絵を指さしていることについては、「ニワトリ小屋の掃除にはショベルを使いますからね」と即答した。つまり左脳は、なぜ左手がショベルを選んだのかわからないまま、無理やり理由をこしらえたのだ。
こうしたガザニガが挙げる分離脳症患者の例を鑑みたとき、「わたしがわたしである」という感覚がどれだけ根拠のないものなのかを思い知らされる。「脳と精神」の関係を「ハードウェアとソフトウェア」の関係(前者により性能の限界が縛られた中で本質は後者に由来する)に近いものとする論なども非常に面白い。知的好奇心がくすぐられます。
2014年11月12日に日本でレビュー済み
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脳科学の進歩を紹介している本だが、話題は物理や法学に及ぶ。いくつもの基本的な問いを解明していく過程に魅かれる。
哲学書を読まなくなって久しいが、久しぶりに哲学書を読むときのような感覚を覚えた。
読むことによって世の中の景色が少し変わる本。
哲学書を読まなくなって久しいが、久しぶりに哲学書を読むときのような感覚を覚えた。
読むことによって世の中の景色が少し変わる本。