物性物理でスピンといえば磁石くらいしかないだろうと
思っていましたが、最近はスピントロ二クスなんていう
分野が拓けているんですね。全く知りませんでした。
本書を読めば、スピンが絡むだけで全く新しい物性が拓
けてくる様を学ぶことができます。最前線の物理を分か
りやすく解説してくれる一冊。
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スピン流とトポロジカル絶縁体 ―量子物性とスピントロニクスの発展― (基本法則から読み解く物理学最前線 1) 単行本 – 2014/2/22
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スピントロニクスは人気のある分野であるが,いままで学部学生をも対象とした入門書は少なかった。
本書は学部3年程度で習う基礎物理のみを仮定したスピントロニクスの入門書である。
また,スピントロニクス分野は,実験物理と理論物理の密接な相互作用が研究を大きく推進させてきた。
本書の特徴は,実験研究者と理論研究者の共著により,最新の実験成果から美しい理論体系に至るまで網羅している点である。
本書は学部3年程度で習う基礎物理のみを仮定したスピントロニクスの入門書である。
また,スピントロニクス分野は,実験物理と理論物理の密接な相互作用が研究を大きく推進させてきた。
本書の特徴は,実験研究者と理論研究者の共著により,最新の実験成果から美しい理論体系に至るまで網羅している点である。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社共立出版
- 発売日2014/2/22
- 寸法15 x 1 x 21 cm
- ISBN-104320035216
- ISBN-13978-4320035218
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登録情報
- 出版社 : 共立出版 (2014/2/22)
- 発売日 : 2014/2/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4320035216
- ISBN-13 : 978-4320035218
- 寸法 : 15 x 1 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 223,429位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この分野の第一人者の研究者による解説本。
トポロジカル絶縁体の分野は、次のノーベル物理学賞も噂されるほどホットな分野。
本書では、「スピントランスファートルク」「磁壁のスピン流駆動」「スピンゼーベック」「スピンポンピング」「スピンホール効果」「トポロジカル絶縁体」といったキーワードの、近年になって急速に理解が進んでいる最先端テーマを手際よく紹介している。
理論と実験のバランスがよいことが、本書の大きな特徴である。過去、この分野で出版された教科書は理論優勢である。本書は、実験による実証例を多く取り入れている面で、貴重である。
このことは逆に、理論的基礎は別の本できっちりおさえておかないと、本書の醍醐味は半減することを意味している。スピン流やトポロジカル絶縁体の物理は、著者らのもともとの専門分野である強相関電子系の物理とは違っている。むしろバンド理論に立脚していると見るのが歴史的に見て正しい理解であろう。そうなると、固体物理で比較的古くから理論的な研究が進んでいた量子ホール効果まわりの物理を押さえておかないと理解はままならない。
このことは本書でも5章・6章で紹介されるが、エッセンス程度であり不満である。とりわけ、電荷で生じていた各種の物理現象の「スピン版」であることの対応関係は見えづらい。必ずしもアナロジーが有効に働いておらず、名前として「量子スピンホール効果」は「量子ホール効果」のスピン版であることが分かる程度である。ここの部分は、もう少し丁寧な解説があったほうが親切だったと思う。
全体的に、この固体物理の先端の内容が日本語で読めるメリットは絶大である。その意味で、この本は「ジャケ買い」してよい。理論・実験ともに日本人研究者がこの分野を切り開いてきたということの恩恵を最大限受けるべきだろう。ただし、本書の内容はきわめて専門的でこみっており、大学院生が輪講などに使うには適さない。むしろ原典論文や解説記事(物理学会誌や「固体物理」にも解説記事が多数ある)への目次がわりに本書を利用したい。
トポロジカル絶縁体の分野は、次のノーベル物理学賞も噂されるほどホットな分野。
本書では、「スピントランスファートルク」「磁壁のスピン流駆動」「スピンゼーベック」「スピンポンピング」「スピンホール効果」「トポロジカル絶縁体」といったキーワードの、近年になって急速に理解が進んでいる最先端テーマを手際よく紹介している。
理論と実験のバランスがよいことが、本書の大きな特徴である。過去、この分野で出版された教科書は理論優勢である。本書は、実験による実証例を多く取り入れている面で、貴重である。
このことは逆に、理論的基礎は別の本できっちりおさえておかないと、本書の醍醐味は半減することを意味している。スピン流やトポロジカル絶縁体の物理は、著者らのもともとの専門分野である強相関電子系の物理とは違っている。むしろバンド理論に立脚していると見るのが歴史的に見て正しい理解であろう。そうなると、固体物理で比較的古くから理論的な研究が進んでいた量子ホール効果まわりの物理を押さえておかないと理解はままならない。
このことは本書でも5章・6章で紹介されるが、エッセンス程度であり不満である。とりわけ、電荷で生じていた各種の物理現象の「スピン版」であることの対応関係は見えづらい。必ずしもアナロジーが有効に働いておらず、名前として「量子スピンホール効果」は「量子ホール効果」のスピン版であることが分かる程度である。ここの部分は、もう少し丁寧な解説があったほうが親切だったと思う。
全体的に、この固体物理の先端の内容が日本語で読めるメリットは絶大である。その意味で、この本は「ジャケ買い」してよい。理論・実験ともに日本人研究者がこの分野を切り開いてきたということの恩恵を最大限受けるべきだろう。ただし、本書の内容はきわめて専門的でこみっており、大学院生が輪講などに使うには適さない。むしろ原典論文や解説記事(物理学会誌や「固体物理」にも解説記事が多数ある)への目次がわりに本書を利用したい。
2019年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半のスピンは飛ばしてしまったのですが、後半のトポロジカル絶縁体の記述は非常にいいと思います。
他の方がおっしゃられているように、この分野は主にバンド理論や量子ホール系に立脚して作られました。そのためこの部分から詳しく説明するとヘビーで、どこが要点かわからなくなってしまうと思いますが、本書はそこをサッと流しトポの思想のポイントを鋭く示す文章構成となっています。
もちろんこの1冊のみで完璧かといわれるとそうでもないので、
実験を詳しく知りたい人・・・安藤先生のトポロジカル絶縁体入門
理論を詳しく・・・Fu, KaneらのPRL論文
を参照すると理解が深まると思います。この本の後半の内容は、Youtubeに慶応大学院の物性物理の講義としてアップロードされているので、式展開など分からない場合見ると良いです。
他の方がおっしゃられているように、この分野は主にバンド理論や量子ホール系に立脚して作られました。そのためこの部分から詳しく説明するとヘビーで、どこが要点かわからなくなってしまうと思いますが、本書はそこをサッと流しトポの思想のポイントを鋭く示す文章構成となっています。
もちろんこの1冊のみで完璧かといわれるとそうでもないので、
実験を詳しく知りたい人・・・安藤先生のトポロジカル絶縁体入門
理論を詳しく・・・Fu, KaneらのPRL論文
を参照すると理解が深まると思います。この本の後半の内容は、Youtubeに慶応大学院の物性物理の講義としてアップロードされているので、式展開など分からない場合見ると良いです。
2014年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スピン流の参考書はあまり無い中、わかりやすく書かれていると思います。
2014年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半は分かりやすく記載されていましたが、後半は分かりずらかったです。