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松田 裕之
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環境生態学序説: 持続可能な漁業,生物多様性の保全,生態系管理,環境影響評価の科学 単行本 – 2000/12/12

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日本の新聞などでは、「エコロジー」を生態学ではなく、「環境保全」の意味で用いる。それは「生態学」そのものではないかのようである。しかし、生態学ぬきの環境保全はありえない。生態系の成り立ちを理解すること無くして、自然を守ることはできない。人間が生態系に及ぼす影響を探り、自然を守る手段を考えるだけが、本来の環境学ではない。他方、人間は環境から大いなる恩恵を受けてきた。農林水産学は、まさに人間が生物の恵みをいかに利用するかを考える科学であった。単に生態系を守るだけではなく、生態系の恵みをいかに後世の人々に残していくかを考えることが必要である。人間と生物(生きざまと死にざま、その全体としての生態系)の双方向の関係をともに考える科学が必要である。それが、本書で提唱する環境生態学である。環境生態学は、まだ生まれたばかりの科学である。抽象的な議論ではなく、現在直面しているさまざまな問題を例に取り上げ、その答えを見いだして行きたい。
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  1. 本の長さ
    211ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    共立出版
  4. 発売日
    2000/12/12
  5. ISBN-10
    4320055675
  6. ISBN-13
    978-4320055674
  7. すべての詳細を表示
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商品の説明

内容（「MARC」データベースより）

植物レッドリスト、エゾシカの大発生、所沢のダイオキシン問題、愛知万博の環境評価問題など、最近のニュースを取り上げながら、環境生態学の基礎的な解説と問題提起を行う。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 共立出版 (2000/12/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/12/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 211ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4320055675
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4320055674

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