ここに書かれているレビューはほとんどの方が大人か、それに近しい年齢かと思います。
正直大人が読んでも満足はしないと思います。私自身が10歳前後に母に買ってもらい読んだ時はストレートな展開や、手のひら返しが逆に分かりやすく、親に隠れて泣きながら読んでいた記憶があります。
大人は恋愛ドラマにしろ復讐系にしろ、ストレートな展開よりも伏線があるような物語に食いつきます。ですがそれでは子どもには伝わらないのではないでしょうか。このお話しはいじめや家庭環境のお話で複雑な物語ではありますが、例えると掛け算を習う前に足し算引き算を覚えるように、子どもの心にきっかけとしていじめや家庭環境のことを訴えるには丁度いい本だと思いました。根本的な解決やそれまでの過程はそこから考えたり、他の本を読めばいいと思います。
娘も9歳で多感な時期になるので、読ませたいと思っています。
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ハッピーバースデー 単行本 – 2005/4/18
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購入オプションとあわせ買い
実の母親に愛してもらえず、誕生日さえ忘れられてしまった11歳の少女・あすかは、声を失ってしまう。しかし、優しい祖父母の元で自然の営みに触れ、「いのち」の意味を学ぶ。生まれかわったあすかがどんな行動を起こすのか。そして、母親の愛は戻って来るのか…リアルな展開に、5頁に一度は、涙が噴き出る物語。
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社金の星社
- 発売日2005/4/18
- 寸法12.8 x 1.6 x 18.6 cm
- ISBN-10432307056X
- ISBN-13978-4323070568
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商品の説明
出版社からのコメント
あなたは、全身全霊で泣ける物語を知っていますか?
これは小説ではない。あなたが、いま既に直面している「現実」なのです。泣き尽くし、癒されたあと、必ず人に読ませたくなる物語です。
これは小説ではない。あなたが、いま既に直面している「現実」なのです。泣き尽くし、癒されたあと、必ず人に読ませたくなる物語です。
登録情報
- 出版社 : 金の星社 (2005/4/18)
- 発売日 : 2005/4/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 261ページ
- ISBN-10 : 432307056X
- ISBN-13 : 978-4323070568
- 寸法 : 12.8 x 1.6 x 18.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 51,821位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,389位文芸作品
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トップレビュー
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2023年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
劇を見た後に読んでみたかった本ですが、安く読むことができて助かりました
2020年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生の時に文庫本で読んでから10年以上私のバイブルです。
何冊も買いなおしました。
人生において大切なことが詰まっています。
涙なしでは読めません…。
前をむいて強く生きる勇気をもらえる本です。
何冊も買いなおしました。
人生において大切なことが詰まっています。
涙なしでは読めません…。
前をむいて強く生きる勇気をもらえる本です。
2024年3月20日に日本でレビュー済み
令和の現代向きではないストーリーであるとは思いますが、素敵な話です。
ハッピーエンドなので小学生ほどの子供に対して命の美しさや前へ進む強さなどを説くには良い話と思います。
大人の私としては、一年で主人公のこれまでの人生で起きていた辛いことなどの全てが丸く収まりすぎて不気味です。
以下ネタバレややあります。個人の感想です。
主人公のあすかが長い時間をかけて家族につけられた傷がたった田舎の祖父母の家に預けられた数ヶ月で好転しすぎに感じます。
おそらく人生のほとんどを、母に同調してあすかを虐げることが当たり前に過ごしていた兄の変わり身もあまりに早いし、母が心を入れ替えるのも終盤とは言え一年の出来事と考えるとあまりに早いです。物心ついた時にはもう母(主人公から見て祖母)は病気がちである姉につきっきりでいつも姉のことばかり、どれだけ頑張っても結局私のことは見てくれない……という主人公の母なりの傷故に行われていた虐待があまりにすん、と終わっていくのも不気味です。
若さ故の柔軟さや子どものまっすぐさで、あすかやその周辺の人々の心が動いて解決したんだと言われるとそこまでなのですがあまりにとんとん拍子に好転しすぎて不気味なほどの美談です。
感動はできますが納得感は薄いです、小学生ほどの子供であれば多分きっとまっすぐに受け取ってちゃんと素直に感動できると思います。
大人は深く考えずにただ真っ直ぐ、道徳の教科書でも読む気持ちで読んだ方が楽と思います。
ハッピーエンドなので小学生ほどの子供に対して命の美しさや前へ進む強さなどを説くには良い話と思います。
大人の私としては、一年で主人公のこれまでの人生で起きていた辛いことなどの全てが丸く収まりすぎて不気味です。
以下ネタバレややあります。個人の感想です。
主人公のあすかが長い時間をかけて家族につけられた傷がたった田舎の祖父母の家に預けられた数ヶ月で好転しすぎに感じます。
おそらく人生のほとんどを、母に同調してあすかを虐げることが当たり前に過ごしていた兄の変わり身もあまりに早いし、母が心を入れ替えるのも終盤とは言え一年の出来事と考えるとあまりに早いです。物心ついた時にはもう母(主人公から見て祖母)は病気がちである姉につきっきりでいつも姉のことばかり、どれだけ頑張っても結局私のことは見てくれない……という主人公の母なりの傷故に行われていた虐待があまりにすん、と終わっていくのも不気味です。
若さ故の柔軟さや子どものまっすぐさで、あすかやその周辺の人々の心が動いて解決したんだと言われるとそこまでなのですがあまりにとんとん拍子に好転しすぎて不気味なほどの美談です。
感動はできますが納得感は薄いです、小学生ほどの子供であれば多分きっとまっすぐに受け取ってちゃんと素直に感動できると思います。
大人は深く考えずにただ真っ直ぐ、道徳の教科書でも読む気持ちで読んだ方が楽と思います。
2020年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔図書館で借りたのを思い出してまた読みたくなり購入いたしました。
その時は文庫本だったのですが、この単行本では加筆されたところがとても好きです。
大人になってもいい話だなと思います。
「心の処方箋」と言うだけあって気持ちが良くなる話ですね。
その時は文庫本だったのですが、この単行本では加筆されたところがとても好きです。
大人になってもいい話だなと思います。
「心の処方箋」と言うだけあって気持ちが良くなる話ですね。
2020年12月6日に日本でレビュー済み
高レビューを書いた人達で、虐待をうけながら育てられた人はほとんどいないのだろうなと思いました。ファンタジーかな。