本作品にて提起されている社会問題について、全く否定する気はない。
むしろ私たち大人一人一人に突きつけられた問題として、
真剣に考えなくてはいけない課題であろう。
しかし「小説」として、「物語」として本書はいただけない。
安直な展開、唖然とする病気ネタ、安い文章、上滑りした感情描写
とくに悪者役を、ここまで薄っぺらく描いてしまうことにより
社会を単純な勧善懲悪的に捉えてしまわないだろうか?
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アナザーヴィーナス 単行本 – 2007/3/1
吉富 多美
(著)
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余命わずかと宣告されたスクールカウンセラーの笙子は、生徒の
事故死と自殺未遂の問題に揺れる学校で、自殺を図った少女を救うことに余命を
使う決意をする。その行く手には衝撃の事実が...
教育と命の問題に真っ向から挑んだ問題作!
事故死と自殺未遂の問題に揺れる学校で、自殺を図った少女を救うことに余命を
使う決意をする。その行く手には衝撃の事実が...
教育と命の問題に真っ向から挑んだ問題作!
- 本の長さ301ページ
- 言語日本語
- 出版社金の星社
- 発売日2007/3/1
- ISBN-104323070829
- ISBN-13978-4323070827
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商品の説明
著者からのコメント
「あ、ヴィーナスだ。」空を見上げて笙子がいった。「明けの
明星だろ、あれ。」「そうもいうわね。またの名を宵の明星。またの名を金
星。」光をもたらすもの、ヴィーナス。その呼び名が様々あるように、それが友
人たちであり有沙であり、また自分でもあるということに笙子はようやく気づき
ます。夜明けの空に光をもたらす、ヴィーナスを仰ぎながら--。
人と人との出会いは、互いの心に光と影を生み出します。できうるならば、光を
もたらす存在でありたいと、夕闇にきらめく、もうひとつのヴィーナスを見上げ
ながら思っています。
吉富多美
明星だろ、あれ。」「そうもいうわね。またの名を宵の明星。またの名を金
星。」光をもたらすもの、ヴィーナス。その呼び名が様々あるように、それが友
人たちであり有沙であり、また自分でもあるということに笙子はようやく気づき
ます。夜明けの空に光をもたらす、ヴィーナスを仰ぎながら--。
人と人との出会いは、互いの心に光と影を生み出します。できうるならば、光を
もたらす存在でありたいと、夕闇にきらめく、もうひとつのヴィーナスを見上げ
ながら思っています。
吉富多美
出版社からのコメント
「わたし、まだ、死ねない。悲しい子どもたちをまだ一人も救っ
てはいない...」
『ハッピーバースデー』の著者、衝撃の最新刊!
『ハッピーバースデー』はこの物語の序章に過ぎなかった!?
この勇気の物語が、世の中の傷ついた魂に、ちゃんと届きますように...。
てはいない...」
『ハッピーバースデー』の著者、衝撃の最新刊!
『ハッピーバースデー』はこの物語の序章に過ぎなかった!?
この勇気の物語が、世の中の傷ついた魂に、ちゃんと届きますように...。
登録情報
- 出版社 : 金の星社 (2007/3/1)
- 発売日 : 2007/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 301ページ
- ISBN-10 : 4323070829
- ISBN-13 : 978-4323070827
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,486,099位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 363,383位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年5月30日に日本でレビュー済み
作者の熱意は買うが・・・その情熱のあまり、筆が少々すべっている感じを受ける。
「これでもか」という、作者の「ありったけの思い」は感じれるが、読み進めるほどにあまりにもそれが鼻について、ウンザリした。
誤解のないように言うが、私はこの作品の言わんとしていることは評価している。しかし、「小説」として見た場合にはマイナスである。これが、文芸書ではなく「教育関係・福祉関係として刊行される書物」であったなら、評価は星5つであったろう。
レビューなどは書かない主義だったのですが、全員が星5つつけてて満点というところが納得いかなくて投稿しました・・・・
ガンと宣告された主人公が、結局は・・・・だったというところは、この作者何考えてんだと思った。本を読みなれた方、普段からもっとムズカシイ文学を読んでいる方には、「言ってることは正論だけど表現が鼻につく」と思われる方もいるんじゃないでしょうか。
「これでもか」という、作者の「ありったけの思い」は感じれるが、読み進めるほどにあまりにもそれが鼻について、ウンザリした。
誤解のないように言うが、私はこの作品の言わんとしていることは評価している。しかし、「小説」として見た場合にはマイナスである。これが、文芸書ではなく「教育関係・福祉関係として刊行される書物」であったなら、評価は星5つであったろう。
レビューなどは書かない主義だったのですが、全員が星5つつけてて満点というところが納得いかなくて投稿しました・・・・
ガンと宣告された主人公が、結局は・・・・だったというところは、この作者何考えてんだと思った。本を読みなれた方、普段からもっとムズカシイ文学を読んでいる方には、「言ってることは正論だけど表現が鼻につく」と思われる方もいるんじゃないでしょうか。
2008年5月7日に日本でレビュー済み
これは、スクールカウンセラー香月笙子の物語です。
こんな見事な二段構成の物語は珍しいと思います。
最初は有沙の物語。でも彼女の問題を通し、香月は、今までの自分では考えられないような勇気を出した行動をします。それからというもの、周りの態度もすこしずつ変わってきて……。そして有沙の物語が終焉を迎えて初めて始まる笙子本人の物語。よく似た出来事、繰り返される歴史、そしてその果てに見えた光――二段構成の巧みさと、それがもたらすものに酔いしれてください。
この物語には、読者を引き込む力があるように思います。
個人的には、他に平沢の変化も好きでした。
笙子や有沙に比べたら、物語の中で大したウェイトを占めているわけではありません。でも私は、読み進めていくうちに彼が少し好きになりました。
こんな見事な二段構成の物語は珍しいと思います。
最初は有沙の物語。でも彼女の問題を通し、香月は、今までの自分では考えられないような勇気を出した行動をします。それからというもの、周りの態度もすこしずつ変わってきて……。そして有沙の物語が終焉を迎えて初めて始まる笙子本人の物語。よく似た出来事、繰り返される歴史、そしてその果てに見えた光――二段構成の巧みさと、それがもたらすものに酔いしれてください。
この物語には、読者を引き込む力があるように思います。
個人的には、他に平沢の変化も好きでした。
笙子や有沙に比べたら、物語の中で大したウェイトを占めているわけではありません。でも私は、読み進めていくうちに彼が少し好きになりました。
2007年4月18日に日本でレビュー済み
ハッピーバースデーの第2弾もやはり涙・感動でした。一人の女性が立ち向かってゆく姿とそれをささえてくれる人たち。世の中は嫌な人もたくさんいるけど、やっぱり人は助け合いながら生きてゆくものだとしみじみ思いました。
2007年4月13日に日本でレビュー済み
前作「ハッピーバースデー」を読んで、何でこんなに涙だ出て来るのかわからないくらい感動したので、電車の広告を見て早速購入。この本も、読み進むうちにどんどん引き込まれていって、またもや不覚にも涙が…読み終わった後には何とも清々しい気持ちになれました。お薦めの一冊です。