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行政人材革命―“プロ”を育てる研修・大学院の戦略単行本 – 2003/9/1

上山信一 (著), 梅村雅司 (著)

4.4 7個の評価

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本の長さ

265ページ
言語

日本語
出版社

ぎょうせい
発売日

2003/9/1
ISBN-10

432406900X
ISBN-13

978-4324069004
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商品の説明

著者からのコメント

本書は2つの顔を持っています。1つは組織向けの人材戦略提案の側面、もう1つは個人向けの行政大学院紹介の側面です。行政マン個々人の能力開発がなぜ重要になってきたのか、どう見直せばいいのか。この問いに答えるため「研修」と「大学院」に焦点を当てて、プロ人材を育成する観点とニューパブリックマネジメントの観点から実証的に分析しました。事例も豊富に収録し、特に16人に上る大学院体験記は個人の能力開発のケーススタディとして興味深いものです。本書から、スキル開発の課題に取り組むヒントがきっと見つかるでしょう。あまり知られていない行政大学院の全貌も理解できると思います。行政幹部、人事と研修の担当者、能力開発に意欲的な職員、大学院志望者の皆さんに一読をお勧めします。

出版社からのコメント

我が国の行政課題のなかで最も遅れている「人材育成」が変わり始めています。本書では、公務員の「内」と「外」を経験した著者により、研修所と大学院との連携による新たな人材開発手法が検討されています。第II部では、日英の行政大学院のデータや16人の受験の動機から修了後の成果まで貴重な体験記が収録されています。読み応えのあるこの本で、公務員として毎日の生活が一味違ったものになるのではないでしょうか。国、地方公共団体の企画研修担当者はもちろん、公共分野でのプロを目指そうとする意欲のある公務員すべてにお薦めの一冊です。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ ぎょうせい (2003/9/1)
発売日 ‏ : ‎ 2003/9/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 265ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 432406900X
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4324069004

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著者について

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上山信一
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慶應義塾大学総合政策学部教授。専門は、企業の経営改革、行政評価、行政経営。京都大学法学部卒業、プリンストン大学大学院(公共経営学修士)修了。運輸省(現・国土交通省)、マッキンゼー(共同経営者)、米ジョージタウン大学研究教授、慶應義塾大学特別研究教授等を経て2007年より現職。大阪府・市特別顧問、愛知県政策顧問、新潟市都市政策研究所長、国土交通省政策評価会座長等を兼務。主要著作に、『「政策連携」の時代』(日本評論社、2002年、第1回日本NPO学会賞受賞)など(「BOOK著者紹介情報」より：本データは『公共の経済・経営学―市場と組織からのアプローチ (ISBN-10: 4766419634)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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梅村雅司
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とっしー

大学院選びの実用書としてお勧め

2004年2月4日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

この本は‘行政人材革命’というよりは、‘行政大学院の選び方’というタイトルのほうが適しているというほど、学校の紹介、カリキュラムの特色などに多くのページを割いている。体験談もあり、大学院留学の実際の様子が伝わってくる。
筆者も言うように、公共政策修士号がMBAやJDに比べてどれほど‘役に立つ’のかははっきりしない。この学位がいわゆるキャリアアップには直結せず、自己満足に終わってしまう可能性が高いことは否めない。唯一学位が転職・キャリアアップにつながるとすれば、世銀や国連などへの就職がしやすいということか。しかし留学にかかった費用が回収しにくいことには変わりはない、、、。

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やんちゃなリキト

「耳は痛い～、14箇所　225cmの適材適書!!」

2003年10月1日に日本でレビュー済み

　早速、隣のひとにも紹介してしまいました。
そのひとは市町村を束ねる研修担当者。三夜漬けの私の話にその人は夢中。
ついに表紙までコピーする始末。「そうだ、その調子、まず君が変らないと!!」
これを機に目的不明で気持ちの入ってない研修は今すぐ抹殺。
やっぱり行政のプロを育てねば。
そんな私は14箇所をページ折り、225cmにもなったマーカー跡。
　興味を引いたのは、実際に始まっている研修所改革の5つの事例や
米国・日本それぞれの行政大学院の体験記。
“行政に必要な人材とは”“いま行政マンが取り組むべきものは、なんたるか”
その一筋の光が発見できたように思う。いやいや、思っているだけではダメなんだ。
「まず自分自身が変らなきゃ!!」
そんな行政のプロを目指す貴方にだけお薦めする一冊です。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

2003年9月23日に日本でレビュー済み

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わんわん

一課に一冊

2003年9月25日に日本でレビュー済み

まずは「ぎょうせい」さんっぽくない本だと思いました（笑）。いい意味で！
一口に「行政人材」といってもさまざまなアプローチがありますが、これだけ、組織・個人、国・地方、国内・海外などの観点を、バランスよく盛り込んだ本は初めてです。
特に、バラエティーに富んだ体験談はとっても真剣かつ現実的で、公務員のみならず、パブリックな取り組みに関心のある人には、”絶対”読んでほしい一冊です！

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amazonユーザー

プロの職業人として大学院で学ぼう！

2003年10月3日に日本でレビュー済み

この本の帯には「公務員の潜在能力を引き出そう！」とあるが、公務員に限らず、行政と連携することの多い非営利組織で働いている人、また、社会科学系の大学院進学を考えている人にオススメの1冊である。
２人の著者とも行政マンから外資系企業への転進経験があるが、その経験を経ての行政の仕事のやり方、人材の育て方に関する問題意識、改善策への提案は説得力に満ちている。
この書籍は、大きく分けると二部構成になっており、二部の日米の行政大学院のデータ部分だけでも十分役立てることができる。（二部を読む前に、一部の１章、４章、５章を読むと、プロの職業人として自ら学ぶ意識が培われるように感じる。）
私自身、行政大学院の社会人入試に挑戦したが、「研究計画書の考え方－大学院を目!指す人のために」（妹尾堅一郎著／ダイヤモンド社）とあわせて読むと、院試にかなり役立つと実感している。

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rascalrascal

政策系大学院を目指す人の必携書

2004年1月21日に日本でレビュー済み

これまで、ＭＢＡについてはこの手の本が各社から出てましたが、ＭＰＰ（公共政策学修士）やＭＰＡ（行政学修士）については類書がありませんでした。結局、海外で言えばハーバードのケネディ・スクール等、ネームバリューに頼るしかありませんでした。これに対し、本書は、初めて政策系大学院のカリキュラムやメリットを明らかにした、大学院修学になくてはならない文献だと思います。データや体験記という実証的な資料に基づいた客観的な論述を中心としていて、入学希望者のマニュアルとして、非常に有用です。また、人材育成論という学術書としても実証に基づいているだけに完成度が高いと思います。体験記の部分も、執筆者のバックグラウンドに偏りがなく、安心して参考にできると思います。次回は、一方で博士号取得、他方で行政経営スクールの経験に基づく論考が出ることを期待します。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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山中俊之

行政マンの初の本格的人材育成論

2003年10月1日に日本でレビュー済み

行政マンの人材育成は、古くて新しいテーマであるが、これまで本格的な人材論の本はなかった。本書は、行政経営の第一人者と行政人材教育の新進気鋭アントレプレナー（起業家）による本格的人材育成論である。本書を読めば、今後の行政マンの人材育成に関する道・方法論が見えてくる。行政の人材育成に関わるすべての人の必読書といえよう。人事改革に関して、もう少し突っ込んだ議論があればなお良かったであろう。

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