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死は共鳴する: 脳死・臓器移植の深みへ 単行本 – 1996/6/1
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- ISBN-104326153199
- ISBN-13978-4326153190
- 出版社勁草書房
- 発売日1996/6/1
- 言語日本語
- 本の長さ314ページ
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商品の説明
商品説明
本書の貫く主要なモチーフは2点ある。1つは、「脳死」の論議が「死の医学化」という近代的な現象の延長で行われていることに対する警鐘の意識。もう1つは、生理学的な認識を基礎にした「個人閉塞する死」という認識に対する、実感的な批判である。
死は個人のものではないと著者は言う。家族や近くの人々にとって、故人の死は生理学な死と共に訪れるのではなく、思い出を想起したり、ふと感じる不在の感覚といった経験を繰り返しながら、時間をかけてやってくるというのだ。つまり、みとる者とみとられる者との関係の中にこそ死の実体はあり、そうである以上、これと独立した「故人閉塞した(生理学的な)死」の判定に基づいた脳死など、根本から認められないというわけだ。
基本的な観点から離れずに、あくまで丁寧な考察を進める著者の手つきは、誠実で見事なものだ。推進であれ反対であれ、政治的な立場を超えて、多くの人に手にとっていただきたい。(今野哲男)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 勁草書房 (1996/6/1)
- 発売日 : 1996/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 314ページ
- ISBN-10 : 4326153199
- ISBN-13 : 978-4326153190
- Amazon 売れ筋ランキング: - 348,136位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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第1章 考察の開幕
第2章 先端技術と脳死論争の死角―脳死と死との等置批判
第3章 臨床医学の暗流―脳死・臓器移植批判
第4章 死の屍―脳死をめぐる死の自己決定権批判
され、本書を離れて考えてみれば、この著者の視点は、自己意識と理性能力に依拠する「パーソン論」的枠組みに囚われ続ける限り、絶えず隠れてしまっているものでもあることが伺われる。その意味において、本書は脳死・臓器移植にのみ焦点を当てているが、さらに広くいわゆるアメリカ的「生命倫理」そのものの基盤をも問い直すメタ批判的視点をわれわれに提示しているものと看做すことができよう。いずれにせよ、「真に人間らしい」感受性の復権が今日要求されていることは間違いのないことであり、その「感受性」とはいかなるものであるべきか、ということを考える上で、本書はわれわれに有益な視座を提供してくれている。