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”Laws of Fear: Beyond the Precautionary Principle”
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恐怖の法則: 予防原則を超えて 単行本 – 2015/2/7
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人々は恐れるべきでないときに恐れ、恐れるべきときに大胆であったりする。民主制国家において時として「危険に対する人々の狼狽」は集団、都市、ひいては国家に多大な影響を及ぼす。人々の恐怖/不安と法や政策の関係はどのようにあるべきか。熟議民主主義・合意論をリスクや恐怖/不安という現代に欠かせない視点と交錯させ論じる。
- 本の長さ376ページ
- 言語日本語
- 出版社勁草書房
- 発売日2015/2/7
- 寸法13.7 x 2.4 x 19.4 cm
- ISBN-104326154357
- ISBN-13978-4326154357
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商品の説明
著者について
キャス・サンステイーン Cass R. Sunstein 1954年生。ハーバード大学ロースクール教授。専門・憲法、行政法、環境法、法哲学、1978年ハーバード大学ロースクール修了。連邦最高裁判所で最高裁判事補佐官を務めた他、マサチューセッツ州最高裁判所、米国司法省等に勤務。1981年よりシカゴ大学、2008年から現職。2009年、行政管理予算局の情報・規制問題室長に就任。著作として、『インターネットは民主主義の敵か』(毎日新聞社、2003年)、『実践行動経済学』(日経BP社、2009年、リチャード・セイラーとの共著)『最悪のシナリオ』(みすず書房、2012年)、『熟議が壊れるとき』(勁草書房、2012年)など。
角松 生史(かどまつ なるふみ) 1963年生。1992年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手、九州大学法学部助教授を経て、2005年より神戸大学大学院法学研究科教授。主著に、「『公私協働』の位相と行政法理論への示唆」公法研究65号(2003年)200頁以下、「手続過程の公開と参加」磯部力他編『行政法の新構想II』(有斐閣、2008年)289 頁以下、「『協議調整型』まちづくりの制度設計とルール/スタンダード論」日本不動産学会誌27巻3号(2013年)55頁以下、『エコノリーガル・スタディーズのすすめ―社会を見通す法学と経済学の複眼思考』(有斐閣、2014年)第8章(共著)ほか。
内野 美穂(うちの みほ) 1978年生。神戸大学法学研究科博士課程後期課程在学中。主要業績に、シュミット―アスマン「法規命令:法律及び行政規則との関係において」神戸法学雑誌60巻3/4号(2011年、角松生史との共訳)ほか。
角松 生史(かどまつ なるふみ) 1963年生。1992年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手、九州大学法学部助教授を経て、2005年より神戸大学大学院法学研究科教授。主著に、「『公私協働』の位相と行政法理論への示唆」公法研究65号(2003年)200頁以下、「手続過程の公開と参加」磯部力他編『行政法の新構想II』(有斐閣、2008年)289 頁以下、「『協議調整型』まちづくりの制度設計とルール/スタンダード論」日本不動産学会誌27巻3号(2013年)55頁以下、『エコノリーガル・スタディーズのすすめ―社会を見通す法学と経済学の複眼思考』(有斐閣、2014年)第8章(共著)ほか。
内野 美穂(うちの みほ) 1978年生。神戸大学法学研究科博士課程後期課程在学中。主要業績に、シュミット―アスマン「法規命令:法律及び行政規則との関係において」神戸法学雑誌60巻3/4号(2011年、角松生史との共訳)ほか。
登録情報
- 出版社 : 勁草書房 (2015/2/7)
- 発売日 : 2015/2/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 376ページ
- ISBN-10 : 4326154357
- ISBN-13 : 978-4326154357
- 寸法 : 13.7 x 2.4 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 748,487位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 22,610位哲学・思想 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月29日に日本でレビュー済み
2015年3月18日に日本でレビュー済み
法哲学や行動経済学に関してさまざまな著作を書いているサンスティーンによるリスクへの考え方を論じた本。
もともと講義録を起こしたものらしく、内容的には 最悪のシナリオ―― 巨大リスクにどこまで備えるのか を簡単にしたような感じである。
その意味では、すでに『最悪のシナリオ』を読んでいる人はあまり読む必要がない気もする一方、このテーマを初めて読む人はこちらの方が敷居が低いかもしれない。
内容は、予防原則と費用便益分析というリスク法学でよく出てくる二つの手法を述べ(ただしウェイトは予防原則の方が高い)、それらの抱える問題点を指摘していく、というものがメインである。
最も強調されるべき点は、どちらの方法も万能ではないということであろう。
不適切な場所に不適切な方法を用いてしまうと、大いに問題を引き起こす結論が出てきてしまうのである。
併せて、行動経済学にも見識がある筆者らしく、いかに人がリスク判断について不合理な判断を下すか、そしてその不合理さとどう向き合うか(特にリベラルで民主主義的な社会で)、という問題も論じられている。
すでにリスクの法哲学的議論をいろいろと知っている人からすると、いささか突っ込み不足であり、また具体的なデータも『最悪のシナリオ』と比べると少なく感じられるだろう。
そういう面を踏まえても、やはり本書は「入門書」として位置づけられるように思う。
もともと講義録を起こしたものらしく、内容的には 最悪のシナリオ―― 巨大リスクにどこまで備えるのか を簡単にしたような感じである。
その意味では、すでに『最悪のシナリオ』を読んでいる人はあまり読む必要がない気もする一方、このテーマを初めて読む人はこちらの方が敷居が低いかもしれない。
内容は、予防原則と費用便益分析というリスク法学でよく出てくる二つの手法を述べ(ただしウェイトは予防原則の方が高い)、それらの抱える問題点を指摘していく、というものがメインである。
最も強調されるべき点は、どちらの方法も万能ではないということであろう。
不適切な場所に不適切な方法を用いてしまうと、大いに問題を引き起こす結論が出てきてしまうのである。
併せて、行動経済学にも見識がある筆者らしく、いかに人がリスク判断について不合理な判断を下すか、そしてその不合理さとどう向き合うか(特にリベラルで民主主義的な社会で)、という問題も論じられている。
すでにリスクの法哲学的議論をいろいろと知っている人からすると、いささか突っ込み不足であり、また具体的なデータも『最悪のシナリオ』と比べると少なく感じられるだろう。
そういう面を踏まえても、やはり本書は「入門書」として位置づけられるように思う。