茨木のり子さんの「個人のたたかい」で知った金子光晴氏の孫に宛てた詩集です。
孫の若葉におくる、祖父のまなざしは温かく、やさしい心で綴られた詩でした。
詩人ということもあり、文才に秀でていますが、それよりも心をもって編んだ印象でした。
大戦下の激動の時代を、反骨精神をもって生きた金子光晴氏。
老年に垣間見せる、祖父の孫に宛てた、温かなまなざしが快かったです。
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詩集 若葉のうた 単行本 – 1986/12/20
金子 光晴
(著)
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詩歴50年の詩人は、初孫の誕生に生命のいとしさ、尊さを見、すくすく伸びる孫が日本の未来にかけて虹のように大きく広がることを数々の詩編に歌いあげた。珠玉の詩集。
- 本の長さ157ページ
- 言語日本語
- 出版社勁草書房
- 発売日1986/12/20
- ISBN-104326850175
- ISBN-13978-4326850174
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登録情報
- 出版社 : 勁草書房; 新装版 (1986/12/20)
- 発売日 : 1986/12/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 157ページ
- ISBN-10 : 4326850175
- ISBN-13 : 978-4326850174
- Amazon 売れ筋ランキング: - 303,622位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 75,210位文学・評論 (本)
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5 星
孫におくる、やさしい祖父のまなざし
茨木のり子さんの「個人のたたかい」で知った金子光晴氏の孫に宛てた詩集です。孫の若葉におくる、祖父のまなざしは温かく、やさしい心で綴られた詩でした。詩人ということもあり、文才に秀でていますが、それよりも心をもって編んだ印象でした。大戦下の激動の時代を、反骨精神をもって生きた金子光晴氏。老年に垣間見せる、祖父の孫に宛てた、温かなまなざしが快かったです。
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2023年9月30日に日本でレビュー済み
茨木のり子さんの「個人のたたかい」で知った金子光晴氏の孫に宛てた詩集です。
孫の若葉におくる、祖父のまなざしは温かく、やさしい心で綴られた詩でした。
詩人ということもあり、文才に秀でていますが、それよりも心をもって編んだ印象でした。
大戦下の激動の時代を、反骨精神をもって生きた金子光晴氏。
老年に垣間見せる、祖父の孫に宛てた、温かなまなざしが快かったです。
孫の若葉におくる、祖父のまなざしは温かく、やさしい心で綴られた詩でした。
詩人ということもあり、文才に秀でていますが、それよりも心をもって編んだ印象でした。
大戦下の激動の時代を、反骨精神をもって生きた金子光晴氏。
老年に垣間見せる、祖父の孫に宛てた、温かなまなざしが快かったです。
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2006年1月26日に日本でレビュー済み
いつか出会った詩、いつか出会う詩。放埒な詩人の”じじ”は、自らの人生の冬に芽吹いた若葉への困惑と寂寥に身悶える。その乾いた髑髏からしたたる乳の強い滋味、孫娘への愛は時に肉感的でエロチズムである。
2011年2月4日に日本でレビュー済み
爺(じじ)であることのやさしさ。
父であることのやさしさ。
男であることの欲望。
男であることのやさしさ。
金子光晴のなかでそれはひとつのこと。
どれも決して別人格のことではない。
光晴は孫の若葉をやさしく詠った日にも、
街角で女性に声をかけたことだろう。
だがそれは背信ではなく、彼の偽らざる気持ちだ。
「若葉、来年は海へ行こう」。
なんとあたりまえでやさしく、
強く響くことばだろう。
親になる人にも、爺(じじ)婆(ばば)になる人にも、
きっと胸を打つ、やわらかな春のうた。
父であることのやさしさ。
男であることの欲望。
男であることのやさしさ。
金子光晴のなかでそれはひとつのこと。
どれも決して別人格のことではない。
光晴は孫の若葉をやさしく詠った日にも、
街角で女性に声をかけたことだろう。
だがそれは背信ではなく、彼の偽らざる気持ちだ。
「若葉、来年は海へ行こう」。
なんとあたりまえでやさしく、
強く響くことばだろう。
親になる人にも、爺(じじ)婆(ばば)になる人にも、
きっと胸を打つ、やわらかな春のうた。
2022年4月27日に日本でレビュー済み
ただの孫に対する祖父の思いを綴った よくある刺繍と思ったらそれは 半分正解だが半分 大きく違う少し違う のかと思ったら、 そこは金子光晴 。 表現、情感、光晴ならでは感覚の伝わる表現と、独自の ニヒリズム、 そして鋭い現代批判も描かれている。
そして今改めて思うのは
そして今改めて思うのは