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特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話 単行本 – 2006/3/12
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- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社研究社
- 発売日2006/3/12
- ISBN-104327376965
- ISBN-13978-4327376963
登録情報
- 出版社 : 研究社 (2006/3/12)
- 発売日 : 2006/3/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 270ページ
- ISBN-10 : 4327376965
- ISBN-13 : 978-4327376963
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,346,504位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
SF翻訳家、書評家、アンソロジスト。
1961年2月2日、高知県高知市生まれ。高知市立追手前小学校、土佐中・高等学校を経て、京都大学文学部文学研究科卒(英語アメリカ文学専攻)。
1986年、マリオン・ジマー・ブラッドリー『惑星救出計画』でSF翻訳者デビュー。訳書は、バリントン・J・ベイリー『時間衝突』『ロボットの魂』(以上、創元SF文庫)、P・K・ディック『ザップ・ガン』、コニー・ウィリス『ドゥームズデイ・ブック』『航路』など約100冊。共訳書に劉慈欣『三体』三部作、『円』『球状閃電』『超新星紀元』、『カート・ヴォネガット全短篇』全4巻(以上、早川書房)など。
編訳書に、シオドア・スタージョン『不思議のひと触れ』『輝く断片』(河出文庫)、コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』(河出書房新社)、『マーブル・アーチの風』、(早川書房)など。
スタージョン「ニュースの時間です」、テッド・チャン「商人と錬金術師の門」、劉慈欣「流浪地球」(共訳)の翻訳により、第36回、第40回、第54回星雲賞海外短編部門を受賞。ベイリー『時間衝突』、劉慈欣『三体』『三体Ⅱ 黒暗森林』で星雲賞海外長編部門受賞。
〈小説奇想天外〉の翻訳SF時評「海外SF問題相談室」を皮切りに、各紙誌にコラム・書評を連載。〈本の雑誌〉新刊SF時評は1990年から(二度の中断をはさみ)継続中。
2004年3月に豊崎由美との共著『文学賞メッタ斬り!』を刊行。
2008年からアンソロジストとしても活動。創元SF文庫『年刊日本SF傑作選』(日下三蔵と共編)とその後継の『ベストSF』(竹書房文庫)、『不思議の扉』(角川文庫)の各シリーズや、『ゼロ年代日本SFベスト集成』全2巻、『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』などのSFアンソロジーを編纂。責任編集の河出文庫『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』全10巻で、第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門受賞。
著書に『20世紀SF1000』、『新編 SF翻訳講座』、『50代からのアイドル入門』、『現代SF観光局』など。
1995年4月に開設したウェブサイト(http://www.asahi-net.or.jp/~KX3M-AB/)の日記は、その一部が、『狂乱西葛西日記20世紀remix SF&ミステリ業界ワルモノ交遊録』にまとめられている。
ツイッターのアカウント(@nzm)は、http://twitter.com/nzm/
日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ、日本SF作家クラブ会員。「ゲンロン 大森望 SF創作講座」主任講師。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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SF翻訳のウラ技では、人称代名詞の省略や漢字を減らすことなど、プロならではのノウハウを提供。また、翻訳技術だけにとどまらず、SF翻訳志望者向けとしてはSF翻訳家への成り方や年収などの貴重な情報が、海外SFファン向けには様々な周辺情報も見逃せない。
日本最古blogである、著者のwebサイトのファンなら必読。
出版が2006年ですし、集められた文章の多くが10年以上も前のものですから、例えば翻訳ツールとしてのワープロやパソコンに関する細かな記述が時代の古さを感じさせるなど、今となっては精読対象とはならない文章も含まれています。
しかしそれでも私は本書を堪能しました。
私自身はSFに関しては熱心なファンというよりはごく普通に年に数冊読む程度の読者ですし、翻訳を生業にしようと考えているわけではありませんが、著者の軽妙洒脱な文章は読んでいて大変心地良いもので、倦むことなく頁を繰り続けました。翻訳家のように言葉についてとことんつきとめる難渋の日々を送る人の文章は本当に面白いものです。翻訳家のエッセイにハズレはないというのが私の経験知ですが、今回もその期待を裏切ることのない内容に魅了されました。
翻訳家が経済的に余裕のある生活を保証してくれるものではないことは、金原瑞人の「 翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった 」でも読んだことがありますが、本書ではより詳しくその翻訳家の収入や印税生活の実態について綴られていて、大変興味深く読みました。
それにしても本書によればSF翻訳業界には若い後継者がなかなか育たない実情があるのだとか。
英語圏のSFの翻訳ですらそんな淋しい状況ですから、他にはわずかに東欧圏のSFが紹介されてきた程度の日本のSF翻訳業界で、今後アジアや中南米といった地域からのSF作品が紹介されることを期待するのは望み薄なのかもしれませんね。
それは大変残念なことです。
翻訳のテクニックらしきことも書かれていますが、基本的には筆者の日常を巡るエッセイです。
もちろん筆者が翻訳家でSFマガジンの翻訳講座の連載がベースになっているので、翻訳事情を巡る事柄に多く触れられており、翻訳家という職業に興味のある方は参考になるかもしれませんが、例えば収入の数字が10年以上前の数字なので現在にどれだけ当てはまるか疑問です。
一方、SFというジャンルを巡る翻訳事情は、翻訳家を目指す・目指さないを問わず、SFに関心のある人なら楽しく読めるのではないでしょうか。
ただ如何せん時間の過ぎているものもあるので、賞味期限いっぱいという感も否めない。