日本で息が詰まりそうになったとき
世界を見わたすと、
人間ってほんとにいろいろで、たくましくて
いいかげんだなあ、と
元気がわいてくる、
52の珍国ガイドBOOK。
たとえば南太平洋の、世界で三番目に小さい
ナウル共和国。燐鉱石の輸出一本で国民のGDPがアメリカ並み。
国民はみんな100年、遊んで暮らしていた。
しかし、 燐鉱石をすっかり掘り尽くして財政難に。
働くとはどういうことか、誰も知らないから
いまは各国の援助にすがって生き延びている。
絶海の孤島ピトケアン島は 政庁のある
ニュージーランドまで5300キロ。外部との交通手段は
3ヶ月に1度の貨物船のみ。人口46人。
天然資源も、輸出できる特産品もないけど
コレクター向けの切手販売やインターネットの独自ドメイン「.pn」の売り出しで
生計をたてている。
ナポレオンにマルタを追い出されたマルタ騎士団は
いまでもローマの本部ビルを拠点に活動を続けて
領土ナシにして
世界の93ヶ国に国家として認められ、外交関係を結んでいる。
イギリス沖合の公海上にある人工島を占拠して勝手に独立宣言した
人口4人の「シーランド公国」。この国を承認した外国政府はいまのところない。
世界はほんとにおもしろい。
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国マニア: 世界の珍国、奇妙な地域へ! 単行本 – 2005/11/1
吉田 一郎
(著)
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社交通新聞社
- 発売日2005/11/1
- ISBN-104330839059
- ISBN-13978-4330839059
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登録情報
- 出版社 : 交通新聞社 (2005/11/1)
- 発売日 : 2005/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 231ページ
- ISBN-10 : 4330839059
- ISBN-13 : 978-4330839059
- Amazon 売れ筋ランキング: - 649,639位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 536位地域研究
- - 12,083位社会学概論
- - 62,543位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年11月3日、東京都赤羽生まれ、埼玉県大宮育ち。
法政大学社会学部卒、早稲田大学院修士(国際関係学専攻)。
香港中文大学に留学し、「魔窟」と呼ばれた九龍城砦に居住。『HongKong Post』記者、月刊『香港通信』編集長、日刊『香港ビジネスポスト』編集長を経て、日本に帰国後、2007年に「大宮の自治と独立」を掲げて、さいたま市議に当選(無所属)。
著書に『消滅した国々』、『国マニア』、『世界飛び地大全』、『国境線の謎がわかる本』(監修)、『九龍城探訪』(監修)、『香港街伝』、『香港的秘密』、『中国アナーキー』など。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
wikipediaのような内容。著者の血肉が通っていない。
いや、コンセプトとしてはそれもありかもしれないけども、あくまでこれは日本人には知られてない国や地域を紹介しましょう。
というお題目なのだから、やはりそこが不満点。(そもそも紹介されたところでって話でもある)
もっと地域を絞って、大名旅行でも何でもいいから、
やはりそこに自分の足で行って、その空気感を書いてほしかったなあ。
というかその為のアイデア出しの段階にしか見えないんだよな、これ。
いや、コンセプトとしてはそれもありかもしれないけども、あくまでこれは日本人には知られてない国や地域を紹介しましょう。
というお題目なのだから、やはりそこが不満点。(そもそも紹介されたところでって話でもある)
もっと地域を絞って、大名旅行でも何でもいいから、
やはりそこに自分の足で行って、その空気感を書いてほしかったなあ。
というかその為のアイデア出しの段階にしか見えないんだよな、これ。
2012年7月29日に日本でレビュー済み
日本や韓国では未だに自国を単一民族国家だと思い込んでいる人々がいる。
ちょうどオリンピック期間中でもあるし、国家と言うものを考えてみようと手に取る。
一見雑学本のような体裁だが、なかなかどうして面白い。
特に第一章「小さくても立派にやっている極小国家ベストテン」は宗教的超大国の某市国を除けば、
非常に牧歌的であり、思わず♪次は 何処に 住もうかな 裏の神様の言う通り♪と口ずさみたくなる。
但、後半に入り帝国主義から冷戦・ソビエト崩壊へと続く激動の中に翻弄されて来た小国の歴史を読むと
暗澹たる気持ちに成らざるを得ない。
ちょうどオリンピック期間中でもあるし、国家と言うものを考えてみようと手に取る。
一見雑学本のような体裁だが、なかなかどうして面白い。
特に第一章「小さくても立派にやっている極小国家ベストテン」は宗教的超大国の某市国を除けば、
非常に牧歌的であり、思わず♪次は 何処に 住もうかな 裏の神様の言う通り♪と口ずさみたくなる。
但、後半に入り帝国主義から冷戦・ソビエト崩壊へと続く激動の中に翻弄されて来た小国の歴史を読むと
暗澹たる気持ちに成らざるを得ない。
2019年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『国』や『民族』、自治や居住権といった言葉の持つ意味の曖昧さに触れてみると、世界各地で起きている民族対立や独立戦争も違った形で理解できるかもしれません。"タイトル通りに世界の極小国家や地域を紹介している本書は、教科書では学ばない【裏世界史】としての新鮮な眼差しと問いかけを与えてくれる。
個人的にも、極小国家の経済戦略としての【インターネットドメイン販売】【(外国人向けの)記念切手販売】はやはりセオリーなのか。と、誰ともなく納得したり、植民地から独立を選ぶのが不利だとして【あえて独立しない】そんな選択をしている国家がこんなにもあるのか。と大国の都合で翻弄されたとしても、したたかに生きる各国家の事情を知って、読後は何だかんだ勇気付けられました。(著者の議員としての大宮独立運動も少し理解できたかも?) 国家、国民とは?にモヤモヤしている誰か。または歴史マニアの息抜きにもオススメ。
個人的にも、極小国家の経済戦略としての【インターネットドメイン販売】【(外国人向けの)記念切手販売】はやはりセオリーなのか。と、誰ともなく納得したり、植民地から独立を選ぶのが不利だとして【あえて独立しない】そんな選択をしている国家がこんなにもあるのか。と大国の都合で翻弄されたとしても、したたかに生きる各国家の事情を知って、読後は何だかんだ勇気付けられました。(著者の議員としての大宮独立運動も少し理解できたかも?) 国家、国民とは?にモヤモヤしている誰か。または歴史マニアの息抜きにもオススメ。
2013年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書評どおりで、見知らぬ国、一生訪問することないと思われる国の多さ、成り立ち、大変面白く読みました。
2016年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はすでに93か国訪問した。今後訪問する国には、
小国、変な国が含まれる。
この本は、小国、変な国がなぜ生まれたか、その歴史について、
判りやすく解説しており、本の大きさの割に
中身が詰まっている。解説内容も妥当と思う。
小国、変な国が含まれる。
この本は、小国、変な国がなぜ生まれたか、その歴史について、
判りやすく解説しており、本の大きさの割に
中身が詰まっている。解説内容も妥当と思う。
2019年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
有名ては、ない、国の?、あらゆる、事柄が、簡潔に、まとめられていて、読みやすい、好きな、ひとなら、、1日で、読み終わるだろう。逆に、嫌いな、ひとは、。
とにかく、読むべきだ、それだけ、かつて、損は、、無い、
とにかく、読むべきだ、それだけ、かつて、損は、、無い、
2012年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若い頃満員電車で通勤していたが、中公文庫の世界の歴史全15巻を往復で読了した事がある。今ではすっかり忘れてしまったが、本は持っている。その本にも載っていないような、小さい聞いた事もない国、名は知っているがどこにあるのかも知らない、50余の国々や地域について調べたのが本書で、面白いの一語に尽きる。
総じてこれら小さい国は、周辺の強大な国に運命を左右されており、チベットなど独立国でありながら、中国に頼らざるを得ない立場から、封建的な体制が革命後の中国に弱みとして突かれてしまったのが現状だろう。その点我が国は地勢的には恵まれている方なのかもしれない。
スバールバル諸島は北極圏にあり、色々な国が入って利用していたが、第一次と第二次世界大戦のはざまで小さな島どころではなくなった国々の中で、それまでの出費や他国との揉め事を嫌っていたノルウエーが実効支配を強め、現在はノルウエー領だが、加盟国も対等に滞在、利用出来、日本も加盟している。
そこで北方領土だが、返せ返せの一点張りでなく、ロシヤ住民に配慮した施策を考えるべきだろう。尖閣も周辺国が何も言わないから領有した事になっているが、当時朝鮮や中国はそれどころでなかったはず。共同管理が一番とは思うが、石原知事の買収には、すでに11億を超える寄付が集まったというから凄い。
他にもパキスタンとパングラディシュの成り立ちや、満鉄から満州国に至る経緯がよく分り、会社統治だった大東島は、沖縄の独立を考えていたアメリカが、在住していた琉球人に対して日本人を一時外国人としたりという事態もあったという。
ところであとがきによると、吉田氏は住んでいる埼玉県大宮市が、浦和市、与野市、岩槻市と合併してさいたま市になったのは、浦和市による植民地支配として、市議に立候補、2回目で当選、「国マニア」を地で行く活動をされているのには驚く。
総じてこれら小さい国は、周辺の強大な国に運命を左右されており、チベットなど独立国でありながら、中国に頼らざるを得ない立場から、封建的な体制が革命後の中国に弱みとして突かれてしまったのが現状だろう。その点我が国は地勢的には恵まれている方なのかもしれない。
スバールバル諸島は北極圏にあり、色々な国が入って利用していたが、第一次と第二次世界大戦のはざまで小さな島どころではなくなった国々の中で、それまでの出費や他国との揉め事を嫌っていたノルウエーが実効支配を強め、現在はノルウエー領だが、加盟国も対等に滞在、利用出来、日本も加盟している。
そこで北方領土だが、返せ返せの一点張りでなく、ロシヤ住民に配慮した施策を考えるべきだろう。尖閣も周辺国が何も言わないから領有した事になっているが、当時朝鮮や中国はそれどころでなかったはず。共同管理が一番とは思うが、石原知事の買収には、すでに11億を超える寄付が集まったというから凄い。
他にもパキスタンとパングラディシュの成り立ちや、満鉄から満州国に至る経緯がよく分り、会社統治だった大東島は、沖縄の独立を考えていたアメリカが、在住していた琉球人に対して日本人を一時外国人としたりという事態もあったという。
ところであとがきによると、吉田氏は住んでいる埼玉県大宮市が、浦和市、与野市、岩槻市と合併してさいたま市になったのは、浦和市による植民地支配として、市議に立候補、2回目で当選、「国マニア」を地で行く活動をされているのには驚く。