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知られざる渥美清 (広済堂文庫) (廣済堂文庫 お 5-15) 文庫 – 2002/1/1
大下 英治
(著)
- 本の長さ541ページ
- 言語日本語
- 出版社廣済堂出版
- 発売日2002/1/1
- ISBN-104331609162
- ISBN-13978-4331609163
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登録情報
- 出版社 : 廣済堂出版 (2002/1/1)
- 発売日 : 2002/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 541ページ
- ISBN-10 : 4331609162
- ISBN-13 : 978-4331609163
- Amazon 売れ筋ランキング: - 837,672位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
貴重な本です。まだ目を通していませんが、非常にわくわくしています。
2018年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
秘密のベールに包まれていた渥美清の人柄、私生活を知りたかったが、履歴書的な文章と文字が小さく読みにくかった。
2008年7月17日に日本でレビュー済み
小学校もろくにいかず、周囲からダメ人間だと思われた渥美が成功したのはなぜか。それは
天性の話し上手の才能を徹底的にみがいたからだ。渥美は得意な分野で勝負したのである。
渥美がたいへんな読書家であったのは興味深い。テレビの仕事をやり始めた頃、幼なじみの親友が渥美のアパートに、本が大量にあるのを見て驚く。週刊誌のたぐいはひとつもなく、
ほとんどが哲学書、随筆の部類だった。使いっ走りの少年には、本屋にいかせて、一度に
7〜8冊の新刊本を買い込ませたほどの読書家だったという。
ある女優が「渥美ちゃんの日本語はきれい。渥美ちゃんは心の二枚目だわ」と言ったそうだが、彼の日本語は読書によって磨かれたのだろう。
船井総研の船井幸夫氏は「すぐれた経営者は例外なくたいへんな読書家です」と語っている
が、渥美も優れた経営者といえると思う。
彼の女性観は興味深い。20も年下の女性と結婚しておきながら、
「結婚はたいへん、ひとりがいい」などと勝手なことを言っている。彼によると女性はいっしょに住むより、ちょっと離れて見ているほうがいいという。男の性(さが)として、やはり女性を裏切ることになるからつらい、と語った。母親と40年過ごして、どんなにがんばっても
女性と理解しあえない部分がある、と言った。
こういうところは私(40代男性)の気持ちと共鳴するところがあって、私は渥美にたいへん親近感を感じるのである。
また、妻帯者の身でありながら、ストリップ劇場に足を運んで一番前の「かぶりつき」に
陣取り、ストリップ嬢とことばを交わして楽しんでいる渥美に、私は男としてますます
共感してしまう。男とは、女性から見たらとても浮気性で信用のおけない生き物なのである。
渥美はそれがよくわかっていた。家族を持ちながらも、アパートで一人暮らしを続け、
ひとりでいることの楽しさを大切にした。
ここらのストーリーは、結婚相手が見つからなくて長く独身を続けている世の男性を
大いに励まし、元気づけるのではなかろうか。
この本は渥美を外から眺めて描いたものなので、渥美の心の中をうかがい知るのは難しい。
渥美が出世街道を歩む中での、苦悩、迷いがもっと書かれていたらよかった、と思うので
星3つ。
天性の話し上手の才能を徹底的にみがいたからだ。渥美は得意な分野で勝負したのである。
渥美がたいへんな読書家であったのは興味深い。テレビの仕事をやり始めた頃、幼なじみの親友が渥美のアパートに、本が大量にあるのを見て驚く。週刊誌のたぐいはひとつもなく、
ほとんどが哲学書、随筆の部類だった。使いっ走りの少年には、本屋にいかせて、一度に
7〜8冊の新刊本を買い込ませたほどの読書家だったという。
ある女優が「渥美ちゃんの日本語はきれい。渥美ちゃんは心の二枚目だわ」と言ったそうだが、彼の日本語は読書によって磨かれたのだろう。
船井総研の船井幸夫氏は「すぐれた経営者は例外なくたいへんな読書家です」と語っている
が、渥美も優れた経営者といえると思う。
彼の女性観は興味深い。20も年下の女性と結婚しておきながら、
「結婚はたいへん、ひとりがいい」などと勝手なことを言っている。彼によると女性はいっしょに住むより、ちょっと離れて見ているほうがいいという。男の性(さが)として、やはり女性を裏切ることになるからつらい、と語った。母親と40年過ごして、どんなにがんばっても
女性と理解しあえない部分がある、と言った。
こういうところは私(40代男性)の気持ちと共鳴するところがあって、私は渥美にたいへん親近感を感じるのである。
また、妻帯者の身でありながら、ストリップ劇場に足を運んで一番前の「かぶりつき」に
陣取り、ストリップ嬢とことばを交わして楽しんでいる渥美に、私は男としてますます
共感してしまう。男とは、女性から見たらとても浮気性で信用のおけない生き物なのである。
渥美はそれがよくわかっていた。家族を持ちながらも、アパートで一人暮らしを続け、
ひとりでいることの楽しさを大切にした。
ここらのストーリーは、結婚相手が見つからなくて長く独身を続けている世の男性を
大いに励まし、元気づけるのではなかろうか。
この本は渥美を外から眺めて描いたものなので、渥美の心の中をうかがい知るのは難しい。
渥美が出世街道を歩む中での、苦悩、迷いがもっと書かれていたらよかった、と思うので
星3つ。
2002年2月28日に日本でレビュー済み
渥美清は、本名を田所康雄という。しかし渥美は本名を嫌ったし、田所康雄として生きることをこばんだ(彼が田所康雄として生きたのは、幼少期あるいは晩年、しかも家族の前だけであったのかもしれない)。
本書は、役者・渥美清の生い立ちからその最期までを、たしかな筆致で描いた力作である。母や兄との関係の描写、家族や共演者の証言などをまじえながら、国民的俳優の「知られざる」一面にせまってゆく。さほど長さをかんじさせず、一気に読みとおすことができた。渥美清あるいは車寅次郎を愛する者にとっては、一読の価値はあると信ずる。渥美の魅力が倍増すること請け合いである。
本書は、役者・渥美清の生い立ちからその最期までを、たしかな筆致で描いた力作である。母や兄との関係の描写、家族や共演者の証言などをまじえながら、国民的俳優の「知られざる」一面にせまってゆく。さほど長さをかんじさせず、一気に読みとおすことができた。渥美清あるいは車寅次郎を愛する者にとっては、一読の価値はあると信ずる。渥美の魅力が倍増すること請け合いである。