中学校でキャッチャーをやっている息子のために
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捕手論 (光文社新書 32) 新書 – 2002/3/1
織田 淳太郎
(著)
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古田のリードの秘密は?谷繁、城島との違いは? 名勝負の裏に捕手あり!
勢い急いで飛び込んだテレビ新広島のロビーに、なぜか達川氏の姿はなかった。ソファに腰掛けて待つことにしたが、達川氏が現れたのはそれから約10分後。これまた間が悪く、ちょうど私のトイレタイムの時間帯だった。(中略)
1時間数十分後、インタビューは終わった。達川氏がふと漏らしたのは、私がお礼の言葉を口にして、立ち上がったときである。
「実はあなたのこと、わざと待たせたんよ」
「はあ……」
「試してみたんよ、どれだけ熱心か。どういうふうにするかな、と」(プロローグより)
勢い急いで飛び込んだテレビ新広島のロビーに、なぜか達川氏の姿はなかった。ソファに腰掛けて待つことにしたが、達川氏が現れたのはそれから約10分後。これまた間が悪く、ちょうど私のトイレタイムの時間帯だった。(中略)
1時間数十分後、インタビューは終わった。達川氏がふと漏らしたのは、私がお礼の言葉を口にして、立ち上がったときである。
「実はあなたのこと、わざと待たせたんよ」
「はあ……」
「試してみたんよ、どれだけ熱心か。どういうふうにするかな、と」(プロローグより)
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2002/3/1
- ISBN-104334031323
- ISBN-13978-4334031329
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
古田のリードの秘密は? 谷繁、城島との違いは? 名勝負の裏に捕手あり! 捕手、投手、打者、審判など、多面的な証言をもとに、捕手の配球、プレーの秘密を探求する。
著者について
著者 織田 淳太郎(おだじゅんたろう)
本名・石塚紀久雄。1957年北海道生まれ。スポーツライターとしてノンフィクション、小説の両分野で活躍中。おもな著書に『首都高に散ったチャンプ大場政夫』(小学館文庫)、『敗者復活戦』(共著、東京書籍)、『巨人軍に葬られた男たち』『長嶋茂雄大事典』(いずれも新潮OH!文庫)、『ジャッジメント』『トレーナー』(いずれも中央公論新社)、『論争・長嶋茂雄』(共編、中公新書ラクレ)がある。
本名・石塚紀久雄。1957年北海道生まれ。スポーツライターとしてノンフィクション、小説の両分野で活躍中。おもな著書に『首都高に散ったチャンプ大場政夫』(小学館文庫)、『敗者復活戦』(共著、東京書籍)、『巨人軍に葬られた男たち』『長嶋茂雄大事典』(いずれも新潮OH!文庫)、『ジャッジメント』『トレーナー』(いずれも中央公論新社)、『論争・長嶋茂雄』(共編、中公新書ラクレ)がある。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2002/3/1)
- 発売日 : 2002/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 204ページ
- ISBN-10 : 4334031323
- ISBN-13 : 978-4334031329
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,132,040位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年1月21日に日本でレビュー済み
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私はキャッチャーが好きだ。大好きだ!あの大谷が如何に165kmを投げようともチャッチできる捕手大野がいなければ何にもならない!野球は捕手だ。捕手で決まるんだ!捕手こそ命!やれ月見草だのやれ女房役だのやれ珍プレーの常連だの、地味で日陰者のイメージの強い捕手を舐めてもらっては困る。いや、舐めさせてやるのも戦略である。捕手の強いチームは確実に強い。しかし、一体何故なのか?捕手のプレーの奥深さと重要性を多角的に探求する捕手論の嚆矢たる一冊。
本書は2002年初版なのでデータがやや古く、当然コリジョンルール導入以前なのでP161からのブロッキングの章は改定が必要ではとも思うが、新書という制限のある中、”最低限これだけは”捕手を語る上で外せないトピックスを的確に網羅、どの章の考察も素晴らしい。
特にあの『江夏の21球』を捕手水沼の視点から読む「水沼四郎の21球』は感涙ものだ。
野村克也、森祇晶、伝説の名キャッチャー2名へのやや辛口の考察も良い。
捕手の仕事量は多い。審判との微妙な関係性、ピッチャーとの信頼関係構築(育成も担当)、サインやリードや配球の妙、打者との駆け引き、二盗阻止を可能とする肩の良さ、全配球を丸暗記できる頭脳は当然の上、バッターとしての成績も要求されるから大変だ。更に捕手の宿命たる怪我や故障を抱えながらも戦い続ける正しく満身創痍の姿、投手金田の球をファウルチップした長嶋の打球の直撃を受けた谷田の眉間部分の頭蓋骨にヒビが入っていた、というエピソードは凄い。自分も事故でこの部位の怪我をした経験があるが下手をすると即死である。キャッチャーは真剣に命懸けのポジションだ。誰が何と言おうともキャッチャーは男の中の男だ。
データ重視の近代野球の現状から鑑みて、捕手の重要性は今後も増しはすれ減ることは決してないだろう。捕手は野球というスポーツにおける頭脳である。捕手はデータベースサーバであり、CPUであり、優れたセンサを搭載したエッジコンピューターだ。捕手のスペックがどう勝敗を左右するか、統計的に是非研究してみたいものだが、捕手は人間的にも魅力的で面白い方が多い気がする。達川も里崎も喋る喋る、古田は解説者としても一流だし、大野もスピーチが上手かった。捕手はコミュニュケーション能力必須な故に言語運動野も発達しているのだろうか?
その辺の考察も含め、第二弾『続・捕手論』を是非ともお願い致します。
本書は2002年初版なのでデータがやや古く、当然コリジョンルール導入以前なのでP161からのブロッキングの章は改定が必要ではとも思うが、新書という制限のある中、”最低限これだけは”捕手を語る上で外せないトピックスを的確に網羅、どの章の考察も素晴らしい。
特にあの『江夏の21球』を捕手水沼の視点から読む「水沼四郎の21球』は感涙ものだ。
野村克也、森祇晶、伝説の名キャッチャー2名へのやや辛口の考察も良い。
捕手の仕事量は多い。審判との微妙な関係性、ピッチャーとの信頼関係構築(育成も担当)、サインやリードや配球の妙、打者との駆け引き、二盗阻止を可能とする肩の良さ、全配球を丸暗記できる頭脳は当然の上、バッターとしての成績も要求されるから大変だ。更に捕手の宿命たる怪我や故障を抱えながらも戦い続ける正しく満身創痍の姿、投手金田の球をファウルチップした長嶋の打球の直撃を受けた谷田の眉間部分の頭蓋骨にヒビが入っていた、というエピソードは凄い。自分も事故でこの部位の怪我をした経験があるが下手をすると即死である。キャッチャーは真剣に命懸けのポジションだ。誰が何と言おうともキャッチャーは男の中の男だ。
データ重視の近代野球の現状から鑑みて、捕手の重要性は今後も増しはすれ減ることは決してないだろう。捕手は野球というスポーツにおける頭脳である。捕手はデータベースサーバであり、CPUであり、優れたセンサを搭載したエッジコンピューターだ。捕手のスペックがどう勝敗を左右するか、統計的に是非研究してみたいものだが、捕手は人間的にも魅力的で面白い方が多い気がする。達川も里崎も喋る喋る、古田は解説者としても一流だし、大野もスピーチが上手かった。捕手はコミュニュケーション能力必須な故に言語運動野も発達しているのだろうか?
その辺の考察も含め、第二弾『続・捕手論』を是非ともお願い致します。
2008年6月17日に日本でレビュー済み
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「ヤクルトが好調な原因は古田のリードにあり」とか、ヤクルトが強い時代はよく言われましたが、「キャッチャーのリードでそんなに変わるものかな」と当時は思っていました。本書を読まれると、キャッチャー一人でゲームが大きく動くことを実感できると思います。とくに興味深かったのは、往年の審判へのインタビューも含まれていることです。審判からみてどういうキャッチャーに甘い判定を下しやすいのか等、面白い話がいろいろ出てきます。著者が野球を極めた(プロや社会人で)方でないためか、読んでいて「臨場感」というのはあまり感じませんでした。このため星4としました。
2003年8月31日に日本でレビュー済み
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投手の女房役、チームの要。チームにとって大事なはずの捕手というポジションを、おそらく初めて解説した一冊。
捕手というポジションの難しさ、奥の深さを十分に感じることができ、野球中継を見るのが楽しみになります。特にキャッチングのうまさなんて、今まで考えてませんでした。
投球の組み立てについての記述は確かに物足りませんが、まあそれは川口和久氏の著書に譲るとしましょう。またこの本の中で書かれている達川捕手と川口投手の関係については、川口氏の本に川口サイドからの視点で書かれており、合わせて読むと面白いです。
ただエディターレビューに書いている達川氏の行動の理由、これは本書を読み終えた今もよくわかりません。
捕手というポジションの難しさ、奥の深さを十分に感じることができ、野球中継を見るのが楽しみになります。特にキャッチングのうまさなんて、今まで考えてませんでした。
投球の組み立てについての記述は確かに物足りませんが、まあそれは川口和久氏の著書に譲るとしましょう。またこの本の中で書かれている達川捕手と川口投手の関係については、川口氏の本に川口サイドからの視点で書かれており、合わせて読むと面白いです。
ただエディターレビューに書いている達川氏の行動の理由、これは本書を読み終えた今もよくわかりません。
2006年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表があれば裏があり、投げ手がいれば捕り手がいる。投手が表なら捕手は裏だろう。たとえば「江夏の投げた21球」は「水沼のリードした21球」でもあるのに、ついた物語の表題は「江夏の・・・」となる。
本書は、裏方と見られがちな捕手の立場から、プロ野球の知られざる世界を解き明かそうとした画期的な書物である。捕手が実にいろいろな役割を担っているかが解るだけでなく、打者や審判とのトボケた会話に笑ってしまったり、バッテリーの人間味にホロリとさせられる場面、またその正反対の場面もあり、読んでいてなかなかおもしろい。オリンピックのスプリンター飯島選手が「ドン!」の声でスタートしてしまった話など、ペーソス漂う寸劇である(真偽はわからないが)。
異色なのは「メジャー捕手」「ブロッキング」「キャッチング」の章だ。これらは私にとって未知の世界であり、「捕手」という名の深い深い森のような世界だ。もしその中に迷い込んだらもう戻れないのではないかと思うほど奥が深く、出口が見えず、恐ろしくもあり、しかし前へ前へと進みたくなる森だ。
来期メジャーへと進路を定めた城島捕手は、今やこの深い森に一歩足を踏み入れたと言えるだろう。日本人捕手として前人未到の森である。はたしてどんな世界なのだろうか。
最終章「捕手とチームプレー」も新鮮だった。選手だけではなく、コーチングスタッフや監督も含めた新しい概念の総合的チームプレーがそこに存在する。最後の大野投手のコメント「このキャッチャーのために...」は感動的であり、捕手のひとつの理想像を示唆しているだろう。
本書は、裏方と見られがちな捕手の立場から、プロ野球の知られざる世界を解き明かそうとした画期的な書物である。捕手が実にいろいろな役割を担っているかが解るだけでなく、打者や審判とのトボケた会話に笑ってしまったり、バッテリーの人間味にホロリとさせられる場面、またその正反対の場面もあり、読んでいてなかなかおもしろい。オリンピックのスプリンター飯島選手が「ドン!」の声でスタートしてしまった話など、ペーソス漂う寸劇である(真偽はわからないが)。
異色なのは「メジャー捕手」「ブロッキング」「キャッチング」の章だ。これらは私にとって未知の世界であり、「捕手」という名の深い深い森のような世界だ。もしその中に迷い込んだらもう戻れないのではないかと思うほど奥が深く、出口が見えず、恐ろしくもあり、しかし前へ前へと進みたくなる森だ。
来期メジャーへと進路を定めた城島捕手は、今やこの深い森に一歩足を踏み入れたと言えるだろう。日本人捕手として前人未到の森である。はたしてどんな世界なのだろうか。
最終章「捕手とチームプレー」も新鮮だった。選手だけではなく、コーチングスタッフや監督も含めた新しい概念の総合的チームプレーがそこに存在する。最後の大野投手のコメント「このキャッチャーのために...」は感動的であり、捕手のひとつの理想像を示唆しているだろう。
2007年10月17日に日本でレビュー済み
近代の名捕手 古田敦也が引退したときに手に取ったのがこの本でした。若き日の古田をはじめ、多くの名捕手について描かれている。谷繁、城島、若菜、達川、水沼、森、野村。。。他、多くの選手が登場する。
そんな中、感じたのは、バッテリーというものは夫婦に例えられるが、やはりバッテリーは夫婦なんだと。ある意味では親子かもしれない。けど、支えあって生きている存在で、且つ、お互いのいいところを伸ばしつつ、悪いところを受け入れつつ、その悪い部分を直すようにしていくことがお互いが名選手となる道なのだと。
直球を投げたいという若いピッチャーに変化球のサインを出して、無理やり変化球を投げさせるよりも、直球を投げさせて打たれ、直球を投げたことを省みさせることも大切なのだ。そうやって、少しずつ投球術というものを覚え、さらには独自の投球術に発展していく。これは川口と達川との間の出来事だ。
寄せ集め感のぬぐえないさえない投手陣。そんな投手陣に1段上のステージにあがるために1つずつ課題を与える。その結果が1シーズンを通してみると劇的な変化につながる。そうして出来上がったのが、トライアウトなどで集められた投手陣で大きく勝利数を伸ばした野村再生工場での古田の仕事っぷり。
この本が執筆されたのは阿部のルーキーイヤーを終えた後。阿部の良さ、足りなさ、将来性などが描かれていた。そして、今、立派にジャイアンツの正捕手となっている。続編として、阿部のその後や里崎などの今、トップに登りつめようとしている捕手たちを描いた作品も見てみたい。
そんな中、感じたのは、バッテリーというものは夫婦に例えられるが、やはりバッテリーは夫婦なんだと。ある意味では親子かもしれない。けど、支えあって生きている存在で、且つ、お互いのいいところを伸ばしつつ、悪いところを受け入れつつ、その悪い部分を直すようにしていくことがお互いが名選手となる道なのだと。
直球を投げたいという若いピッチャーに変化球のサインを出して、無理やり変化球を投げさせるよりも、直球を投げさせて打たれ、直球を投げたことを省みさせることも大切なのだ。そうやって、少しずつ投球術というものを覚え、さらには独自の投球術に発展していく。これは川口と達川との間の出来事だ。
寄せ集め感のぬぐえないさえない投手陣。そんな投手陣に1段上のステージにあがるために1つずつ課題を与える。その結果が1シーズンを通してみると劇的な変化につながる。そうして出来上がったのが、トライアウトなどで集められた投手陣で大きく勝利数を伸ばした野村再生工場での古田の仕事っぷり。
この本が執筆されたのは阿部のルーキーイヤーを終えた後。阿部の良さ、足りなさ、将来性などが描かれていた。そして、今、立派にジャイアンツの正捕手となっている。続編として、阿部のその後や里崎などの今、トップに登りつめようとしている捕手たちを描いた作品も見てみたい。
2005年12月7日に日本でレビュー済み
古田敦也、城島健司、水沼四郎、森祇晶、野村克也、達川光男、谷繁元信など、古今の名捕手を取り上げて、捕手という職業についてに語ったもの。ピッチャーや審判も含めて、多くのインタビューから構成されている。
キャッチング、配球、バッティング、審判との関係など、実に様々な側面から話題が上げられている。捕手という仕事の大変さが良く伝わってくる。しかも、インタビューに流されず、しっかりとした方向性を持って書かれているから、非常に読みやすい。
江夏の21球など、実際の試合中のエピソードも挟み込まれていて、楽しめた。
キャッチング、配球、バッティング、審判との関係など、実に様々な側面から話題が上げられている。捕手という仕事の大変さが良く伝わってくる。しかも、インタビューに流されず、しっかりとした方向性を持って書かれているから、非常に読みやすい。
江夏の21球など、実際の試合中のエピソードも挟み込まれていて、楽しめた。
2007年12月23日に日本でレビュー済み
一昔前までは野球で日陰のポジションとされてきたキャッチャーに関する考察をしています。
キャッチャーから見た『江夏の21球』などの歴代選手の逸話や捕手のみならず投手、打者、
審判などの色々な立場の人間とのインタビューを交え、様々な角度から現在の捕手像を浮き彫りにしています。
それにしても、いくら本当のことだからって、森祇晶のこと悪く書き過ぎでしょ…
キャッチャーから見た『江夏の21球』などの歴代選手の逸話や捕手のみならず投手、打者、
審判などの色々な立場の人間とのインタビューを交え、様々な角度から現在の捕手像を浮き彫りにしています。
それにしても、いくら本当のことだからって、森祇晶のこと悪く書き過ぎでしょ…