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現代アート入門の入門 (光文社新書) 新書 – 2002/10/17

3.2 5つ星のうち3.2 8個の評価

今、何を見るべきか 今、どこへ行くべきか 「アートの今」を知る決定版
現代アートはワカラナイ、現代アートはムツカシイ。そう、決めつけてはいないだろうか。しかし、一枚の絵は人生を変えうる力を持ち、同時代を生きるアーティストの作品と出会うことで、刺激に満ちあふれた世界が始まる。
現代アートの現場を見続けてきた若きプロデューサーが、日本と世界のアートシーン、今見るべき作品、行く価値のある美術館、作品を見るときのちょっとしたポイント、オススメの現代アーティスト達までを公開する。
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商品の説明

著者からのコメント

内緒の話ですが、、、現代アートってかなり面白いんですよ。 「興味はあるけど難しい」「なかなかわかりにくい」と言われている現代アート。その理由はアーティストとの距離が遠いこと、が原因でした。そのアーティストと市民の距離をもっともっと近くしたい、というのがこの本です。
速成日本現代美術史やオススメのアーティストインデックスなど便利なものがいっぱい。

著者について

著者 山口 裕美(やまぐちゆみ)
アートプロデューサー。「現代アートのチアリーダー」として、現代アートの応援団を作るべくウェブページ、トウキョウトラッシュを主宰。アート系NPO法人「芸術振興市民の会」(CLA)理事。eAT金沢99総合プロデューサー。学校法人KIDI学園顧問。著書に「トウキョウトラッシュ・ウェブ・ザ・ブック」(美術出版社)がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2002/10/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/10/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 433403165X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334031657
  • カスタマーレビュー:
    3.2 5つ星のうち3.2 8個の評価

著者について

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山口 裕美
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カスタマーレビュー

星5つ中3.2つ
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8グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
欧米に追いついていない日本のアートシーンへの批判と
それに対しての著者の行動の説明は主観的な表現が多すぎる
その箇所については、とくに独断と偏見が強い

アーティストの作品の紹介、説明は
それら批判と打って変わって稚拙な表現
アートプロデューサーとは思えない文章

誤字も多い
マウリツィオ カテランを一部、カトラン
長沢英俊を長沢秀俊
カタリーナ フリッチュをカタリーナ フイッチェと表記されています

知らなかったアーティストや作品
美術館や建築を知れたのはまだよかったけど
もうちょっと調和のとれた
客観的な本を書いてください
アートへの情熱や行動力は認めます
がんばりましょう
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月31日に日本でレビュー済み
 民主主義社会の宿命とでも言おうか、どの分野でも多数の大衆の無知が様々な弊害を及ぼしている。現代アートの分野でもそういう現状があるのだということを、多数の無知な大衆に属する私でも理解できる良い本である。

 また現代アートに興味を持つ人ならばその分野を分かりやすく俯瞰するツールになるだろう。あくまでも筆者の視点からだが。しかし山口裕美という人物の現代アート、特に世界と比較して劣悪な環境に置かれている日本の若いアーティスト達を応援したいという情熱は充分に伝わってくる。私もできれば応援部隊の一員になりたいものだと思わされた。

「入門の入門」という謙虚な書名にもあるように、紹介されている作品やアーティストは多くはない。このように分かりやすい本で尚かつ更に詳しい入門書が望まれる。また金沢21世紀美術館が開館前であるという記載など情報に古さがあり改訂版が待たれる。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年3月28日に日本でレビュー済み
再掲
読んだのは2005 2刷

娘に読んだらと言われていた本
芸術に一番遠い所にいる俺が読んだ。娘に言われなかったら一生読むことなどなかった本であろう。先日は絶対見ろと言われて川村記念美術館でマーク・ロスコを見てきた。
でも、やっぱり良く分からないのである。現代アートなるものが。
もちろんニュース等で村上隆さんのフィギャーが高額で落札されたのは知ってはいたし、美術館が嫌いな訳ではない。
これは、おそらく本書の筆者が指摘するように、小さい頃から我々が親しんでないからであろう。そして現代アートもやがては古典となり、残るべき作品は残っていくのだろう。
筆者はまさに入門の入門という形で現代アートの流れや現状を説明し、日本の現代アートのある種、後進性とでもいう面を指摘しているようにも見える。ただ、音楽にも絵画にも国境などないという文脈から見れば、けっしてそれは後進性ではなく本邦での必然なのであろう。
ひとつ気になったのは奈良美智の説明の項で、彼が青森生まれで、その後ドイツに留学したことを理由に、たぶん南の島では哲学は生まれないだろうと書く。あまりに短絡的な考察である。
芸術の評価者は専門家でなく一般市民である、そこが学術論文の評価と違うところである。一般市民が受け入れるために何が必要なのか、やはり沢山の作品を澄んだ眼と心で見たり触ったり聞く事なのだろうと思った次第である。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年4月9日に日本でレビュー済み
現代アートと聞くとかんだかよくわからない

って感じてしまう。

ほんとにこんなのがいいものなのか。

などなどいろいろなことを考えてしまって

純粋に楽しむことができなかった部分があった

自分のモヤモヤがすっと無くなるような一冊でした。

現代アーティストが現在の日本に置かれている状況。

ギャラリーが抱えるシステム的な問題。

世界から見た、日本人アーティストのアイデンティティー。

などなど、いろいろとわかりやすく語られています。

要するには一枚の絵を買ってみようってことです。

その瞬間、アートもアーティストも自分の日常に

ぐっと近づいてくるから。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年11月3日に日本でレビュー済み
この本のタイトルは『現代アート入門の入門』であるが、その中身は全く異なる。この種の本に興味を持つ人が普通期待する内容は、現代アートの紹介や解説、見方、楽しみ方といった話題であろう。しかしこの本に書いてあるのはそのような内容ではなく、日本の大衆に対する愚痴である。日本の大衆はアートを理解するセンスが無いと嘆いている。村上隆のようなオタクというかマニアックな人間を、日本を代表するアーティストとしてリスペクトせよ。というのが、この著者の主張である。
 著者は美術を見る人(アートファン)の立場からこの本を書いたのではなく、あくまでアートの作り手側からこの本を書いている。外国では日本のオタクやマニア達の作品がアートとして認められているのに、なぜ日本人は彼らを尊敬しないのだ、という不満が爆発した本である。
 確かに日本では現代アートに対する一般の理解が乏しいことは事実である。しかし一般の理解が乏しい原因は、現代アートの作り手側にこそあるのではないだろうか。
 ところで本文中には「バナナ」という蔑称語がでてくる。著者の解説を引用すると、「バナナとは表、つまり肌は黄色いが中身は白いという意味で、中身が西洋化されていることを指す」。日本人としてのアイデンティティを持たず、西洋の物まねばかりをしているアーティストに対する蔑称語らしい。欧米で認められているのだから日本人も受け入れよ。と主張している著者こそが「バナナ」の典型例ではないだろうか...
83人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月24日に日本でレビュー済み
「現代アート入門」というタイトルだが、いわゆる美術史というか現代アートの歴史的流れを

説明してくれているのは全9章中、1章だけである。ではその他の章には一体何が書かれて

いるのかというと、著者の「グチ」だ。外国と比して、日本の現代アート(界)の現状がいかに

酷いものかということをさまざまな視点から、言葉を尽くして嘆いている。

日本には世界的に見ても評価に値するアーティストがたくさんいる。

だが、日本人は相変わらず外国崇拝が強く、美術といえば「印象派」、現代芸術といっても

ウォーホルなどのポップアートにしか目が向かない。まさに今、われわれと共に生き、同じ時代に

作品を作りつづける「コンテンポラリーアーティスト」(著者)には見向きもせず、またそれを評価する

「システム」が日本には無い。そう嘆く著者の主張(グチ?)はきわめて真っ当であるように思われる。

本田健、トーストガール、島袋道浩、中村ケンゴ、鳥光桃代、小林孝亘・・・。あなたはこの中の

何人のアーティストを知っているだろうか。むろん、私も本書を読んで知ったクチである。

いわゆる日本の現代アート(著者の言い方を使えば「コンテンポラリーアート」)を正面から扱った本は

極めて希少なだけにこの本の意義は大きい。著者の主張に疑問がないわけではない(「村上隆に対する

過剰な思い入れ」など)し、やや雑に思われる箇所もあるのは確かだ。

だが、同時代アーティストにそっぽを向きつづける日本のアートファン及びアート界の現状を考えると、

この本の価値がなくなる日はまだ当分来そうにないという気がするのである。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年11月12日に日本でレビュー済み
半分以上、美術館の紹介や美術業界の動向、現代アートの支援団体の話。残り半分以下で、現代アートとよばれるものの、歴史や作品の紹介です。作品紹介も、白黒写真だけで、分かりにくいものがいくつかありました。
素人目ですが、作品紹介にしても、このような作品ができたか?などの解説にしても、なんとなく、表面的な印象を受けました。読んで、あーなるほどなぁ、という点が少なかった印象です。
が、いろいろ見ていく中で、「何を美しいと感じるのか?」など、自分の意識について、考えさせられる本でした。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年12月5日に日本でレビュー済み
 普段、アートと関係のない生活をしている人ほど、「アート」と聞くと逃げたくなるのではないか。そういうのを食わず嫌いというのです。

 今の日本、一般の人がそれなりの芸術活動をするといったら、学校が最後か。下手したら中学校の、技術・家庭とかいうそんな科目で何かしら作らされたりといった具合か。高校以上になると自分の選択によってはまったく、それらとは関わり持たなくなるからね。だからアートは分からない。という現象が起きてしまうのだよ。

 そんな諸君には、この本とってもお奨め。アートがなんだか分かります。ってのはウソ。分からなくても良いの、何だかは。ただ楽しみ方、付き合い方が分かれば良いのですから。そうこうしていくうちに「現代アートはこういうことだったのか〜」ってのがわかるかもしれません。保障はしません。

 アートに多少なりと興味ある人にももちろんお奨め。勇気が持てますよ、自分の作品が人に認められてこなかった人達は、きっと。さらには、「もっとがんばろう!」って気になれるかもしれません。

 今度の休みは何しますか。何か創造活動しますか。いや、それよりも美術館に足を運びますか、画廊に行きますか。何でもいいんです。きっと、あなたもそういう気持ちになれるはず。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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