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企業再生ファンド (光文社新書) 新書 – 2003/4/18
和田 勉
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2003/4/18
- ISBN-104334031927
- ISBN-13978-4334031923
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2003/4/18)
- 発売日 : 2003/4/18
- 言語 : 日本語
- 新書 : 222ページ
- ISBN-10 : 4334031927
- ISBN-13 : 978-4334031923
- Amazon 売れ筋ランキング: - 747,859位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
過去の事例も豊富であり概要はわかりやすいと思うが、内容に厚みがない。
2005年2月18日に日本でレビュー済み
「土地神話」「担保至上主義」「銀行が損切りできない事情」
不良債権処理がが遅々として進まないのはこれだけが原因ではなかった。
債券売買に係わる法律整備の遅れ、売却の場合の税金関係の不透明さなど政府の政策が後手後手だったことがよく解る。
また、米国のS&L危機を全然学習していないことも露見した。
RCCと産業再生機構の棲み分けもはっきりしない・・・
本書では、不良債権ビジネスを引き受けるサービサーの存在やその背景が紹介されている。
不良債権ビジネスの大きな流れを掴み、この手の日経の記事もそればりに理解できるようになるだろうが、それはあくまで表面的なものに留まる。
不良債権ビジネスのスキーム、儲けのGimmickなどを知りたければコンサルタントか実務者の書いた本に譲ることになる。
不良債権処理がが遅々として進まないのはこれだけが原因ではなかった。
債券売買に係わる法律整備の遅れ、売却の場合の税金関係の不透明さなど政府の政策が後手後手だったことがよく解る。
また、米国のS&L危機を全然学習していないことも露見した。
RCCと産業再生機構の棲み分けもはっきりしない・・・
本書では、不良債権ビジネスを引き受けるサービサーの存在やその背景が紹介されている。
不良債権ビジネスの大きな流れを掴み、この手の日経の記事もそればりに理解できるようになるだろうが、それはあくまで表面的なものに留まる。
不良債権ビジネスのスキーム、儲けのGimmickなどを知りたければコンサルタントか実務者の書いた本に譲ることになる。
2003年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不良債権処理が今の日本経済の最重要課題であることは間違いないだろう。本書は、不良債権処理の手法や、それに関わるプレイヤー達の動向に興味を持つ読者に最適の入門書だ。
整理回収機構、産業再生機構、会計規則の変更、銀行の自己資本比率、などの文字が新聞や雑誌の紙面を賑わせているが、経済や財政に疎い人間には記事や解説を読んでもいまひとつピンとこない。どうせ自分には縁のない世界と諦めていたときに本書に出会った。本書を読んだだけですべてが分かるわけではない。だが、少なくとも、新聞や雑誌の記事や解説を理解し評価することができるようになる。
歯切れのよい解説は読みやすく、とっつきにくい用語も分かりやすく説明してくれる。最後まで読むと、著者の意見に異論を言いた!くなるが、そもそも「異論を言いたくなる」程度まで私を啓蒙してくれたのは本書だ。
読んで決して損をしない本としてお奨めする。
整理回収機構、産業再生機構、会計規則の変更、銀行の自己資本比率、などの文字が新聞や雑誌の紙面を賑わせているが、経済や財政に疎い人間には記事や解説を読んでもいまひとつピンとこない。どうせ自分には縁のない世界と諦めていたときに本書に出会った。本書を読んだだけですべてが分かるわけではない。だが、少なくとも、新聞や雑誌の記事や解説を理解し評価することができるようになる。
歯切れのよい解説は読みやすく、とっつきにくい用語も分かりやすく説明してくれる。最後まで読むと、著者の意見に異論を言いた!くなるが、そもそも「異論を言いたくなる」程度まで私を啓蒙してくれたのは本書だ。
読んで決して損をしない本としてお奨めする。
2004年2月11日に日本でレビュー済み
不良債権や再生ファンドというと得てして難しい法律用語が付き物であるが、本書は、堅苦しい話を抜きにして、外資や日本の再生ファンドの他、以外に知られていない再生ファンドとしての整理回収機構や、執筆当時設立しつつあった?産業再生機構についての実態を、歯切れよくわかり易い文章で解説されているもの。
これだけの企業再生プレイヤーがいるにもかかわらず、不良債権処理が進まない理由として、銀行の体力不足を原因とした不良債権の売却額の少なさによるとする、筆者の主張には賛同できる。本書でも書かれているとおり、不良債権市場を開拓したのが外資であることに異論はないと思われるが、それであるからこそ、一刻も早く日本の官民の力を結集し、不良債権ビジネスに力を注いでもらいたいと考えるのは私だけではないはずであり、本書を通じて不良債権ビジネスの実態を一人でも多くの人に認識してもらいたい。
ところで、筆者は動き出した産業再生機構をどう見ているであろうか。今本書の続編を書くならば、やはり救世主にはなれなかったと書かれるのであろう。今後の新たな展開に期待したい。
これだけの企業再生プレイヤーがいるにもかかわらず、不良債権処理が進まない理由として、銀行の体力不足を原因とした不良債権の売却額の少なさによるとする、筆者の主張には賛同できる。本書でも書かれているとおり、不良債権市場を開拓したのが外資であることに異論はないと思われるが、それであるからこそ、一刻も早く日本の官民の力を結集し、不良債権ビジネスに力を注いでもらいたいと考えるのは私だけではないはずであり、本書を通じて不良債権ビジネスの実態を一人でも多くの人に認識してもらいたい。
ところで、筆者は動き出した産業再生機構をどう見ているであろうか。今本書の続編を書くならば、やはり救世主にはなれなかったと書かれるのであろう。今後の新たな展開に期待したい。
2003年5月24日に日本でレビュー済み
本書は、低迷する日本経済について、不良債権ビジネスを通し明快に論じた解説書である。証券化、ファンド、DCF法などのキイワードをかみくだいて説明するとともに、豊富な取材に基づいて、債権回収会社(サービサー)、整理回収機構、産業再生機構の可能性と問題点、不良債権処理の加速の条件を明らかにしている。
著者は、時価売買を盛んにし、早めの損切りが重要であるとし、経営責任を回避するために債権処理を遅らせている経営者の体質と監督側の姿勢に苦言を呈す。また、ビジネスマンの危機感の欠如が再生が進まない大きな要因と捉え、月並みであるが、敗者居直りの文化から敗者復活の文化への移行を期待している。
ハゲタカファンドを非難する前に、「なぜ日本企業による再生が進まないか」という疑問を感じていた評者にとって、地道な取材ぶりと論旨の説得力に驚かされた。その時々の現象と政治的動向しか論じない新聞各紙や、自説に固執する学者たちの言説に飽き足らない思いをしている人たちに強く勧めたい内容である。気鋭のジャーナリストの誕生(敗者復活?)を祝いたい。
著者は、時価売買を盛んにし、早めの損切りが重要であるとし、経営責任を回避するために債権処理を遅らせている経営者の体質と監督側の姿勢に苦言を呈す。また、ビジネスマンの危機感の欠如が再生が進まない大きな要因と捉え、月並みであるが、敗者居直りの文化から敗者復活の文化への移行を期待している。
ハゲタカファンドを非難する前に、「なぜ日本企業による再生が進まないか」という疑問を感じていた評者にとって、地道な取材ぶりと論旨の説得力に驚かされた。その時々の現象と政治的動向しか論じない新聞各紙や、自説に固執する学者たちの言説に飽き足らない思いをしている人たちに強く勧めたい内容である。気鋭のジャーナリストの誕生(敗者復活?)を祝いたい。
2003年6月15日に日本でレビュー済み
半日で読み通すことができました。
なので読み込んだというのには程遠いのですが、それでも流れや特徴などはわかったように思います。それくらい読みやすく、わかりやすい本です。
新聞読むときがこれから楽しみです。
なので読み込んだというのには程遠いのですが、それでも流れや特徴などはわかったように思います。それくらい読みやすく、わかりやすい本です。
新聞読むときがこれから楽しみです。
2005年3月1日に日本でレビュー済み
ど素人の私にも分かり易い内容で、楽しめました。
再生ファンドとかって、例えばダイエーの再建を産業再生機構と争ったところ?それって、いったい何?たまに新聞を賑わすことはあっても、正直なところよくわからないものでしたが、今更聞けないし、聞いても知ってそうな人もいないし・・・。というような私がこの本にめぐり合い。雲が晴れた気分です。
本書の著者は、経済記者で、再生ファンドについても素人だったようなので、ひょっとして私とレベルが同じくらいなのかもしれないが、その記者が徐々に取材を通じて成長しているようで面白い。前著の「買収ファンド」もお勧めですよ。
再生ファンドとかって、例えばダイエーの再建を産業再生機構と争ったところ?それって、いったい何?たまに新聞を賑わすことはあっても、正直なところよくわからないものでしたが、今更聞けないし、聞いても知ってそうな人もいないし・・・。というような私がこの本にめぐり合い。雲が晴れた気分です。
本書の著者は、経済記者で、再生ファンドについても素人だったようなので、ひょっとして私とレベルが同じくらいなのかもしれないが、その記者が徐々に取材を通じて成長しているようで面白い。前著の「買収ファンド」もお勧めですよ。