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イタリア人の働き方 (光文社新書 132) 新書 – 2004/1/17
内田 洋子
(著),
シルヴィオ・ピエールサンティ
(著)
人工5700万人の国で法人登録が2000万社。国民全員が社長の国・イタリアの底力――。
女性も男性も、ここで紹介する人たちは、一人で仕事を始め、会社を興し、実績を作り、名前を知られるようになった。多くの人が、社会的に恵まれず、なかには、義務教育すらまともに終了しないままに、苦労して成功を収めた人もいる。
本書では、さまざまな例をあげて、イタリア人がゼロから、あるいはマイナスの状態からどのように事業を立ち上げて成功したかを紹介する。
女性も男性も、ここで紹介する人たちは、一人で仕事を始め、会社を興し、実績を作り、名前を知られるようになった。多くの人が、社会的に恵まれず、なかには、義務教育すらまともに終了しないままに、苦労して成功を収めた人もいる。
本書では、さまざまな例をあげて、イタリア人がゼロから、あるいはマイナスの状態からどのように事業を立ち上げて成功したかを紹介する。
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2004/1/17
- ISBN-10433403232X
- ISBN-13978-4334032326
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2004/1/17)
- 発売日 : 2004/1/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 236ページ
- ISBN-10 : 433403232X
- ISBN-13 : 978-4334032326
- Amazon 売れ筋ランキング: - 437,052位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 189位ヨーロッパの地理・地域研究
- - 1,591位光文社新書
- - 8,187位社会学概論
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は超面白かったです。様々な業種のイタリア人が、独特の個性とこだわりで、仕事を発展させ、誇りを持って働いている事実が、紹介されています。お客様に喜んでいただく、また、どんな生き方が人にとって喜びであるか、その哲学が裏付けられた仕事の仕方である為に、読んでいても充実感と説得力があると思います。とても面白く気持ちよい本です。ヨーロッパにはマジでエクソシスト、というボランティアに近いような、しかし本当に必要とされている職業が存在している、ということが、特にビックリ!感心・・・納得!しました・・・
2008年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イタリアの人口は5700万人。そこに法人登録が2000万社あるそうだ。ちょっとウェブで検索してみたが、日本はせいぜい数百万みたい。イタリアに中小企業が多いのはよく知られているが、この数にはさすがに驚く。
本書では、イタリア各地できらりと光る中小企業をピックアップしてイタリア的働き方を紹介している。ローマの靴磨き屋、ベネチアの水上タクシー、有名レース優勝の自転車製作を独占する自転車メーカー、、、等々。中でもこのハム職人の言葉が印象的だった。ロレンツォ・オズヴァルドが作るハムは専門誌で世界最高級品に選ばれたが、オズヴァルドは依然として年間1500本しかハムを作らない。値段も上げない。それをこうやって説明する。
<「必要以上に高い価格はつけません。私がハム作りにかける手間ひまに対する評価分と、上質の原材料代が組み込めればそれでいい。仕事の内容に対する、きちんとした評価が何より大切で、それは私と家族に対する評価でもあると思います。[…]」>(p. 124)
「仕事の内容に対する、きちんとした評価」っていったい何だろう。評価はお金でしかできないわけではないが、お金は便利なのでだいたい「稼ぎ」「値段」を評価の代用品として使ってしまっている。それは便利だが安直で薄っぺらい評価でしかない。分かっているはずなんだけど、ときどきオズヴァルドみたいな人に言われないと忘れてしまいそうになるね。
本書では、イタリア各地できらりと光る中小企業をピックアップしてイタリア的働き方を紹介している。ローマの靴磨き屋、ベネチアの水上タクシー、有名レース優勝の自転車製作を独占する自転車メーカー、、、等々。中でもこのハム職人の言葉が印象的だった。ロレンツォ・オズヴァルドが作るハムは専門誌で世界最高級品に選ばれたが、オズヴァルドは依然として年間1500本しかハムを作らない。値段も上げない。それをこうやって説明する。
<「必要以上に高い価格はつけません。私がハム作りにかける手間ひまに対する評価分と、上質の原材料代が組み込めればそれでいい。仕事の内容に対する、きちんとした評価が何より大切で、それは私と家族に対する評価でもあると思います。[…]」>(p. 124)
「仕事の内容に対する、きちんとした評価」っていったい何だろう。評価はお金でしかできないわけではないが、お金は便利なのでだいたい「稼ぎ」「値段」を評価の代用品として使ってしまっている。それは便利だが安直で薄っぺらい評価でしかない。分かっているはずなんだけど、ときどきオズヴァルドみたいな人に言われないと忘れてしまいそうになるね。
2010年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
会社組織の中で働くばかりがすべてじゃないよって事だ。我々日本人のほとんどが、TVメディアによって洗脳されてきた事がよく分かった。年収いくらないと老後が辛いよなんて脅迫じみたこと言って不安にさせられてきた。精神的圧力の多い日本は、技術が世界一でとても裕福な国なのだが、心の中は寂しい国だ。
2013年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ぶっちゃけ期待外れの本です。3分の1ほど読んで、もういいや~って感じです!
2010年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今までの日本人の働き方とは違った価値観を提供するこの一冊。こだわりの職人が世界一を生んだり、他にもいろいろなスタイルやサクセスストーリーなど書いてあるので、この本を見て、仕事に対して気持ちや見方を変えて見つめ直すのも良いかも。表紙は結構堅い感じがするが、内容は比較的読みよい部類に入る。
2004年7月25日に日本でレビュー済み
この本は、イタリア人のバランス感覚や人生において何を大切に生きて
いるかがわかるとても貴重な本であると思います。
職業というものに対して常に誠実で人生を楽しむための方策を自分なり
に考えているこの本の中に登場する人物たちは、とても魅力的にそして
身近に感じることができました。
この作品の中ですごいなと思ったのは、いいお客さんを選ぶという行為
について語っている場面が複数出てきたことです。
大量生産、大量消費に流されず本当に尊厳ある仕事をするためには
自分自身がその仕事に対して誠実であると同時に、それを評価する
お客さんの存在ってとても大事なんだなと思いました。
その関係性が、今後の日本においてもとても必要なことになるのでは
ないかな?と考えたりしました。
いるかがわかるとても貴重な本であると思います。
職業というものに対して常に誠実で人生を楽しむための方策を自分なり
に考えているこの本の中に登場する人物たちは、とても魅力的にそして
身近に感じることができました。
この作品の中ですごいなと思ったのは、いいお客さんを選ぶという行為
について語っている場面が複数出てきたことです。
大量生産、大量消費に流されず本当に尊厳ある仕事をするためには
自分自身がその仕事に対して誠実であると同時に、それを評価する
お客さんの存在ってとても大事なんだなと思いました。
その関係性が、今後の日本においてもとても必要なことになるのでは
ないかな?と考えたりしました。
2011年2月12日に日本でレビュー済み
一般的なイタリア人の、独特な働き方の本じゃなかったんですね。
独創的なアイデアや超人的な決断力やモーレツな働き方で成功した
立志伝中の人物のような人たち。
または
「わらしべ長者」みたいな信じられない程の幸運に恵まれて
とんとん拍子に成功した人たち。
たしかにスゴイけど別にイタリア人でなくてもありそうなんだよん。
全員をほめちぎってすごい人格者のように書かれているので
当然あったはずの人生の浮き沈み・濃淡の描写がなく
なんとなく薄っぺらな内容です。
素晴らしい人格者のはずだけど
写真で見たらすごい邪悪な人相(文楽の悪婆の顔)の人がいて笑えました。
独創的なアイデアや超人的な決断力やモーレツな働き方で成功した
立志伝中の人物のような人たち。
または
「わらしべ長者」みたいな信じられない程の幸運に恵まれて
とんとん拍子に成功した人たち。
たしかにスゴイけど別にイタリア人でなくてもありそうなんだよん。
全員をほめちぎってすごい人格者のように書かれているので
当然あったはずの人生の浮き沈み・濃淡の描写がなく
なんとなく薄っぺらな内容です。
素晴らしい人格者のはずだけど
写真で見たらすごい邪悪な人相(文楽の悪婆の顔)の人がいて笑えました。
2007年8月9日に日本でレビュー済み
イタリアは国民皆社長の国。労働人口で考えれば一人一事業体となる
法人登録数の国で、その社長一人ひとりに注目したのが本書です。
本書に掲載されている皆さんが人生を楽しむために懸命に働いています。
自分の幸せは自らの力で守り抜くしかない!という確信を持っています。
だからこそ、自分の人生の中でバランスを決めて、決して量産せず、納得の
いくものを自信を持って作れる範囲で経営する人(社長)が多いのでしょう。
また、日本で働く僕らにも共感できる思いが述べられています。
『仕事をきちんと成し遂げて、お客を満足させるためにベストを尽くし、
正直に振る舞えば、信用を得る。』
仕事はヒトがやるもので、それゆえに、その根本は万国共通といったところ
でしょうか。
巷のハウツー本では見られない、情熱やこだわりを本書に見ることが
できるでしょう。
法人登録数の国で、その社長一人ひとりに注目したのが本書です。
本書に掲載されている皆さんが人生を楽しむために懸命に働いています。
自分の幸せは自らの力で守り抜くしかない!という確信を持っています。
だからこそ、自分の人生の中でバランスを決めて、決して量産せず、納得の
いくものを自信を持って作れる範囲で経営する人(社長)が多いのでしょう。
また、日本で働く僕らにも共感できる思いが述べられています。
『仕事をきちんと成し遂げて、お客を満足させるためにベストを尽くし、
正直に振る舞えば、信用を得る。』
仕事はヒトがやるもので、それゆえに、その根本は万国共通といったところ
でしょうか。
巷のハウツー本では見られない、情熱やこだわりを本書に見ることが
できるでしょう。