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千住博の美術の授業 絵を描く悦び (光文社新書) 新書 – 2004/5/15

千住 博 (著)
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太古からの美術史をひもといて見てみると、結局芸術とは答えの返ってこない永遠に向かう問いかけのようなものです。私はこう思うのだけど、はたしてどうだろうか…。宇宙や神に対する質問の歴史が芸術の歴史なのです。答えの歴史ではないのです。だからこそそこにはすべてを超えた人類の共通の姿が出てくるのです。（本文より）

狩野永徳と比せられる日本画家による、京都造形芸術大学での講義録。
美術だけでなく、すべての「つくり手」に贈る“21世紀の芸術原論”。
　
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  1. 本の長さ
    195ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    光文社
  4. 発売日
    2004/5/15
  5. ISBN-10
    4334032478
  6. ISBN-13
    978-4334032470
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2004/5/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/5/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 195ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4334032478
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334032470
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 92個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

河合淳樹
5つ星のうち5.0 面白かった。
2021年1月16日に日本でレビュー済み
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美術は凄い物だと考えて読み始めたが、あとがきにも描いてあるように一般の人にも十分理解できるし、これ芸術のこと言ってるのかな？という普遍性のある言葉が数多く見られた。また、著者さんの思考の流れみたいなのも見れてとてもよかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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空と海の青
5つ星のうち5.0 ビジネスパーソンにも学びがある
2019年10月12日に日本でレビュー済み
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ビジネスでもプレゼンテーションや資料作成、メールなど自己表現の機会はいくつもあるが、千住さんのように真摯に、全身全霊で自己表現する人はほぼいないだろう。表面的には同じに見える文章や言葉だとしても、気持ちを入れ込むこと、つまり言葉を言霊に昇華させる事の大切さを改めて学び直させてもらった。
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オムライス
5つ星のうち4.0 プロの画家としての姿勢が垣間見える
2021年9月2日に日本でレビュー済み
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有名な画家さんなので、絵を見たら「あぁ、この絵の人か」と分かると思います。
著者が日本画家だからか、日本という土台をベースに話をしてくださるので、とても頭に入ってきやすい。
そして為になる。
若い人向けに書かれた本だとは思いますが、日本美術に興味のある方や、絵を描いている方は参考になることが多々あると思います。
私はこの本を読んで松尾芭蕉や紀貫之の本を注文しました。
おすすめの一冊です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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穴熊
5つ星のうち5.0 絵画鑑賞にも、人生論としても、有益な書
2014年4月14日に日本でレビュー済み
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本書は、京都造形美術大学での授業をもとに書かれている。
絵画に志す若い人たちに向けた熱いメッセージだ。
本書には、創作の際の多くのアドヴァイスが、筆者の体験を例に、具体的に書かれており、じつに面白い。
これらのアドヴァイスは、絵画を鑑賞するさいにも有益であるだけでなく、人生論としても立派に通用するものだ。
以下、眼に留まったものはいくつか書いておく。
「自分の絵の中から、いわば不純物をどんどn取り除いてゆく。」
「人物を描くとは「関係」を描くこと。」
「質の高いものは、量を描いている中に、偶然混じっている。」
「モティーフとの出会いは一生を左右する。」
「朝早くから夜遅くまでアトリエにいる。」
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役に立った
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ここいろ
5つ星のうち3.0 美術の授業
2020年2月4日に日本でレビュー済み
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千住博さんの絵に対する思いが語られる。まさに授業と同じで参考になったり、ならなかったり。人の考えの確認にはなります。
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林　武史
5つ星のうち5.0 ありがとうございました。
2015年6月6日に日本でレビュー済み
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納品、商品の内容など、すべてに満足しています。ありがとうございました。
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ねこじゃらし0714
5つ星のうち5.0 何回読んだか…
2014年2月3日に日本でレビュー済み
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私は真剣に絵を描いています。いろいろな本も読み、絵とも向き合ってきましたが、この本を読んで気付かされることがとても多かったです。
何か絵で行き詰まった時とか、絵のことを考えている時とか、何回も何回も読んでいます。そのたびに、忘れかけていることに気付かされたり、発見があります。勇気づけられています。
これからも何回も読んでいくと思います。
ちなみに、私は千住氏の絵のファンではありません。でも、千住氏の言われていることに大いに共感しますし、勉強になるのです。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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beres
5つ星のうち5.0 言葉の宝石箱です。
2006年8月15日に日本でレビュー済み
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最近読んだ中で、最も刺激を受けた本です。

はっきり言って絵を書きたくなりました。また、このような先生から絵を習うことができる学生さんは幸せですね。

＊ショックを受けた言葉は、

「人物を二人描くとは、「関係」を描くこと」

すなわち、絵の中に単に人物を二人描くと、人物を２回描いたことになります。

２人が絵の中で存在するとは、その２人の関係が描かれていることだそうです。

言われてみれば、なるほど。。です。

＊勇気を貰った言葉は、

苦手なことを克服するには、「苦手でなくなるまでやるだけのこと」

当たり前なんですが、なかなか実行することが難しいです。

そして、

「才能というのは、得意・不得意、上手・下手には関係がありません。

いかに夢中になって取り組めるかということなのです。成功する連中は、「とことん好き」である、朝早く起きて寝るまで絵のことで頭がいっぱいです。」ここで、夢中は、一生懸命とは異なります。一生懸命というと、義務的なニュアンスがあるとのことです。

　そうですね。一生懸命っていうと、何だか意識的にやっているような気がしますもんね。

夢中っていうと、まさに疲れ知らずに、気付いたときには、長い時間が過ぎていた、という感じです。気分的にハイの（高揚した）状態になっているのでしょう。

とにかく、この本は、お勧めです。タイトルから絵に興味がある人のための本かな〜と、思いましたが、関係ありません。学生さん、社会人を問わず、面白く読めること請け合いです。そして、値段も安い。文句なしに満点です。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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