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座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本 (光文社新書) 新書 – 2004/5/15
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座右のゲーテ
壁に突き当たったとき開く本
齋藤孝
さいとう・たかし
2004年5月14日(金)発売
定価735円(税込み) 224ページ
ISBN;4334032508
私は、研究者として歩み始めた二十代のころ、本質的なものを求めるあまり、抽象的思考に嵌り込んでしまい、身動きがとれない状態に陥っていた。そういう精神的にどん底のとき、ゲーテの言葉が目に飛び込んできた。(中略)自分の立ち位置が分からなくなったとき、何か壁に突き当たったとき、本書を開いてほしい。何かのヒントがきっと見つかるはずだ。(「まえがき」より)
「小さな対象だけを扱う」「日付を書いておく」「完成まで胸にしまっておく」「自分だけの師匠をもつ」――ゲーテのことばをヒントに、知的で豊かな生活を送るための「発想の技法」を学ぶ。
- 本の長さ218ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2004/5/15
- ISBN-104334032508
- ISBN-13978-4334032500
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2004/5/15)
- 発売日 : 2004/5/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 218ページ
- ISBN-10 : 4334032508
- ISBN-13 : 978-4334032500
- Amazon 売れ筋ランキング: - 60,501位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 60位ドイツ文学研究
- - 369位光文社新書
- - 15,185位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞ベスト10、草思社)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。著書に『読書力』『コミュニケーション力』『古典力』(岩波新書)『理想の国語教科書』(文藝春秋)『質問力』『現代語訳学問のすすめ』(筑摩書房)『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)等多数。TBSテレビ「情報7days ニュースキャスター」等テレビ出演多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。 (写真提供:草思社)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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視野を広げるために頂点のものを知っていくと、目が開かれていく(p54)。僕の好きな言葉の一つ、「高い視点と広い視野」への繋がりを感じ、嬉しく思う。
・思索のスケールは大きく持ち、集中する対象は絞り込んでいく(p19)
・表現する対象は、狭くても深ければ問題ないが……他の人と決定的に違うレベルに達していなければならない(p23)。まさに仕事の極意だな。
・作品にする、仕事にするという意思抜きの勉強などしないことがコツだ(p28)
・世界で一番ものすごい量の勉強をした人間が独創的な仕事をしている(p62)。すなわちエジソンのいう99%の努力と1%のヒラメキ、だな。
・『何世紀も不変の価値、不変の名声を保ってきた作品を持つ過去の偉大な人物にこそ学ぶことだ』とはゲーテの弁(p107)。古代と近代の交錯。異なる時代、異業種こそが刺激の宝庫、であるか。
・ライバルと差別化できるポイントを探す。絶対に投げないと決めておくこと(p162)
・どこか計り知れないものの魅力。思考を飛躍させるためのコツ(p184,p196)
そして、自分自身を常に更新し(p212)、進行形の何かを持つこと、か。
よし、エネルギッシュな毎日をつくるぞ。
ところが最近、齋藤孝氏の本を続けて読むようになったことをきっかけに、もう一度買って読み直してみた。今度は、自分の仕事に実際に役立つことがたくさん発見できた。大作に用心して、ポイントを絞ること。吸収面では領域を広げても、自分の活動面では限定すること。当たったら、続けること。仕事に邪魔が入っても、質を高めるチャンスだと思うこと。他方では、意識に邪魔が入らないように集中して、納期を守ること。自分がやり終えた仕事に執着して、発展を妨げないこと、等々。
読んだときの、自分の段階が変わっていたということかもしれないが、改めて、ゲーテの言葉を味わい直すことができた。
* 思索のスケールは大きく持ち、集中する対象は絞り込んでいく
* 表現手段はミニマムに、吸収の器はマキシマムに
* 作品にする、仕事にするという意思抜きの勉強などしない
* 具体的思考から成果は生まれる
* 血の滲むような努力をした人たち、客観的にレベルの高い技能を持つ人たちを尊敬する空気がなくなると、それを目指す人が少なくなってしまう。それがさらなる衰退を呼ぶ。
* ある種の欠点は、その人間の存在にとって不可欠
* 飽きないというのがまた才能
* 自分の過去の仕事に執着せず冷淡になれば、他人に何を言われても応えない
などなど、ゲーテ自身の生の言葉にも、それを咀嚼した著者の言葉にも印象に残るものがたくさん。特に独創や創作に関するものについてはまた読み返したいと思わされた。そして何よりも、「ゲーテとの対話」を読もうかなという気にさせてくれる。
実践することは容易ではないが、大きな成功に近づき、到達するための方法論の必要性、そのための技術とは何かを、この本は、ゲーテの金言をもとに、具体的かつ本質的に、気前良く、教えてくれている。
大きなテーマに挑みすぎ、論文が書けない大学院生等には、ソリューションになると思う。
この本は、以下の通り、5章立てになっている。
1章・集中する。
2章・吸収する。
3章・出会う。
4章・持続させる。
5章・燃焼する。
1章から4章までは、方法論としても、ほぼ納得できるものであり、ゲーテの金言と筆者の例示に整合性があると思えたが、5章の燃焼するの内容には、まとまりが感じられなかった。
その中の過去の作品に固執しないという項に関しては、燃焼する、ではなく、焼却する・忘却するがふさわしいかもしれない。そのような割り切りを持った方が、効率よく、残りの人生の時間を燃焼させることができるかもしれない。
しかし、研究者の主張には、一貫性や連続性があることを望みたいし、過去に遡って自らの議論を検証し、間違いがあれば、訂正することも、効率を超えて要求される誠実さではないだろうか。
壁に突き当たったら、立ち止まり、振り返る事も必要だ。
筆者ご自身もゲーテを尊敬し、今まで多くの影響を受けて
きたことを記述している。
そんな筆者がゲーテの主張となるエッセンスの部分を一般読者
に向けて解説を加えて紹介しているのが本書。
私自身もこの本で初めてゲーテの考え方の一部を知ることがで
きたが、今までゲーテを知らなかった人でも容易に理解できる
解説が嬉しい。
筆者の思いも伝わってくる書で、読んでよかったと感じる本だ。
日常の充実したすごし方、仕事の考え方に対する指南書。
著者が「人類最高レベルの資質を持った人間」と評する
ゲーテが発した言葉は、深淵なる思考のたゆまぬ堆積であり、
ユーモアを忘れず、そして見事な皮肉を含んでいる。
弟子エッカーマンが著した、本書の主要な引用元でもある
「ゲーテとの対話」を読むとよくわかる。
それに比べると、本書は発した言葉の背景や状況を省略して
エッセンスだけを抜き出しているため、著者の解釈と実生活
への応用に対する主眼が前面に出ていることもあり、言葉が
持っている本来の豊穣さ、多様な解釈といった魅力が減退して
いることは否めない。
とはいえ、多くの指南書を書いてきた著者が語っている方法
論は参考になることとても多く、身近で馴染み深い話題を巧み
に取り込んでいて読みやすい。
「集中する」「吸収する」といった、目的ごとにカテゴライズ
されており、どこでも木になったところから読むことができる
親切設計。
人生を豊かにするヒントがたくさん詰まっている本である。