この本はとても面白くて
小学生の娘までも夢中になりました
是非皆さんにも!!
オススメです!!
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
謎解き アクセサリーが消えた日本史 (光文社新書) 新書 – 2004/11/13
浜本 隆志
(著)
ブランド大好き日本人。
なのに、なぜ1100年間も指輪をつけなかったのか?
――知的興奮を味わう一冊
指輪、耳飾り、首飾り、腕飾りなどの日本のアクセサリー文化は、古代には豊かに存在していたにもかかわらず、奈良時代以降、歴史のなかで忽然と姿を消してしまった。その後、明治維新以降に復活するまで、千百年もの間、日本人はアクセサリーを身につけることがなかった。
なぜ突然消滅したのか、なぜその消滅が長期にわたって続いたのか、そしてその現象が日本の、ひいては日本人のどの部分に根ざすものなのか。
日本の考古学研究者の間でも、まだ本格的に解明されていないこの謎を、『指輪の文化史』などで知られる著者が、民俗学、考古学、歴史学、宗教学、社会学、図像学などさまざまな角度から解き明かす。
◎謎を解く6つのカギ
(1)天皇制による祭祀
(2)アニミズム的呪術と仏教
(3)着物・武具
(4)外国のアクセサリー文化の受容
(5)ヨーロッパのアクセサリー事情
(6)文化と生活様式
なのに、なぜ1100年間も指輪をつけなかったのか?
――知的興奮を味わう一冊
指輪、耳飾り、首飾り、腕飾りなどの日本のアクセサリー文化は、古代には豊かに存在していたにもかかわらず、奈良時代以降、歴史のなかで忽然と姿を消してしまった。その後、明治維新以降に復活するまで、千百年もの間、日本人はアクセサリーを身につけることがなかった。
なぜ突然消滅したのか、なぜその消滅が長期にわたって続いたのか、そしてその現象が日本の、ひいては日本人のどの部分に根ざすものなのか。
日本の考古学研究者の間でも、まだ本格的に解明されていないこの謎を、『指輪の文化史』などで知られる著者が、民俗学、考古学、歴史学、宗教学、社会学、図像学などさまざまな角度から解き明かす。
◎謎を解く6つのカギ
(1)天皇制による祭祀
(2)アニミズム的呪術と仏教
(3)着物・武具
(4)外国のアクセサリー文化の受容
(5)ヨーロッパのアクセサリー事情
(6)文化と生活様式
- 本の長さ229ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2004/11/13
- ISBN-104334032796
- ISBN-13978-4334032791
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2004/11/13)
- 発売日 : 2004/11/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 229ページ
- ISBN-10 : 4334032796
- ISBN-13 : 978-4334032791
- Amazon 売れ筋ランキング: - 528,473位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年8月13日に日本でレビュー済み
著者はドイツを中心としたヨーロッパ文化史の研究者。鍵穴や指輪といったテーマの著作で知られる。
そんななかで、ふとしたことから日本では中世から江戸期に至るまで、装身具が(ほとんど)存在しなかった謎に気付き、いろいろ調べて考えてみたのだという。
多数の先行研究を掘り返し、批判しつつ、仮説を立てていく。しかし、そもそも先行研究の選び方に疑問を感じるし、立論も根拠・証拠という点で十分でないように思う。結論にもまったく納得できなかった。
文章にも乱れが見られ、信頼度はかなり低いのではないか。
そんななかで、ふとしたことから日本では中世から江戸期に至るまで、装身具が(ほとんど)存在しなかった謎に気付き、いろいろ調べて考えてみたのだという。
多数の先行研究を掘り返し、批判しつつ、仮説を立てていく。しかし、そもそも先行研究の選び方に疑問を感じるし、立論も根拠・証拠という点で十分でないように思う。結論にもまったく納得できなかった。
文章にも乱れが見られ、信頼度はかなり低いのではないか。
2021年9月19日に日本でレビュー済み
タイトルに惹かれて読んだが、後半の海外との比較がお粗末すぎた。
アイヌにはアクセサリー文化が残っているという事を強調しているが、それなら本土でムラ社会(農耕文化)に所属しなかった人々も比較対象に入れるべきだろう。
中国は騎馬民族と漢民族が交互に政権を取り合ってきた経緯があるからアクセサリーが残るのは当たり前に思える。
せめて日本と同じ島国であり、農耕文化が根付き、長期間政権のトップ(日本の場合は天皇制)が変わらなかった地域を比較対象に据えないと、なぜこんなにも長期間アクセサリーが消えたのかという謎は解消できない。
着眼点は良いのだが、後半はヨーロッパのアクセサリー文化紹介にとどまっていて、つまらなかった。
アイヌにはアクセサリー文化が残っているという事を強調しているが、それなら本土でムラ社会(農耕文化)に所属しなかった人々も比較対象に入れるべきだろう。
中国は騎馬民族と漢民族が交互に政権を取り合ってきた経緯があるからアクセサリーが残るのは当たり前に思える。
せめて日本と同じ島国であり、農耕文化が根付き、長期間政権のトップ(日本の場合は天皇制)が変わらなかった地域を比較対象に据えないと、なぜこんなにも長期間アクセサリーが消えたのかという謎は解消できない。
着眼点は良いのだが、後半はヨーロッパのアクセサリー文化紹介にとどまっていて、つまらなかった。
2011年8月10日に日本でレビュー済み
宝石、貴金属というのが資産代わりになる、というのは確かにそうだ。
日本列島にずっと定住しているヤマト民族と、民族離散し定住する土地を奪われたユダヤ人とでは事情が違う。稲作中心の農耕民族と、遊牧中心の民族でも違う。今ある結果は、何らかの事情から発生したもので、それを探ることで私たちの特性というのが見えてくる、かもしれない。
ちょっとずれるが、マフィアが宝石や貴金属を身に着けるのは、それを資産として子息に残すため、なぜなら彼らはいつ死ぬかわからない立場だから、といった話を思い出した。
この本とは直接関係ないが、帽子という文化が日本にはないのと、大麻は自生しているくらいなのに麻薬文化がない、なかった、というのも日本史、日本文化の謎であるか。
日本列島にずっと定住しているヤマト民族と、民族離散し定住する土地を奪われたユダヤ人とでは事情が違う。稲作中心の農耕民族と、遊牧中心の民族でも違う。今ある結果は、何らかの事情から発生したもので、それを探ることで私たちの特性というのが見えてくる、かもしれない。
ちょっとずれるが、マフィアが宝石や貴金属を身に着けるのは、それを資産として子息に残すため、なぜなら彼らはいつ死ぬかわからない立場だから、といった話を思い出した。
この本とは直接関係ないが、帽子という文化が日本にはないのと、大麻は自生しているくらいなのに麻薬文化がない、なかった、というのも日本史、日本文化の謎であるか。