無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
古典落語CDの名盤 (光文社新書) 新書 – 2005/4/15
京須 偕充
(著)
名演中の名演を厳選!これ1冊あれば、一生「笑い」に困らない!!
いま、古典落語のCDが実にたくさん発売されている。プレーヤーさあれば、お好みの噺と落語家を通勤電車で、クルマの中で、ベッドサイドで独占することができる。
本書は、そんな膨大な数にのぼる古典落語のCDの中から、「一生の友」とするにふさわしい、名人・上手による名盤を厳選、紹介したものである。落語に触れてみたいのだけど何から聴いていいのか分からない、名作や名演にはどんなものがあるのか知りたい、寄席やホールに行くには遠いし、気がひける――そんな方たちにとって、最高のナビゲーター役になること請け合いである。
◆これぞ必聴!
志ん生「抜け雀」/文楽「心眼」/圓生「三年目」/小さん「うどん屋」/志ん朝「お見立て」/米朝「はてなの茶碗」/談志「五人廻し」/文治「御血脈」/小三治「猫の災難」/金馬「転宅」/三木助「芝浜」/正蔵(彦六)「目黒のさんま」/枝雀「壺算」/可楽「三方一両損」/文珍「胴乱幸助」/志の輔「雛鍔」/小遊三「粗忽の釘」/昇太「ぞろぞろ」……
いま、古典落語のCDが実にたくさん発売されている。プレーヤーさあれば、お好みの噺と落語家を通勤電車で、クルマの中で、ベッドサイドで独占することができる。
本書は、そんな膨大な数にのぼる古典落語のCDの中から、「一生の友」とするにふさわしい、名人・上手による名盤を厳選、紹介したものである。落語に触れてみたいのだけど何から聴いていいのか分からない、名作や名演にはどんなものがあるのか知りたい、寄席やホールに行くには遠いし、気がひける――そんな方たちにとって、最高のナビゲーター役になること請け合いである。
◆これぞ必聴!
志ん生「抜け雀」/文楽「心眼」/圓生「三年目」/小さん「うどん屋」/志ん朝「お見立て」/米朝「はてなの茶碗」/談志「五人廻し」/文治「御血脈」/小三治「猫の災難」/金馬「転宅」/三木助「芝浜」/正蔵(彦六)「目黒のさんま」/枝雀「壺算」/可楽「三方一両損」/文珍「胴乱幸助」/志の輔「雛鍔」/小遊三「粗忽の釘」/昇太「ぞろぞろ」……
- 本の長さ358ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2005/4/15
- ISBN-104334033040
- ISBN-13978-4334033040
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2005/4/15)
- 発売日 : 2005/4/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 358ページ
- ISBN-10 : 4334033040
- ISBN-13 : 978-4334033040
- Amazon 売れ筋ランキング: - 797,455位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,123位落語・寄席・演芸 (本)
- - 2,129位光文社新書
- - 4,882位演劇 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年8月2日に日本でレビュー済み
いろんな意見があるようですが、私にとっては最高の落語入門書。地方に住み生の落語は滅多に聴けない落語初心者の私はとにかくあらゆる落語の書籍に触れたが、一番読みやすく落語の面白さが分かったのがこの本。落語は速記本のように忠実に書いていてもかえって読みづらいし、笑えない。「カギカッコ」を極力使わずにそれぞれの噺のエッセンスを上手く伝えてる、最高の活字落語だと思います。強いて言えばただ1人、著者がしきりに推薦している名人の中で実際にCDを聴いても全く好きになれなかった落語家がいました。これは好みの問題でしょうね。
2022年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和や平成のCDの評価が掲載されていて、とても便利です。同じ演目でも落語家によって個性も違うち、少し変えているのを、比較して聴けるので、便利なガイドブックです。
2011年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レヴューの評価を見ても、バラバラなのがこの人らしい。名盤の紹介というには、演者に偏りがあるし、どこが名盤なのかという指摘があまりにも少ない。ただただ「この落語家を聴きなさい」と言われているようで、そこが評価が分かれる原因だろう。 本書には直接に関係しないが、志らく師匠が著書で書いているとおり、「この演者のこの落語は、今までの人とどこがちがうか」とか「この落語家の個性は何か」という解説こそが、研究会にふさわしいのではないか、と言う意見に私も同感する。 著者の語り口は、確かに独特のリズムや味があって、その点は嫌いではないのだが、演者の選択が納得できないのでこの評価。
2008年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビューの方も指摘されていますが、124ページ、「天狗裁き」のお奨めCDに桂枝雀!!が出てきたときは驚きました(^^;)。これだけで全体を「うさんくさい」とまでは思いませんが、聴きもせずに評論しているというのはちょっと・・・
2005年6月7日に日本でレビュー済み
著者は基本的に「江戸」の方なので、上方落語好きの私には少し違和感を覚える箇所がありました。
「親切すぎ」と書いたのは、「さげ」を全部書いてしまっているので
「ネタばれ」になってしまっています。
これは初心者向けとはいえ、かえって初心者に不親切(お節介)では?
(あの初めてのネタを聞くときの「感動」を奪っては気の毒^^;
もちろん落語のおもしろさはサゲだけではないですが)。
解説も外れてないけど少しくどく感じました。
とはいえ、CD紹介本としては良くできていると思います
(落語入門としてなら「らくごDE枝雀」桂枝雀著の方が数倍良いとも感じますが)。
間違いも何カ所かありますが、一つだけ
「天狗裁き」の項目に枝雀「佐々木裁き」が間違って入っているのがどうにも気になりました。
文中には「その米朝、二代目桂枝雀がそれぞれの持ち味を発揮して面白く、先ずは必聴。」と書いてあるので
「米朝の弟子だから」と思ったんでしょうね(著者の思考過程が分かってしまうのがよけいに辛い)。
枝雀のそれがあるなら私も是非とも聞きたいです(^^)。
「親切すぎ」と書いたのは、「さげ」を全部書いてしまっているので
「ネタばれ」になってしまっています。
これは初心者向けとはいえ、かえって初心者に不親切(お節介)では?
(あの初めてのネタを聞くときの「感動」を奪っては気の毒^^;
もちろん落語のおもしろさはサゲだけではないですが)。
解説も外れてないけど少しくどく感じました。
とはいえ、CD紹介本としては良くできていると思います
(落語入門としてなら「らくごDE枝雀」桂枝雀著の方が数倍良いとも感じますが)。
間違いも何カ所かありますが、一つだけ
「天狗裁き」の項目に枝雀「佐々木裁き」が間違って入っているのがどうにも気になりました。
文中には「その米朝、二代目桂枝雀がそれぞれの持ち味を発揮して面白く、先ずは必聴。」と書いてあるので
「米朝の弟子だから」と思ったんでしょうね(著者の思考過程が分かってしまうのがよけいに辛い)。
枝雀のそれがあるなら私も是非とも聞きたいです(^^)。
2005年8月12日に日本でレビュー済み
立川志の輔は「落語は聴き手の頭の中に想像を生む仕事」と言っている。だとしたら、その仕事は噺家と聴き手の“共同作業”である。
この共同作業において、ライブ(寄席、ホール落語、独演会)とCDに違いはあるだろうか。ライブとCDでは“情報量”が圧倒的に違う。ライブには噺家の顔の表情や身振り手振り、そして客席のざわめき、臨場感がある。噺家にとっても聴き手にとっても“共同作業”は意外にラクである。翻ってCDはどうだろう。ライブに比べて“情報”は「声」に限定される。声の中に、表情や身振り手振り、客席のアトモスファーまでを潜り込ませ、聴き手の頭の中に想像を生まなくてはならないのだから、当然、ライブよりも噺家の力量が問われる。そして聴き手の想像力も求められる。“共同作業”はライブよりラクではない。
そんなこともあって僕は落語CDに二の足を踏んでいた。ストック的なCDの落語鑑賞よりも、時事的な話題や噺家の旬を味わえるフロー的なライブのほうが楽しそうっていう僕の中の指向性もある。でも、本書のタイトルには思いっきり惹かれた。結局、手頃な落語CDの手引きがなかったっていうのが敬遠していた理由なのかもしれない。本書に紹介される噺家はかなり名人、気鋭に絞り込まれている。ライブに比べてのハンデを考えるとそれも納得がいくし、信頼も出来そうな気がする。CD落語の魅力に開眼させてくれそうな魅力的な一冊である。
この共同作業において、ライブ(寄席、ホール落語、独演会)とCDに違いはあるだろうか。ライブとCDでは“情報量”が圧倒的に違う。ライブには噺家の顔の表情や身振り手振り、そして客席のざわめき、臨場感がある。噺家にとっても聴き手にとっても“共同作業”は意外にラクである。翻ってCDはどうだろう。ライブに比べて“情報”は「声」に限定される。声の中に、表情や身振り手振り、客席のアトモスファーまでを潜り込ませ、聴き手の頭の中に想像を生まなくてはならないのだから、当然、ライブよりも噺家の力量が問われる。そして聴き手の想像力も求められる。“共同作業”はライブよりラクではない。
そんなこともあって僕は落語CDに二の足を踏んでいた。ストック的なCDの落語鑑賞よりも、時事的な話題や噺家の旬を味わえるフロー的なライブのほうが楽しそうっていう僕の中の指向性もある。でも、本書のタイトルには思いっきり惹かれた。結局、手頃な落語CDの手引きがなかったっていうのが敬遠していた理由なのかもしれない。本書に紹介される噺家はかなり名人、気鋭に絞り込まれている。ライブに比べてのハンデを考えるとそれも納得がいくし、信頼も出来そうな気がする。CD落語の魅力に開眼させてくれそうな魅力的な一冊である。
2005年4月28日に日本でレビュー済み
落語のCDが盛隆だという。本書はその時流に乗った、明快な落語CD解説書である。従来であれば、志ん生、文楽、圓生、金馬、彦六、小さんなどが名盤の常連だったのだろうが、ここでは、小三治、志ん朝、枝雀、昇太、花緑など、以降の新しい流れも積極的に紹介されている。
現代の我々が、いかに落語の豊かな財産をCDで享受できるかが分かる。
ファンならずとも、落語入門者にも分かりやすい、お薦めの一冊。
現代の我々が、いかに落語の豊かな財産をCDで享受できるかが分かる。
ファンならずとも、落語入門者にも分かりやすい、お薦めの一冊。