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馬を走らせる (光文社新書) 新書 – 2006/3/17
小島 太
(著)
騎手として、調教師として、大レースを制してきた著者が語る本物の競馬論
有名な種牡馬の仔ではなくても、走る馬が出るときは出るものだと考えている。要するに、その確率が低いというだけの話だろう。
「たとえ最近は目立たない血統でも、ここまで生き残ってきたことには変わりはない。 だから何代かに一頭は凄い馬が生まれるかもしれない。それがこの馬かもしれない」
このように馬の能力を見抜く目を日々養うことも大切だ。
自分の目で原石を探し、自分の手で磨きをかけ、ダイヤモンドとして最高に輝かせる。 これもまた、調教師そしてホースマンとしての醍醐味の一つと言えるだろう。(本文より)
- 本の長さ185ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2006/3/17
- ISBN-104334033466
- ISBN-13978-4334033460
商品の説明
出版社からのコメント
■馬との出会いから、レースが始まるまで
裏方の人間に徹する/日本も海外も同じ/GIを制するという経験/“馬が好き”という理屈抜きの気持ち/獲得賞金、勝利数、出走回数の三つすべてを重視/馬主さんの気持ちを汲みとる/あえて血統は見ないケースも/掃除の重要性/お金は設備投資とスタッフに/いまやなくてはならない育成牧場/六十頭いれば六十通りの調教/三百六十五日二十四時間休みなし/プレッシャーへの対処/外国人騎手の凄み/引く勇気、攻める勇気
裏方の人間に徹する/日本も海外も同じ/GIを制するという経験/“馬が好き”という理屈抜きの気持ち/獲得賞金、勝利数、出走回数の三つすべてを重視/馬主さんの気持ちを汲みとる/あえて血統は見ないケースも/掃除の重要性/お金は設備投資とスタッフに/いまやなくてはならない育成牧場/六十頭いれば六十通りの調教/三百六十五日二十四時間休みなし/プレッシャーへの対処/外国人騎手の凄み/引く勇気、攻める勇気
著者について
著者・小島太(こじまふとし)
一九四七年北海道生まれ。六六年に騎手デビューし、九六年に引退。通算八四七六戦一〇二四勝(うち重賞八二勝)。サクライワイ、サクラショウリ、サクラユタカオー、サクラチトセオー、サクラバクシンオーなど、数多くの名馬とのコンビで華々しく活躍。ダービー二勝、天皇賞二勝。九七年に小島太厩舎を開業。現在は調教師として数々の活躍馬を送り出している。主な管理馬に、イーグルカフェ、マンハッタンカフェ、サクラプレジデント、プレシャスカフェ、アンブロワーズ、ストーミーカフェなど。
一九四七年北海道生まれ。六六年に騎手デビューし、九六年に引退。通算八四七六戦一〇二四勝(うち重賞八二勝)。サクライワイ、サクラショウリ、サクラユタカオー、サクラチトセオー、サクラバクシンオーなど、数多くの名馬とのコンビで華々しく活躍。ダービー二勝、天皇賞二勝。九七年に小島太厩舎を開業。現在は調教師として数々の活躍馬を送り出している。主な管理馬に、イーグルカフェ、マンハッタンカフェ、サクラプレジデント、プレシャスカフェ、アンブロワーズ、ストーミーカフェなど。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2006/3/17)
- 発売日 : 2006/3/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 185ページ
- ISBN-10 : 4334033466
- ISBN-13 : 978-4334033460
- Amazon 売れ筋ランキング: - 753,909位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 791位競馬 (本)
- - 2,090位光文社新書
- - 68,216位エンターテイメント (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は、派手な感じのする天才肌のジョッキーという印象を持っていた。この本を読んでみて、やはりそう感じた。著者は、こういった騎手時代の印象を把握しており、調教師となって騎手時代と違ってきたようなことをこの本で言い表しているのだが、他の調教師の書いた本と比較すれば、経験から理論を授かり、論理を積み重ね築き上げた自分のスタイルを語ったものと言うより、天才肌の人が持つ直感的な文章という印象が強い。一方で、この本を読んでみてもし競走馬をもてるなら小島厩舎に預けてみたい、という願望も持った。それは著者の競馬への人一倍強い思い入れが感じられるからだ。しかし、この本はやはり小島太ファンの方に向いていると思う。現役時代の馬を追う姿を覚えている方なら、ふ〜んと頷きながら読めるのではないかと思う。
2022年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
続編希望
2006年3月29日に日本でレビュー済み
1000勝騎手であり、調教師としてもイーグルカフェ、マンハッタンカフェなどの優駿を送り出している小島太調教師の考え方、厩舎経営論を記した書。
個人的には、同じくJRAの現役調教師の書いた書としては、『競走馬私論』(藤沢和雄著)、『最強の競馬論』(森秀行著)などを読んだことがあり、それらと比較してみたい。
馬の使い方であるとか、調教方法、騎手の起用方法などと言ったあたりに関していうと、書かれていることはある程度共通しているが(勿論、違いもある)、この書で特に小島師が強調していることは、コミュニケーションの大切さだと思う。
繊細な生き物である馬を育てるだけに、厩舎スタッフ、騎手とのコミュニケーションを大切にする必要性があるし、また、馬を預かる身としては馬主、牧場と言ったところとのコミュニケーションは必須となる。また、馬を美しく見せる工夫をしたり、メディアなどを通して馬の状態を語るといったファンへのサービスというものも、ファンとのコミュニケーションと言えよう。
一般社会でも当然ではあるが、競馬の社会では人間同士のコミュニケーションが非常に大切である、ということが改めて感じられた。
個人的には、同じくJRAの現役調教師の書いた書としては、『競走馬私論』(藤沢和雄著)、『最強の競馬論』(森秀行著)などを読んだことがあり、それらと比較してみたい。
馬の使い方であるとか、調教方法、騎手の起用方法などと言ったあたりに関していうと、書かれていることはある程度共通しているが(勿論、違いもある)、この書で特に小島師が強調していることは、コミュニケーションの大切さだと思う。
繊細な生き物である馬を育てるだけに、厩舎スタッフ、騎手とのコミュニケーションを大切にする必要性があるし、また、馬を預かる身としては馬主、牧場と言ったところとのコミュニケーションは必須となる。また、馬を美しく見せる工夫をしたり、メディアなどを通して馬の状態を語るといったファンへのサービスというものも、ファンとのコミュニケーションと言えよう。
一般社会でも当然ではあるが、競馬の社会では人間同士のコミュニケーションが非常に大切である、ということが改めて感じられた。