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次世代ウェブ グーグルの次のモデル (光文社新書) 新書 – 2007/1/17
- 本の長さ278ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2007/1/17
- ISBN-104334033857
- ISBN-13978-4334033859
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2007/1/17)
- 発売日 : 2007/1/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 278ページ
- ISBN-10 : 4334033857
- ISBN-13 : 978-4334033859
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,666,284位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,435位光文社新書
- カスタマーレビュー:
著者について
新著『レイヤー化する世界』を刊行しました!
紙の本は、NHK出版新書から。
電子本は、セルフパブリッシングによってKindleStoreから。
どちらでもお好きな方をどうぞ!
【私の書籍のコンセプト】
インターネットやコンピュータのテクノロジは、われわれの社会をどのように変容させていくのか? ネットとリアル社会の境界部分ではどんな衝突が起こり、どのようにリアルはネットに呑み込まれ、そしてどのように融合していくのか? その衝突と融合のリアルな局面を描いていくこと。そしてその先に待ち受ける未来ビジョンを、できうるかぎり事実に基づいて描写していくこと。それが私の仕事の基本的なテーマです。
【私のバックグラウンド】
1961年兵庫県の片田舎で生まれ、大阪西成のディープな街・玉出で育つ。
母の再婚相手がトヨタ自動車の工員に採用されたのをきっかけに、愛知県豊田市に転居。地元中学から愛知県立岡崎高校に進学。文学や哲学書に埋没した思春期をすごす。
1981年、早稲田大学政経学部政治学科入学。前半はロッククライミングに熱中し、後半は当時普及しはじめていたPCを手に入れ、パソコン通信を使ったオータナティブな市民運動ネットワークの実験に参加。掲示板での議論に熱中する。
1988年、毎日新聞社に入社。以降12年あまりにわたって事件記者の日々を送る。東京社会部で警視庁を担当した際にはオウム真理教事件に遭遇。ペルー日本大使公邸占拠事件やエジプト・ルクソール観光客虐殺事件などで海外テロも取材する。
1998年、脳腫瘍を患って長期休養。翌年、糸が切れたように毎日新聞社を辞めてアスキーに移籍。月刊アスキー編集部でデスクを務める。
2003年、独立してフリージャーナリストに。以降たったひとりで事務所も構えず、取材執筆活動に邁進中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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社内ナレッジマネジメントや、OKWave、SNS、mf247など幅広い事例を取り上げ、それらの本質を解説してくれる。例えば、ヤフー社長の井上雅博氏への取材から「ミクシィの要素は人間関係ダイアグラム(マイミクシィ)と交換日記(マイミクシィ最新日記)の二つに分類することができるが、後者の日記サービスについてはSNSの本質ではない、というのが、井上の指摘だった。(中略)ではSNSをインフラとしてとらえた場合、インフラとしてのSNSの性質は何なのか?それがつまり『人間関係』ではないか』」と考察する。
著者が新聞社や月刊アスキーを経ているためか、その辺の書物から情報を集めて切って貼っただけの内容でなく、著者の取材から得た情報が満載されたものとなっている。この手の新書には珍しく、初めて聞く話ばかりで面白い。
Googleの検索技術によってポータルサイトの意味が薄くなってきたこと、バナー型の宣伝が主流からはずれていること、ロングテール理論がamazonにはかぎらないこと、などこれまでの流れを理解するとともに、心理的分析アプローチからその人が何を求めているかまで検索できるという未来に可能な検索技術まで理解できた。
まだまだ鉱脈が眠っているWeb世界でこれから我々はいかなる変化を受けるのか。Web技術が今以上に日常生活まで浸透し、個人の趣味嗜好レベルまで行き渡るようになるのか。
読了後、様々な未来に対するイマジネーションが溢れてくる本であった。
ページ数300弱であり値段も手ごろ、読み応えもあり満足であった。
主に日本におけるWeb2.0サービスの実例を紹介しながら、新たなビジネスモデルの可能性を検証する。
『ウェブ進化論』を読んだときに、その進化の可能性と「いまネットのあちら側で起きていること」の革命的な動きに感動した。また、グーグルという企業のすごさを実感することができた。本書では、それを超える感動を期待していたのだが、残念ながらそれは期待はずれであった。
本書の実例はいずれも小粒なものばかり。グーグルのように「世界を変える」ような予感を感じさせるものではない。わくわくできない。
日本におけるウェブビジネスの「今」を知るためには多少役立つが、カタカナ語が多く読みにくい上、内容もあまり一般的ではないので、万人にお勧めできる内容ではない。読むにはそれなりの基礎知識が必要だろう。
なお、本筋ではないが、著者は「UFOキャッチャー」(データベースの海の中から的確な情報を拾い上げるための仕組み)ということばがいたくお気に入りのようだが、あまり的確な表現とも思えない。「拾いたくても、思ったとおりには動いてくれない」という意味かと勘ぐってしまう。(ある意味正しいかもしれないが(笑))
まったく次世代のことを語っていないし、
グーグルやアマゾン、楽天等への作者の悲しい負け惜しみ的な内容に終始し、
読んでいて気分が悪くなる。
具体的な次世代も示せているわけでもなく、そもそも文章自体も稚拙。
作者が悦に入っているだけのマスターベーション的な本。
読むのに無駄な時間を使いました。
本書ではその流れを解説しながら、次はどこへ向かっていくのか。その流れを解説しています。
Google/Appleなどのビジネスを「地主ビジネス」を称し、その小作人とならず独自のビジネスを築こうとする日本のネットベンチャーに焦点を当てたところまでは、視点はさほど新しくはない。
但しその取り組みに対し「情報検索のソーシャライズ」「リアルへの導線の拡大」「リアル社会でのDBの構築及び検索技術の革新」などいくつかのカテゴライズを行ったことで、現在諸処のネットベンチャーが仕掛けている取り組みについて理解が深まることは確か。
「Googleを超えるビジネスの可能性」について語ろうとしているにも関わらず、現在進行形の取り組みに対するルポルタージュに終始し、将来的な展望が描けなかったことはテクノロジー/マーケティング双方に詳しくない著者の限界のようで残念ではある。が、「次に何が起こりうるか」について現在表層に現れている現象の体系的理解が出来る、良書。