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メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書 298) 新書 – 2007/4/17

4.0 5つ星のうち4.0 103個の評価

受け取られる方が不快に思われるような、傷みのひどい本、見苦しい本などは扱っておりません。本品は目立つような傷・汚れもなく、よい状態です。気持ちよく鑑賞していただけるのではないかと思います。専用書庫にて保管しております。ご注文確定後、速やかに送付いたします。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2007/4/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/4/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 259ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4334033989
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334033989
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 103個の評価

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松永 和紀
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「日本は世界一の食品添加物大国」
「グルタミン酸ナトリウムは緑内障の元凶!危険!!」
などの、食品添加物関連のデマが一人歩き・横行しまくってるので買いました。
特に前者は、日本と世界の食品添加物の基準の違いを無視した最悪のデマです。
日本は香料も食品添加物に加えているから世界一食品添加物の数が多いように見えるだけで、欧米は香料を食品添加物に加えていないから少なく見えるだけのことです。
香料も加えると欧米でも食品添加物の数は爆発的に増えます。アメリカなどは香料も加えると日本よりも食品添加物の数が大幅に増えるそうです。
これでも「日本は世界一の食品添加物大国」といえるのでしょうか?

検証記事を書いた方も怒ってましたが、「日本は世界一の食品添加物大国」というデマを元手に本を出したりなどして金儲けをしている人たちの中には有名な医師の方もいます。
仮にも医師という人の命を預かる職業の方がよく検証もせずにデマを元手に本を書いて売りさばくってのはどうなんでしょうか。品位を疑いたくなります。

テレビなどのマスコミが毎日のように垂れ流している健康情報も、添加物の情報も自分たちの特ダネづくりに都合のいい、科学的なエビデンス皆無の怪しい学説を複数切り取ってつぎはぎのようにつなげて自分たちのスクープづくりに都合のいいシナリオを作って公開したり、放送しているだけなのだそうです。
しかも反対意見が出ても知らんぷりでほとんど報道しません。
DDTについても日本のマスコミはレイチェル・カーソンの『沈黙の春』を取り上げて騒ぎ立てただけで
近年WHOがDDTはマラリアに効果があるとして「注意しながら使えばOK」という再使用許可を出したのにほとんど報道してないですし、
以前騒がれていた環境ホルモン問題も日本のマスコミがセンセーショナルに騒ぎ立てて煽っただけで、数年後に「低容量の害」の科学的根拠が全くなかったという事実が判明しても日本のマスコミはガン無視。
不安を煽るだけ煽ってあとは知らんぷりという無責任な彼らのやり口はニュースでも健康情報でもまったく同じです。
だから日本のマスコミはマスゴミでしかないのですよww
外国のメディアは化学物質の害などについて疑問を呈する意見や反対意見もきちんと公平に報道しているというのに。

そして、オーガニックの作物への信仰や「昔はよかった」という言葉とともにマスゴミが流布している
日本の伝統食の知られざる闇もこの本では読めます。

オーガニック信仰→農薬を使った方がかえって安全な作物ができる。
農薬を使わないと作物の収穫の効率が悪くなる上に人間にとって悪いアレルゲンが作物の中で作られたり
作物がカビ毒に冒される場合がある(オーガニック農法で作られるリンゴはアレルゲンを産生する)
また虫に食われやすくなるので作物の中で自然農薬が作られる割合が高くなる。アメリカの研究によれば
この自然農薬の99%は発がん物質。
なお、この自然農薬は日本のマスゴミがファイトケミカルとかいう美名をつけてもてはやしている模様ww

日本の伝統食の真実→昔の日本人の方がかえって野菜不足で塩分多めで不健康な食生活をしていて短命だった。
野菜を年中食べられないので野菜が獲れたときに集中的に食べて残ったら塩漬けにして食べるという「ばっかり食」が本当の日本の伝統食だった。このため胃がんや脳卒中などで早死にする人が多かった。
そして、戦前まで日本人が食べていた味噌はとても不味かった。
今私たちが食べているおいしい味噌はアメリカ文化をふんだんに取り入れた戦後の日本人が努力して作ったものである。

オーガニックも農薬を使った作物も安全性はほとんど変わりないのだからライフスタイルや懐具合によってどちらを食べるか決めればよいとこの本の著者は言います。
私もこれまで高いオーガニックチョコばかり食べてきましたが、この本を読んで考え直そうと思いました。

その他、この本には「バイオエタノールやトランス脂肪酸騒ぎの裏に政治的な思惑がある」など、読み応えのある記述がたくさんあります。
バイオエタノール騒ぎは今の太陽光パネル騒ぎに通ずるものがありますね。
こちらの方はもっともっとアカっぽい政治的思惑の臭いがプンプンしてますがww

私は「グルタミン酸ナトリウムは緑内障の元凶!危険!!」の真実について知りたくてこの本を購入したのですが、実際に読んでみてなるほどとうなずけましたね。
グルタミン酸ナトリウム=化学調味料を食べ過ぎると頭痛や腕の震えなどの「中華料理店症候群(チャイニーズレストランシンドローム)が起きるというのがこのデマのソースですが、これもまた科学的に完全否定されていて、「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」という著名な医学誌に1例が掲載されただけで、他の多くの科学者の調査や研究では全く同じ結果を確認できず、WHOの調査ですら「中華料理店症候群(チャイニーズレストランシンドローム)」とグルタミン酸ナトリウムは全く関係がない」と結論を出しています。
結局これって何だったんでしょう。やはり政治的思惑が裏にあったんでしょうか。味の●の会社を叩きたくて誰かがわざと騒ぎを起こしたとしか思えません。米国で猛威をふるったかつてのト●タ叩きを彷彿とさせます。
なお、グルタミン酸ナトリウム関係なくもともと日本人は緑内障になりやすい体質だそうですので騙されないようにしましょう。

この本には食品の裏側とその著者への科学的エビデンスに基づいた批判も多いです。
先に食品の裏側を買ってしまった方はご愁傷様です。

食品添加物どうこう言う前に、まずは武田邦彦先生の「体にいい食品などない」という言葉を胸によく刻みましょう。
自然のものでも体に悪いのは一杯あるのですから。

「武田邦彦 体にいい食べ物なんてない」で検索すれば記事が読めますよ。

不安を煽るだけの添加物のデマしか書かれていない本に飛びついてお金をドブに捨てる前に、まずはこの本を読んで落ち着いてほしいと思います。
物価高なのですから、お金は慎重に使いましょうww

この本で紹介されているブログの記事を読んだり、効かない健康食品 危ない自然・天然 (光文社新書)
も合わせて読むとさらにメディアに騙されなくなると思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 インターネットで何でも調べられるようになり便利になったかと思えば、誤った情報に触れる機会も増えました。検索の上位に出てきたサイトが、正しいとは限らない。むしろ、誰もが見たくなるように、興味をそそるタイトルで適当な事を書いてあることもあります。

 そんないい加減な情報にだまされないように、この本はオススメかと思います。「科学報道を見破る十カ条」と最後にまとめてあったのが端的でわかりやすかったです。頭に刻んでおきたいと思います。

1、懐疑主義を貫き、多様な情報を収集して自分自身で判断する
2、「○○を食べれば」というような単純情報は排除する
3、「危険」「効く」など極端な情報は、まず警戒する
4、その情報がだれを利するか、考える
5、体験談、感情的な訴えには冷静に対処する
6、発表された「場」に注目する。学術論文ならば、信頼性は比較的高い
7、問題にされている「量」に注目する
8、問題にされている事象が発生する条件、特に人に当てはまるか考える
9、他のものと比較する目を持つ
10、新しい情報に応じて柔軟に考えを変えてゆく
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国連大学の安井教授のホームページに次のような紹介があった。

この2冊の本は、是非ともベストセラーにしたい。皆さん、お買い下さい、だから内容は余り説明しません

説明しませんと言う割にはかなり丁寧な解説があり〆には次のように書いてあった。

本HPの読者諸兄には、次のことをお願いしたい。

(1)この2冊の本を買うこと。

(2)アマゾンの書評などに、その感想を書き込むこと。

(3)そして、可能な方は、ブログなどにも感想を書き込むこと。

 以上よろしく。

その2冊と言うのが松永和紀著、「メディア・バイアス」、光文社新書、

 もう一冊は、小島正美著、「アルツハイマー病の誤解」、リヨン社、

馬鹿正直に2冊とも買ってしまった。その上アマゾンンにまで・・・

まず松永さんのメディア・バイアス。

玄人好みの書名に一瞬たじろいだ。素人の歯が立たない内容なのではないかと。

しかし読んでみて面白かった。

さすがに10年の記者経験に裏うちされた、バイアスのかかった記事が生み出される内情が次のような著者自身の言葉で記されている。

「メディア・バイアスにはパターンがあります。私自身、新聞記者時代には

今から思えば反省するしかない記事を書いたことがあるのも事実です。

科学ライターとしても、絶対に間違いを犯さないかと言われれば、それも違います。

その経験を元に、どのようなウソ情報が氾濫しているのか、なぜ報道してしまうのか、

どのように読み解き対処したらよいのか、食や農業に関する話題を中心に、

さまざまな事例を紹介しながら考えていきます。」と。

確かに身近で豊富な事例は“なるほど、そうなのか”と報道の本当のところを

つかむ、読者必須の報道に対する接し方を教えてくれる。

安井先生の宣伝にのって手にしてはずれのない著書だ。

次に小島記者の「アルツハイマー病の誤解」内容の半分が

アルツハイマーがアルミだと言う説の間違いを紹介している。

半分は警告記事のリスク論的思考を説いている内容。平易で

安心して読める内容だ。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TVや新聞などのメジャーなメディアが垂れ流す「健康情報」に関するメディアリテラシー啓蒙本。副題は「あやしい健康情報とニセ科学」。
2007年の著作である。第3回科学ジャーナリスト賞の受賞作。

冒頭のつかみ部は、某TV番組(その後うちきり処分)の「納豆ダイエット」ねつ造事件、同じく「白いんげんダイエット」健康被害事件などなど、少々センセーショナルな描写から始まる。続く章では、そもそも100% vs 0%にきれいに分けられる物事など無い、同じモノでも量が1000倍違えば効果がまったく異なる、といった科学の本質の話。さらに続く数章では、トクダネに走りやすいメディア自体の特性や、人間の認知能力の特性といった、社会科学や認知心理学の話が展開される。シメは「科学報道を見破る十ヶ条」。
気合の入った構成である。つかみ部はともかく、それ以降の論理展開はなかなか緻密で、かといって専門用語や深い概念に入り込みすぎることなく、平易に平易に説明しようという気持ちが強く感じられる書き方である。
構成から考えるに、恐らく著者が想定している対象読者は、メディアが流す健康情報がちょっとおかしいかも?と思いつつも何がおかしいのか自分で整理しきれていなかった人、というところだろうか。もともとメディアを盲信しているような人は本書を手に取ったりしないだろうから、そういう人へのベーシックな啓蒙は狙いではない。あくまで、おかしいかも?と思った時に、じゃあ何がおかしいのかを他人に説明することができる考え方、を啓蒙しようとしているという感じだ。各章で具体的な事例をあげつつも、各論に陥り過ぎることなく一般論も展開しているところは、この点て非常に好ましいと思った。

念のため公平を期すために、個人的にはいまひとつと感じた点も2点。
本書中には参考文献が明示されておらず、そのあたりは著者webを見てくれということのようなのだが、webはそれはそれでやるとしても、いちおう書籍で情報を閉じさせておかないと中長期的には役に立たない情報源になってしまう恐れがあるのではないか。検証不能な主張が意味をもたないのは、本書でも指摘しているところだ。
また、読み手にもよるのだろうが、平易に説明しようとしているためか文章がですます調、語りかけ口調になっていて、内容が軽く感じられて損な気がする。それもあってか、やや口語的な断定が多用されているのも、本書が何を検証しようとしているのかを考えるともう少し気をつけて抑えたほうがよかったのではという気もした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
食品添加物,農薬,「化学物質」,環境ホルモンなどなど,

メディアには次々と危険なものがあらわれては,話題として消費され,

漠然とした不安感と風評を残して取り上げられなくなります。

本書はなにが本当に危険なのか,なにが現代人の半ば病となった「自然・昔崇拝」の風評なのかを示し,安易な扇動的記事の源を解き明かす好著です。

本書の安全と危険の判断は,全て科学的な論拠を伴う一次情報に当たってのことなので,

信頼度は高いと感じました。

レビュアーも一様理系で,農学系なのですが,「これは知らなかった,メディアに踊らされていたなぁ」と言うところが沢山ありました。

科学報道の危険性のところで,とても興味深かったのは,新聞が

「××が○○に危険性を認めた」

と報道して実際に○○に危険性が無かった場合,誤報にはならないという所です。

××が認めたという事は,事実だからということなのです。

(それで通れば,ジャーナリズムはいらないと思ってしまいますがね)

丹念にその後をたどれる様な取材姿勢が持てるようになるとすばらしいとは思いますが,

現実問題難しいのでしょう。

暮らしの恐怖心を煽るものに科学が落ちないように,著者の活躍を期待しています。
74人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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