前半では、自分のセレンディピティ能力(偶然のチャンスを呼び込む能力)に磨きをかける事例が展開され、後半ではスポーツにおいて、否定されるべき「根性論」と是とされる「根性論」とがあり、その微妙な差を検証していきます。
ビジネスへの応用となると難しい部分もありますが、「やってはいけないコーチング」だけはわりと簡単に応用できるのではないかと思います。
紹介された事例の中では、エディ・タウンゼントさんのコーチングがとても魅力的でした。
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メンタル・コーチング: 流れを変え、奇跡を生む方法 (光文社新書 308) 新書 – 2007/7/1
織田 淳太郎
(著)
各種スポーツ競技で、日本人選手はメンタルの弱さを指摘される
ことが多い。極度の緊張状態に置かれる大舞台で、本来の力を発揮することなく
敗退するケースが多いからである。
では、そのような場で勝負強さを発揮するにはどうすればいいのか?そのために
求められるコーチングとは?
本書では、甲子園決勝、オリンピック、ボクシングの世界タイトル戦などの奇跡
的な事例を取り上げ、多くの関係者への取材もとに、そのコーチングの秘密を探
る。取り上げたメンタル強化法は、ビジネスの世界や日常生活でも応用できるだ
ろう。
ことが多い。極度の緊張状態に置かれる大舞台で、本来の力を発揮することなく
敗退するケースが多いからである。
では、そのような場で勝負強さを発揮するにはどうすればいいのか?そのために
求められるコーチングとは?
本書では、甲子園決勝、オリンピック、ボクシングの世界タイトル戦などの奇跡
的な事例を取り上げ、多くの関係者への取材もとに、そのコーチングの秘密を探
る。取り上げたメンタル強化法は、ビジネスの世界や日常生活でも応用できるだ
ろう。
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2007/7/1
- ISBN-104334034098
- ISBN-13978-4334034092
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商品の説明
著者について
著者は1957年北海道生まれ。ノンフィクション作家。著書に『巨人
軍に葬られた男たち』(新潮文庫)、『審判は見た!』(新潮新書)、『論争・
長嶋茂雄』(共編、中公新書ラクレ)、『もう一度あるきたい』(文春ネス
コ)、『捕手論』『コーチ論』『ナンバ走り』『ナンバのコーチング論』
『医者にウツは治せない』『脳を鍛える筋トレ』(以上、光文社新書)、『ラス
トゴングは打ち鳴らされた』(早稲田出版)、『そしてウツは消えた』(宝島新
書)など。スポーツを題材にした執筆を中心に、最近では、人間心理や精神論
の分野も手がける。
軍に葬られた男たち』(新潮文庫)、『審判は見た!』(新潮新書)、『論争・
長嶋茂雄』(共編、中公新書ラクレ)、『もう一度あるきたい』(文春ネス
コ)、『捕手論』『コーチ論』『ナンバ走り』『ナンバのコーチング論』
『医者にウツは治せない』『脳を鍛える筋トレ』(以上、光文社新書)、『ラス
トゴングは打ち鳴らされた』(早稲田出版)、『そしてウツは消えた』(宝島新
書)など。スポーツを題材にした執筆を中心に、最近では、人間心理や精神論
の分野も手がける。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2007/7/1)
- 発売日 : 2007/7/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 246ページ
- ISBN-10 : 4334034098
- ISBN-13 : 978-4334034092
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,347,649位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年2月8日に日本でレビュー済み
肉体のトレーニングについては、現代では非常に合理的に体系化されていて、
然るべきトレーナーにつけば、必要な筋肉を増量したり、柔軟性を高めたり、
それらを通して目指す肉体を作り上げることができる。(もちろん、天性の限界はありますが)
同様のことが心理面においてもできるんじゃないかな?
大舞台に動じることのない、むしろそのプレッシャーを楽しんでいたり力に変えたりしている
タイガー=ウッズやカール=ルイスを見るとそう思う。
では、そのメンタルトレーニングのメソッドはどうなっているのだろう
と言った期待を持って本書を手にしたが、全くの期待はずれ。
根性論やしごきとして一時期は切って捨てられていたものの中にも
学ぶべきところはあるとするのは良いだろう。
しかし、本書はいくつかの成功談が書いてあるだけで、その方法論の抽出はない。
しかも、取り上げているケースが一昔前の日本に偏っているのもどうかと。
大舞台でこそ力を発揮してきたアスリートや、そうした選手を安定して輩出している教育組織があるのに。
日本で参考にするなら、谷亮子と言う好例があると思うのだが、あっさり触れられているだけだし。
「流れを変え、奇跡を生む」かもしれないけど、その過程で人をつぶしてしまうリスクの高い方法ですね。
この本の方法だと、時津風部屋を再生産しかねないのではないですか?
然るべきトレーナーにつけば、必要な筋肉を増量したり、柔軟性を高めたり、
それらを通して目指す肉体を作り上げることができる。(もちろん、天性の限界はありますが)
同様のことが心理面においてもできるんじゃないかな?
大舞台に動じることのない、むしろそのプレッシャーを楽しんでいたり力に変えたりしている
タイガー=ウッズやカール=ルイスを見るとそう思う。
では、そのメンタルトレーニングのメソッドはどうなっているのだろう
と言った期待を持って本書を手にしたが、全くの期待はずれ。
根性論やしごきとして一時期は切って捨てられていたものの中にも
学ぶべきところはあるとするのは良いだろう。
しかし、本書はいくつかの成功談が書いてあるだけで、その方法論の抽出はない。
しかも、取り上げているケースが一昔前の日本に偏っているのもどうかと。
大舞台でこそ力を発揮してきたアスリートや、そうした選手を安定して輩出している教育組織があるのに。
日本で参考にするなら、谷亮子と言う好例があると思うのだが、あっさり触れられているだけだし。
「流れを変え、奇跡を生む」かもしれないけど、その過程で人をつぶしてしまうリスクの高い方法ですね。
この本の方法だと、時津風部屋を再生産しかねないのではないですか?