この本において本田透は、例えば
「子供はみんな学校に通う」という常識が日本に定着してから、まだ100年も経っていないのです。
と言ってみたりする。「学校に行かなければ終わりだ」という固定観念をとにかくまずブチ壊す。これはいじめられ自殺への有効な処方箋になりうると思う。この的確なメッセージが届けば、救われる人も多いはずだ。オルタナティブな道を模索するのは後からでも良い。まずは生きることである。
僕自身も、 中学生ぐらいの生徒が自殺したというニュースを見ると、なんとも言えない気分になる。「死ぬことないじゃないか」と思う。「学校以外にも楽しいことがたくさんあるじゃないか」と。しかし、当事者からするとそのように考えることは難しいということも理解できる。ならば、まずは本書を読めば良い。迷っている子供たち、そしてその親達にも是非読んで欲しい一冊である。
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自殺するなら、引きこもれ 問題だらけの学校から身を守る法 (光文社新書) 新書 – 2007/11/16
ダブルポイント 詳細
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購入オプションとあわせ買い
いい学校からいい会社に入って、一生安泰という時代は終わりを告げた。かたや、学校で頻発するいじめ自殺。それを隠蔽しようとし「いじめはなかった」と強弁するダメ教師と無能な教育委員会。性根の腐った加害者とそんなわが子をかばう親。さらに教師自らがいじめに荷担することも----。
もはや、こんなストレスだらけの学校に通う理由はひとつもない!
本書では、多くの人間が囚われている「学校信仰」を相対化し、不登校児や引きこもりを病気のように扱う社会の価値観がいかにおかしいかを解く。そして、共同体の解体と雇用の流動化が進み、価値観が多様化した時代を前向きに捉え、それに適応する新しい生き方を提案する。
もはや、こんなストレスだらけの学校に通う理由はひとつもない!
本書では、多くの人間が囚われている「学校信仰」を相対化し、不登校児や引きこもりを病気のように扱う社会の価値観がいかにおかしいかを解く。そして、共同体の解体と雇用の流動化が進み、価値観が多様化した時代を前向きに捉え、それに適応する新しい生き方を提案する。
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2007/11/16
- ISBN-104334034276
- ISBN-13978-4334034276
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商品の説明
著者について
本田透(ほんだとおる)
1969年兵庫県生まれ。高校を二度中退後、大検(現・高認)を経て、早稲田大学第一文学部哲学科入学(中退)、同大学人間科学部人間基礎学科卒業。出版社勤務を経てフリーに。著書に『電波男』(三才ブックス)、『萌える男』(ちくま新書)、『喪男(モダン)の哲学史』(講談社)などがある。
堀田純司(ほったじゅんじ)
1969年大阪市生まれ。桃山学院高等学校を中退後、大検を経て、上智大学文学部ドイツ文学科入学。在学中よりフリーランスの編集者として働く。著書に『萌え萌えジャパン----二兆円市場の萌える構造』(講談社)がある。
1969年兵庫県生まれ。高校を二度中退後、大検(現・高認)を経て、早稲田大学第一文学部哲学科入学(中退)、同大学人間科学部人間基礎学科卒業。出版社勤務を経てフリーに。著書に『電波男』(三才ブックス)、『萌える男』(ちくま新書)、『喪男(モダン)の哲学史』(講談社)などがある。
堀田純司(ほったじゅんじ)
1969年大阪市生まれ。桃山学院高等学校を中退後、大検を経て、上智大学文学部ドイツ文学科入学。在学中よりフリーランスの編集者として働く。著書に『萌え萌えジャパン----二兆円市場の萌える構造』(講談社)がある。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2007/11/16)
- 発売日 : 2007/11/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 222ページ
- ISBN-10 : 4334034276
- ISBN-13 : 978-4334034276
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,445,074位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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作家、漫画原作者。大阪府生まれ。大阪桃山学院高校を中退した後、上智大学文学部ドイツ文学科卒業。マンガ編集者として働いた後、自身の著作を発表するようになる。
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年1月19日に日本でレビュー済み
第一章「学校の正体」の冒頭にある「学校とは、現代の教会です。」という言葉に尽きると思う。この命題を歴史的観点から説明する第一章は素晴らしい。ただそのあとに述べられているのは著者たちの希望的観測に過ぎないので一歩引いて読んだほうがいいかもしれない。
著者たちの大検(今の高認)を受け、大学に行くまでのエピソードも紹介されており実用性もある。
著者たちの大検(今の高認)を受け、大学に行くまでのエピソードも紹介されており実用性もある。
2007年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自殺するなら引きこもれ、その心は・・・という部分には
非常にいい内容で、これで多くの人が助かると思うが、
その内容は本書のはじめのほんのちょっとだけ。
あとはタイトルとはあまり関係がない、
著者の主観的な教育論が延々書かれている。
結局、タイトルとそれに付随する数行の説明だけは、
強烈なメッセージだが、
それ以外はたいしたことのない内容で、
一冊の本にするために、タイトル一発、
あとはタイトルと関係なくてもページが埋まればいいという、
新書のいやらしい構成になってしまっている。
タイトルの主張が素晴らしいだけに残念な内容。
非常にいい内容で、これで多くの人が助かると思うが、
その内容は本書のはじめのほんのちょっとだけ。
あとはタイトルとはあまり関係がない、
著者の主観的な教育論が延々書かれている。
結局、タイトルとそれに付随する数行の説明だけは、
強烈なメッセージだが、
それ以外はたいしたことのない内容で、
一冊の本にするために、タイトル一発、
あとはタイトルと関係なくてもページが埋まればいいという、
新書のいやらしい構成になってしまっている。
タイトルの主張が素晴らしいだけに残念な内容。
2008年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「通学の義務」「労働の義務」を神聖視して、引きこもらざるを得なくなった若者に押しつけるな。学校が全てではない。色んな生き方が許容されるべきである。
既に仕事一筋のサラリーマン人生も、サラリーマンを量産する画一的な学校教育も崩壊しつつあるではないか・・・。
確かにその通りと同意する論点も多々あるのだが、
・著者の人生が社会から離脱してたまたま上手くいった
・エジソンやアインシュタイン、スティーブ・ジョブズみたいなケースもある
というサンプルケースが根拠になっているので、全ての人にお勧めできる生き方ではないと思う。
勇気を持って引きこもりから脱して働き始めたおかげで幸せになれた人もいる。
また引きこもり生活は結局の所、著者の否定する
「労働の義務」を神聖視し、引きこもらずに仕事から逃げずにせっせと働いている他の数多くの労働者
によって支えられている社会に甘えて生きるということでもあり、一つの「世捨て」の生き方として否定はしないけれども、「引きこもれ!」と命令調に、そう誇らしげに語るべき生き方でもないのではないだろうか?
以上のような違和感から星は3つとさせていただいた。
既に仕事一筋のサラリーマン人生も、サラリーマンを量産する画一的な学校教育も崩壊しつつあるではないか・・・。
確かにその通りと同意する論点も多々あるのだが、
・著者の人生が社会から離脱してたまたま上手くいった
・エジソンやアインシュタイン、スティーブ・ジョブズみたいなケースもある
というサンプルケースが根拠になっているので、全ての人にお勧めできる生き方ではないと思う。
勇気を持って引きこもりから脱して働き始めたおかげで幸せになれた人もいる。
また引きこもり生活は結局の所、著者の否定する
「労働の義務」を神聖視し、引きこもらずに仕事から逃げずにせっせと働いている他の数多くの労働者
によって支えられている社会に甘えて生きるということでもあり、一つの「世捨て」の生き方として否定はしないけれども、「引きこもれ!」と命令調に、そう誇らしげに語るべき生き方でもないのではないだろうか?
以上のような違和感から星は3つとさせていただいた。
2011年9月20日に日本でレビュー済み
この本での本田透先生の主張は正しいものです。学校というのは宗教組織になっており、いじめは勿論、暴行や強制わいせつの巣窟になっているのに、親や社会は子供に圧力をかけて通わせています。生徒を死に追い込むまで通わせるのは完全な盲信です。
その正しさを認め、称賛した上で、あえて「そう言うあなたは早稲田を出ているじゃないですか」と注文をつけたいと思います。本田先生は高校を中退し、独学で早稲田に受かりました。それほどの才能があったからです。では、それほどの才能が無い人にも独学を勧めるのでしょうか?
また、先生は大学に行ったことで、《「すなわち文系の知識だけで世界を語る現代思想家のほとんどは無意味かつ有害な存在だ」という当然の事実に気づいた》ということです。そして、《しかし、残念ながら理系の知識を学べるほど僕は利口でもなくお金もないので、自分の世界観を完成させるという宿題は未だにそのままになっているわけです。》と続きます。
これは、高校で理科を学ばずに、文系科目だけで入れる私大文系に行ったことの弱点が表れているのではないでしょうか。もし本田先生が、文系学部でも国立大を受けるために理系の知識の基礎を学んでいたら、今頃は《自分の世界観》をもっと進展させていたのではないでしょうか。
良くも悪くも、本田先生も早稲田の第一文学部という「私大文系」の枠に入っているのではないか。そして、それは日本の学校制度の中で成り立ってきたものです。
その正しさを認め、称賛した上で、あえて「そう言うあなたは早稲田を出ているじゃないですか」と注文をつけたいと思います。本田先生は高校を中退し、独学で早稲田に受かりました。それほどの才能があったからです。では、それほどの才能が無い人にも独学を勧めるのでしょうか?
また、先生は大学に行ったことで、《「すなわち文系の知識だけで世界を語る現代思想家のほとんどは無意味かつ有害な存在だ」という当然の事実に気づいた》ということです。そして、《しかし、残念ながら理系の知識を学べるほど僕は利口でもなくお金もないので、自分の世界観を完成させるという宿題は未だにそのままになっているわけです。》と続きます。
これは、高校で理科を学ばずに、文系科目だけで入れる私大文系に行ったことの弱点が表れているのではないでしょうか。もし本田先生が、文系学部でも国立大を受けるために理系の知識の基礎を学んでいたら、今頃は《自分の世界観》をもっと進展させていたのではないでしょうか。
良くも悪くも、本田先生も早稲田の第一文学部という「私大文系」の枠に入っているのではないか。そして、それは日本の学校制度の中で成り立ってきたものです。
2007年12月21日に日本でレビュー済み
職場や生活環境に息苦しいと感じている人にもお勧めだと思う。
古い制度に都合のいい観点から評価だと
突出した才能より平均的な能力が評価される。
エジソンもアインシュタインもスティーブ・ジョブスも
学校では落ちこぼれだった。
自分の能力が最高に発揮できない状況で苦しむのなら
より適した環境で力を蓄えろと。
古い制度に都合のいい観点から評価だと
突出した才能より平均的な能力が評価される。
エジソンもアインシュタインもスティーブ・ジョブスも
学校では落ちこぼれだった。
自分の能力が最高に発揮できない状況で苦しむのなら
より適した環境で力を蓄えろと。
2008年1月31日に日本でレビュー済み
従来の「引きこもり」をポジティブに容認した斬新な内容だった。
とかく、引きこもりはネガティブで悪いイメージに捉えられがち
だが実際、そんなことは世間が作り上げた幻想である。
やることさえ明確ならむしろ、「積極的な引きこもり」が認めら
れても良い時代ではある。
ただし、この本を鵜呑みにしてはいけない。理由はこの著者は
いずれも元々才能豊かなインテリジェンスも高い人間である。
そのことを割り引いて考えないと、単なる社会の負け犬になって
しまうので要注意である。
とかく、引きこもりはネガティブで悪いイメージに捉えられがち
だが実際、そんなことは世間が作り上げた幻想である。
やることさえ明確ならむしろ、「積極的な引きこもり」が認めら
れても良い時代ではある。
ただし、この本を鵜呑みにしてはいけない。理由はこの著者は
いずれも元々才能豊かなインテリジェンスも高い人間である。
そのことを割り引いて考えないと、単なる社会の負け犬になって
しまうので要注意である。
2008年2月5日に日本でレビュー済み
現在、教育を受け持つ機関としては小中学校といった「学校」があり、そこに通う事が「正常」に教育を受けているという考えを筆者は「学校信仰」と呼んでいます。
しかし、何も教育は学校でしか受けられないというものでもないんですよね。
引きこもっていても、本を読むなどして自分の思考を豊かにしていくことは可能です。
それに、そもそも「学校」に通う事自体が近代以降定着させられていった、新しいシステムでしかないのです。
「学校」に通い、良い成績をとって卒業することが将来に繋がるという神話が崩壊しつつある以上、それぞれの個人にあった教育を受けられるようにしていく必要はあるでしょう。
高校中退や引きこもりなどを体験していた筆者の経験談もなかなかに面白いです。
ただ、引きこもりは、学校に通って死を選ぶくらいなら生きるために「退避」として選ぶものであり、引きこもり万歳というわけではありません。
しかし、何も教育は学校でしか受けられないというものでもないんですよね。
引きこもっていても、本を読むなどして自分の思考を豊かにしていくことは可能です。
それに、そもそも「学校」に通う事自体が近代以降定着させられていった、新しいシステムでしかないのです。
「学校」に通い、良い成績をとって卒業することが将来に繋がるという神話が崩壊しつつある以上、それぞれの個人にあった教育を受けられるようにしていく必要はあるでしょう。
高校中退や引きこもりなどを体験していた筆者の経験談もなかなかに面白いです。
ただ、引きこもりは、学校に通って死を選ぶくらいなら生きるために「退避」として選ぶものであり、引きこもり万歳というわけではありません。