私自身は、プレイヤーの経験はなく理論・戦術などにも疎い人間でしたので、
戦術面での解説書は非常に新鮮でした。
様々な大勝負名勝負での試合結果の分析は非常に明快ですし、また試合経過
の中での戦術転換、またそれによる結果の変化など、興味深く、一気に読み終えました。
専門家にとっては賛否あるいは突込みを入れたくなる所もあるのかもしれませんが、
今までのマスコミの報道とその結果を考えれば、説得力のほうを、より強く感じます。
サッカーに限らず、トップに対し批判的な記事を書いたり発言をすると取材活動が
やりにくくなるためにどうしてもちょうちん記事を書いたり、はっきりとした批判をしない
(批判できる力もないのかも)評論家・記者が多すぎると感じていました。
この本がたくさんの人に読まれ、一般のサッカーファンのレベルをあげていくことで、
日本サッカー界のレベルアップにつながっていくことを期待します。
(私はこの本を読んだことで他のサッカー専門書も読んでみようかなと思いました)
それにしても、岡田監督はJリーグの監督としてはそこそこのレベルであることは
認めますが、日本サッカーの方向性をはっきりと示し、ワールドカップで番狂わせを起こして、
世界に注目され、評価されるような試合をするチームを作っていける「世界と戦う」監督とは
私にはどうしても思えず、理屈では説明できない不満を感じていましたが、この本を読んで
その理由を教えてもらったような気がしました。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥946¥946 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥946¥946 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥1¥1 税込
配送料 ¥240 5月29日-31日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥1¥1 税込
配送料 ¥240 5月29日-31日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
4-2-3-1: サッカ-を戦術から理解する (光文社新書 343) 新書 – 2008/3/20
杉山 茂樹
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥946","priceAmount":946.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"946","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"thqJUgCnVJaxf6tmp8kfvVuqGjD9czQ5tpkJxDwR5HnVHWfZLqGqQ0fhwRjRAULp507SCdiBsicbYvSrVH4wf%2Fpf1Cki5otcNWoFN6zWNGZlDSiYJq%2FQqoa2rEX4YPRR","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"thqJUgCnVJaxf6tmp8kfvVuqGjD9czQ50Qsky20ZIfgD68ZcGgy%2F7dxAKn8Y3yQBesxKjJ%2BiJIRxwGKGHM1rRUAah5l3KmwN4%2B9Od4vPX8eYzBxQ26PM7Z3rUFpl1GEDfC%2BkcOih3m3rxucquS1u6%2BitJkhFfsQHO1ac38S7fr6vkH7TP%2BsOrg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2008/3/20
- ISBN-104334034462
- ISBN-13978-4334034467
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2008/3/20)
- 発売日 : 2008/3/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 304ページ
- ISBN-10 : 4334034462
- ISBN-13 : 978-4334034467
- Amazon 売れ筋ランキング: - 773,922位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単なるミーハーでない視点からサッカーを観戦するにはためになる本
2009年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦術に関して理解度の低い私には教科書的本となりました。
戦術が全て、ではないけれどサッカーを観戦するにあたって、又、より一層サッカーを理解するには絶好の一冊です。
ただ、一度読んだだけでは理解できないので、持ち歩いて何度も読み返します。
まさに教科書。
戦術が全て、ではないけれどサッカーを観戦するにあたって、又、より一層サッカーを理解するには絶好の一冊です。
ただ、一度読んだだけでは理解できないので、持ち歩いて何度も読み返します。
まさに教科書。
2008年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久々に明快で、一気に読ませたサッカー論でした。多少あやふやなところはあっても論点が明快なのでいやな気分にはなりませんでしたね。そこで、ぜひ、この見方に沿った専門家からの反論を期待したい!反論するとすれば、そこでは個人の特長・スキルなどの観点も入ってくるでしょうが、そういう別の切り口も入ることによって、議論が深まり、サッカーの楽しみ方が広がるのではないでしょうか。
それから、今後、著者には本書では明確に語られていなかった、個人やチームのスキルや「格」という抽象的な観点に対する論理的な説明が可能であればしてほしいと期待しています。
それから、今後、著者には本書では明確に語られていなかった、個人やチームのスキルや「格」という抽象的な観点に対する論理的な説明が可能であればしてほしいと期待しています。
2016年2月12日に日本でレビュー済み
「こういう切り口でピッチを眺めるのも面白い」という考え方を教えてくれるという意味では、良い本だと思います。
ただ、サイド攻撃を重視する戦術家達の嗜好を解説しているだけのものであって、それが絶対であるとしてしまうのは危険。
この本に出てくる名将があの頃の日本代表の監督になっていれば、結果は違ったという風に言いたがっているようにも思えますが、
強力なセンターバックもおらず、ゾーンディフェンスもままならない日本代表の守備を整理するためには、
少なくともトルシエのやり方は一つの解決策だったのではないか。
ジーコも、輝かしい中盤のタレントを全員使うべきだという国民(あるいはサッカー協会)の声に押されてああいうサッカーをしたかもしれませんし…。
また、サイドを厚くし攻略した後の点の取り方については大して書いてありませんし、その分薄くなった真ん中の不足をどう補っていくかも同様です。
まあぶっちゃけ頭でっかちの欧州通が書きそうな内容ではあります。
こんな考え方もあるんだと読める人にはオススメ。
ただ、サイド攻撃を重視する戦術家達の嗜好を解説しているだけのものであって、それが絶対であるとしてしまうのは危険。
この本に出てくる名将があの頃の日本代表の監督になっていれば、結果は違ったという風に言いたがっているようにも思えますが、
強力なセンターバックもおらず、ゾーンディフェンスもままならない日本代表の守備を整理するためには、
少なくともトルシエのやり方は一つの解決策だったのではないか。
ジーコも、輝かしい中盤のタレントを全員使うべきだという国民(あるいはサッカー協会)の声に押されてああいうサッカーをしたかもしれませんし…。
また、サイドを厚くし攻略した後の点の取り方については大して書いてありませんし、その分薄くなった真ん中の不足をどう補っていくかも同様です。
まあぶっちゃけ頭でっかちの欧州通が書きそうな内容ではあります。
こんな考え方もあるんだと読める人にはオススメ。
2009年11月26日に日本でレビュー済み
監督の視点でサッカーを見て楽しむことを本書は教えてくれた。
実際には監督ではないので、監督の視点でサッカーを見たことがなかったが、
監督が、特に布陣についてどういうパターンを持っており、指揮するのにどう使ってきたかが分かる。
サッカー観戦の楽しみが増えた。
著者も監督ではないので、監督の思いは伝わってこない。
しかし、監督になったつもりで考えてみるのには面白い情報がたくさんある。
なんちゃって監督として楽しむことができそうだ。
ps.
子供のサッカーでは、布陣にこだわることなく、選手が自分の頭で考えて、相互に声をかけあって対応するのが一番だと、コーチからは教わった。
大人のサッカーとの違いは、本書を読んだだけではよくはわからない。
実際には監督ではないので、監督の視点でサッカーを見たことがなかったが、
監督が、特に布陣についてどういうパターンを持っており、指揮するのにどう使ってきたかが分かる。
サッカー観戦の楽しみが増えた。
著者も監督ではないので、監督の思いは伝わってこない。
しかし、監督になったつもりで考えてみるのには面白い情報がたくさんある。
なんちゃって監督として楽しむことができそうだ。
ps.
子供のサッカーでは、布陣にこだわることなく、選手が自分の頭で考えて、相互に声をかけあって対応するのが一番だと、コーチからは教わった。
大人のサッカーとの違いは、本書を読んだだけではよくはわからない。
2017年12月29日に日本でレビュー済み
本書は大きな構成として、本の前半がサッカーにおける布陣の基礎的な解説、後半が主に2002年~2006年のワールドカップにおける日本チームの布陣と戦い方の検証が特徴となっています。前半の4列表記での布陣の説明は、初心者にとって役立ちます。また、2002年W杯でのトルシエ・ジャパンや、2006年W杯でのジーコ・ジャパンの検証は、今では古くなってしまった面もありますが、布陣の観点からの検証として、明快で納得がいきます。ただし、必ずしも多角的な見方がされているわけではありません。また、この著者は時々、筆が滑ることがあります。しかしながら、本書は、概して、サッカーチームの戦い方を基礎的な布陣の観点からポイント的に記したものとして、初心者向けのわかりやすい本だと思います。