無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
中学受験の失敗学 (光文社新書 379) 新書 – 2008/11/14
塾も教えてくれない裏(口)事情
中高一貫校への幻想、無謀な学習計画、
無理な目標設定......。失敗例から学ぶ合格のコツ
志望校全滅という事態には、
1. 何でも習いっぱなしで復習時間をほとんど取っていなかった
2. 塾や家庭教師の過密スケジュールで知識の整理・定着が妨げられていた
3. 子どもの偏差値をはるかに上回る学校で第二志望以下も固めていた
などの傾向が強い。これらのことに気をつけるだけでも、悲惨な結果から遠ざかることができるはずだが、マイナスの情報はなかなか表に出てこない。塾や家庭教師会社にとっては不名誉な情報であり、子どもが不合格になった家庭にとっては、振り返りたくない過去だからだ。
本書では、そのマイナス情報に初めてスポットを当てた。失敗例から成功の秘訣を学ぶ、真に役立つ中学受験指南書。
私は、中学受験専門の某有名塾講師が「バカはものの数に入らない」と言っているのを聞いたことがあります。しかし、受験産業が「バカ」な子どもの家庭からも授業料を取っている以上、この考え方は間違っていると思います。
必要なのは、親が学びのスキルを持っていなくても、子どものデキが非常に悪くても、受験産業に大金を投資しただけで終わらないための具体的ビジョンを示すことだと、私は考えています。(本文より)
【著者紹介】
瀬川松子(せがわまつこ)
東京生まれ。お茶の水女子大学大学院博士後期課程に在籍中。九〇年代より、四谷大塚系列の塾で中学受験生を指導。その後、複数の家庭教師会社に登録し、多くの中学受験家庭に派遣されるが、過剰な利益追求への疑問から、現在は個人で活動している。尊敬する人は、正岡子規。
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2008/11/14
- ISBN-104334034829
- ISBN-13978-4334034825
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2008/11/14)
- 発売日 : 2008/11/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 200ページ
- ISBN-10 : 4334034829
- ISBN-13 : 978-4334034825
- Amazon 売れ筋ランキング: - 149,150位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 713位光文社新書
- - 4,617位教育学一般関連書籍
- - 14,797位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
40年前の中学受験も大変だったかもしれませんが、そこまで子供が追い詰められるケースは稀だったように思います。
この本を読んで、「こんなに行き過ぎてしまう親御さんがいらっしゃるのか」と学びました。
とても読みやすく、一気に読めました。
いろいろある意見の一つとして捉えれば良いのではないでしょうか。
小学校受験は親の受験、とりわけ母の総合的な力を試されるといった感は否めません。そしてこの父親と結ばれた母の器量にこそ父子の性質が帰結しているという事でしょう。それこそが小中お受験の本質ではないでしょうか。すなわち親をみれば子がわかり、子をみれば親がわかる。妻をみれば夫が知れ、そのまた逆も然り、といった具合に。
確かに、子の学力に関する先天的・後天的な素養は母親の素質や性格が色濃く反映していると思います。中学受験でも程度の差はあれ同じ事だと思われます。
中学受験界の標準偏差50は、おそらく世代の学力上位10%(偏差値65程度)のレベルの子どもの立ち位置かと存じます。いま公立の中高一貫校が注目を集めていますが、極めて狭き門です。尋常な競争ではないと思います。
高校受験、大学受験になるとまたかなり世界は違ってくるとは思いますが、結局は同一の因果を踏んだ結果が反映している事に根本的な違いはないのではないか、とまぁそんな気さえしてくる今日この頃です。
こんなこと書いて、この人は受験業界でやっていけるのか、読みながら心配になったが、ブログを見ると、もうすっかり辞められてるとのこと。この本時代結構古いです。納得しました。
ズバズバと、的を射た分析が痛快です。
受験するには塾と宿題でどんな人もツカレ親になると思いますが、解決法はなにも書かれないままです。
インターエデュで紹介されて買いましたが期待はずれです。
あとデータ古すぎ、受験人口は減っているのに、10年前の話ですね。
サブタイトルや帯の表現がセンセーショナルなだけに一見すると、合格のためのノウハウが書かれているのではないかと思いがちですが、そういう観点で読んでみると「どこにも書いてないじゃない!」という読後の感想になってしまいます。まず第一章の「驚愕エピソード集」は初心者のかたは読み物と思って楽しんで読みます。そして第二章、第三章では、「親としての接し方」、「具体的な勉強時間などの設定の仕方」、「転塾の検討」の3つのいずれかに絞って、読むと非常に効果的です。これらがバラバラに出てくるので、目的を絞って読むことで活かせるノウハウが文章から浮かび上がってきます。
なお、「志望校の決め方」についても触れていますが、あまり参考にはなりません。やはり、志望校選定については本なんかより塾の指導が圧倒的に頼りになると思います。
素直な親、受験に真正面から取り組む親にとっては、とても参考になる一冊だと思います。
ちょっと前の本だから、もう誰も読んでないと思うけど。
極端な事例をさらに脚色して書いてるんだろうなー
中学受験に対するそもそもの嫌悪感が凄い。なんで家庭教師やってたんだろ。