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マリーシア (光文社新書 388) 新書 – 2009/1/16

4.1 5つ星のうち4.1 18個の評価

時代は戦術論全盛である。日本のサッカーファンは戦術を好んで議論し、メディアでは布陣のトレンドが度々とりあげられる。だが、戦術は選手のコンディションにとどまらず、ピッチや気象条件などの外的要因からも影響を受ける、繊細で脆いものだ。そもそもサッカーとは、相手の長所を潰し合うものであり、チーム戦術や選手個人の技術に頼っていたら、どこかで破綻が生じる。それは、今まで国際舞台で日本サッカーが繰り返してきた過ちを見れば明らかだ。本書は、インタビューを行なったブラジル人選手の多くが、「日本人にはマリーシアが足りない」と語る、その「マリーシア」の本当の意味に迫る。そして、日本が世界で勝つために、「マリーシア」を身につけることが必要不可欠であることを提言する。
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商品の説明

出版社からのコメント

真のマリーシアを理解せずして、岡田ジャパンの飛躍はない!

ゲームの流れを引き寄せ有利に展開、
そして日本が世界で羽ばたくために、
マリーシアが必要不可欠であることを提言する!

著者について

戸塚啓(とつかけい)
一九六八年神奈川県生まれ。法政大学卒業後、『サッカーダイジ
ェスト』の編集者を経て、一九九八年よりフリーのスポーツライ
ターとなる。著書に『青の進化--サッカー日本代表ドイツへの道』
(角川書店)、『ミスターレッズ 福田正博』(ネコ・パブリッシ
ング)、『青の群像--サッカー日本代表クロニクル』(ソニー・
マガジンズ)、『敗因と』(共著、光文社)、『12年目の真実
マイアミの奇跡を演出した男』(共著、ぴあ)など。'00年3月よ
り'08年11月まで、日本代表の国際試合を149試合連続で取材中。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2009/1/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/1/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 248ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4334034918
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334034917
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 18個の評価

著者について

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戸塚 啓
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人には足りないもの、マリーシア。
これは駆け引きと言ってら良いだろう。
たしかに日本人は日常生活から駆け引きが足りてない。
「お客さんがどうすれば喜んでるくれるのか。」これだってリダはな駆け引きだ。また、いかに効率よく業務をこなすのか、またそれ。実現するために、どう周りとやっていくのか、これも駆け引きだろう。
2009年1月31日に日本でレビュー済み
戦術好きなサッカーファンが、戦術との関連を本書に求めたとしたら、物足りなさやボタンの掛け違い感を覚えるだろう。

本書の序文は、(はじめに)「戦術論全盛の時代に」に始まる。
ただし、そうした序文とは裏腹に、本書は戦術とマリーシア(駆け引き)を対比し、試合の勝敗への寄与を考察したものではない。「マリーシアとは何か」という論点を掘り下げていっている。

エッセンスは、サッカーの試合を構成する要素には戦術、技術、体力などさまざまなものがあるが、そうしたものの1つにマリーシア(駆け引き)があり、時として駆け引きの巧みさが勝敗の鍵の1つになる、ということだろうか。そうした意味で、駆け引きは駆け引きであり、それ以上でもそれ以下でもないだろう。

サッカー論の1つとして、書棚の片隅に有っても良いかな。
2016年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
様々なマリーシアを実際の試合で起こったことを例に説明してあってわかりやすい。

Jリーグでプレーしたブラジル人選手の意見も多くインタビューしてあり楽しく読むことができた。マリーシアとはちょっとせこいずる賢いプレーだけではないことっもわかった。
2018年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「マリーシア=賢さ」
と分かるようになった書物。個人的に名著認定です。超面白いです。

日本のサッカーに感じるもっさり感、海外サッカーに感じるスピード感。
その違いが分かったりします。

サッカーにおけるマリーシアとは、「試合の流れを引き寄せる所作の全て」と定義できるかもしれません。

それぐらい重要です。
もっと早くに出会いたかった本です。
2013年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
痛みもなく、この値段で購入できる商品としては、大変満足してます
2009年1月18日に日本でレビュー済み
マリーシアとは、試合をコントロールできるインテリジェンスのことである。

具体的には、
・前半残り10分で、1点リードしている場面でボール回しをして相手を焦らす。
・ハードチャージを受けた際に、あえて踏ん張らずに倒れてファウルを審判にアピールする。
・相手の集中力を乱すよう、ピッチの上で相手に話しかける。
などである。
こうした細かいことを積み重ねていくことで、相手のリズムを乱し、自分たちのペースを守る。

こういったサッカー・インテリジェンスをブラジル人選手は子供のころから身につけてゆく。
家族の生活をかけてサッカーを始める厳しい環境がブラジルにはある。
ルールの範囲内で、いかに勝つために賢くプレーできるかを彼らは必死で考える。

マリーシアは日本サッカーが世界に伍していく為に必要な、技術の一環である。
世界を相手にビジネスをする上でも、示唆に富む一冊。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本では「マリーシア」=「ズル賢さ」と捉えられることが多く、そこにはネガティブな響きさえあります。自分もそう思っていました。
しかし、本書では多くのブラジル人選手の証言を通して、「マリーシア」の本当に意味することは何なのかを追究していきます。また、日本代表の勝負弱さとの関連についても触れられています。 戦術論以外の視点、というのが、とても新鮮でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月9日に日本でレビュー済み
サッカー観戦初心者でも面白く読めた本。

これを読んでからサッカーの試合を今までと違った見方で捉えられるようになった。

今まで勝手に荒い、汚いプレーと決めつけていた行為は、実はそうではなく、
これは“駆け引き”なのではないか、と思えるようになった。

選手は勝つために必要なことをやっている。
それがどれだけ大切なのかをわかっているのだと思う。

サッカーが面白くなってきた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート