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全1192試合 V9巨人のデータ分析 (光文社新書 410) 新書 – 2009/6/17

4.0 5つ星のうち4.0 12個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2009/6/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/6/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 264ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4334035124
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334035129
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 12個の評価

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小野 俊哉
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年8月24日に日本でレビュー済み
日本の野球史に燦然と輝くV9巨人のデーター分析がここまで精査されて、今読めるなんて本当に感無量。別に巨人ファンではなくとも、十二分に面白いし、興味がわく間違いない。
V9巨人は先手必勝、1回、3回までにリードすれば7割以上の確率で勝利しているとか、
ONの打撃はとにかくすごかったのであるが、脇を固めた柴田、黒江、末次等まさに裏方の名選手達の輝き無くして、V9は達成できなかった。そして川上野球の極意の秘密を知れば、まさに基本に充実であり、進塁打の重要性を説く。凡フライ、三振はチームへの反逆罪であり、
いかに塁に出るか、いかに塁を進めるか、その点が非常に大事である。堀内巨人が他球団から
4番打者ばかり入団させ、打順を組んでも優勝できず。やはりチーム一丸となっての戦いがとても重要である。楽天の大ファンである小生であるが、野村監督が常に説く、無形の力は川上
巨人の野球勘であり、ONといった日本プロ野球史最高のスーパースターがいたチームでも、
やはり得失点差が大事であり、投手中心の守りの野球が改めてV9巨人の強さであったのだと
実感した。現代野球では常識であるセットアッパー、抑えといった投手分業制以前のデーターではあるが、この本を読んで野球を観戦すると10倍野球が面白くなること間違いなし。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 V9…30代の私にとっても全く記憶にない「歴史」でしかない史実に「QS率」や「OPS」のような現在のアプローチで迫っている。
「王・長嶋がいたんだから強くて当たり前」というベタな概念を覆してくれた一冊でした。種部投手とか関根潤三さんのGでの活躍も数字で解説されると「なるほど!」と思ってしまう。
 また、先乗りスコアラー、サイン読み等々、今では当然となった作戦や逆になくなってしまった作戦…当時の勝ちにこだわる手法を知ることができたのも収穫です。
 ひとつ注文をつけるならV9戦士の証言があればなぁ、というところ。
 
 V9を観た巨人ファンだけでなく、巨人ファンでなくても十分楽しめると思います(事実、私はパ・リーグファンです)。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月23日に日本でレビュー済み
V9を成し遂げた時代の巨人の驚異的な強さは、ノーアウトから出塁できしかも走者有りで3番・4番に打順の回ってくる、得点できる可能性の高い一回にリードを奪うことに徹底的にこだわった戦略にあった。そのために、一番は固定せずにその時々で出塁できる率の一番高い打者を使い、2番には打率の高い打者よりもとにかく走者を進める能力の高い土井を使った。

巨人の強さの要因は、長島、王の凄さだけでなく、「一回表にリードを奪えばどこのチームでもとにかく勝てる率が高い」という統計から浮き彫りになる「勝つ確率の高い状態」を、意図的に作り出したところにあったという分析は確かにおもしろい。

しかし、この本に出てくる様々な数値を読めば読むほど「果たしてそれだけか?」という疑問が湧いてくる。

巨人は盗塁が多かった、土井は走塁の技術と判断にすぐれていた、高田の外野守備は通常長打になるケースの多くを単打に抑えた、下位打線は内野ゴロを意図的に打っていた。

そういうことなら、「野球はアウトカウントの少ない段階で出塁し、一つでも多く進塁し、敵の出塁は少しでも少なくし、進塁も一つでも少なくすることによって、点差を稼いで勝つゲームである。」という考えの元、出塁率を高め、盗塁し、状況判断よく進塁し、犠打を打ち、相手の盗塁はクイックモーションの導入などにより防ぎ、ヒットを打たれても巧みな守備により相手の進塁を少しでも少なくする、という極めて地味で堅実な野球をやっていたのがV9巨人だということなのではないだろうか。

しかし、そのような分析をデータから行うのは、至難のわざだと思われる。いつか誰かにチャレンジしてもらいたいと思うが・・。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月26日に日本でレビュー済み
完全にコンセプトの魅力、題名を見てジャケ買いをしてしまった本書。
1965〜1973年に渡る、巨人の9連覇。この偉業はいまだかつて、日本の球界はおろか世界でも破られたことのない偉業であり、名実共に巨人の伝説時代である。
ONに代表される長嶋・王をはじめ、この時代に生まれていない方でもその時代の名選手の名前を知っているのではないだろうか。

そのV9時代の巨人がなぜ勝てたのか。「記憶の長嶋、記録の王」とはどういうことなのか。
こういった、私たちが漠然と考えていることを徹底的にデータで分析していく。
V9に導いた当時の監督、川上哲治の采配をデータにより徹底解剖していくのである。

日頃漠然と思っていることでも、データに裏付けられると、客観的にまた新たな視点が吹き込まれる。
そういった意味では分析の着眼点もいいと思う。
著者はかなりもの好きな人だと思うが(笑)そうだからこそ、オモシロい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月2日に日本でレビュー済み
スポーツジャーナリストなんて、思い込みと他人の情報で生きている、
頭の悪いひとがやっている、ずっとそう思ってました。でも、これを買って、読んで、考えが変わりつつあります。
もともと巨人9連覇の分析本なんて、出るはずない、出来るはずない。まず、その壁を破った、それだけでも絶対に
価値がある。そう思います、この本は。打順別にV9と他を正確に比較するなんて、すごい。野球の科学を初めて読んだ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年8月27日に日本でレビュー済み
V9以降の35年×12球団の監督のうち、実に2割がV9戦士である、と本書はいう。そういえば、今季も高田ヤクルトが善戦している。なぜV9はこれほど強いのか?その指導法、理論は本になっていたが、肝になる試合運び、勝ち方は秘伝だった。本書は徹底的に調べたデータを基に、V9の「勝利の方程式」を文字通り解剖した。

選手起用の妙を感じるのは2番・土井。数字だけ見れば同じ2番で起用された黒江の方が安打を打っているが、土井は球数を放らせる、犠打、盗塁で投手を疲れさせるということで土井の起用の方が多かった。下位打線選手のゴロ率が高いというのも、やらしいなと。内野安打にならずとも、野選やエラーをという…7点リードでもバント、初期の王も走らせる…とにかく何が何でも走者を還らせるという「全員野球」というのを、ONは別として実践していたことを感じさせる。

本書の随所にデータが出てくるが、1200試合のデータをそれこそ打席ごとに収集して合算したという、とんでもない手間暇をかけた代物。これは好きじゃないとできない。V9に関心がある人なら、必ず心にひっかかるデータがあると思う。ちなみに私が一番印象に残ったデータは、川藤幸三がV9巨人相手に43の13、3割も打っていた、ということだった。隠れっ放しの隠し球、とはとんだ誤解だった。だが、こんな記録にもひょっこり顔を出す所が彼らしい。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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