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仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書 413) 新書 – 2009/7/16
日本語に直訳すれば、「遊牧民」。北アフリカの砂漠や中央アジアの草原で、羊や牛を追って生活している彼らが、ノマドです。
でもこの本で語るノマドは、遊牧民のことではありません。
遊牧民がラクダという砂漠で最強の乗り物を駆り、オアシスからオアシスへと移動しながら生活しているように、狭苦しいオフィスを出て、さまざまな場所を移動しながら生きている人たちです。
言ってみれば「オフィスのない会社」「働く場所を自由に選択する会社員」といったワークスタイルを実践している人たちのことです。
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2009/7/16
- ISBN-104334035159
- ISBN-13978-4334035150
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商品の説明
出版社からのコメント
新しい働き方を可能にする
さらば残業!さらば満員電車! 自分の時間を増やし、
人生を豊かにする"遊牧民"的働き方とは?
著者について
1961年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科を中退し、1988年、毎日新聞社入社。警視庁捜査一課、遊軍などを担当し、殺人事件や海外テロ、コンピュータ犯罪などを取材する。1999年、アスキーに移籍。月刊アスキー編集部などを経て、2003年からフリージャーナリスト。IT関連の取材を精力的に続けている。著書に『次世代ウェブ』(光文社新書)、『グーグル Google』『ネットvs.リアルの衝突』『ネット未来地図』『ブログ論壇の誕生』(以上、文春新書)、『3時間で「専門家」になる私の方法』『ひと月15万字書く私の方法』(以上、PHP研究所)などがある。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2009/7/16)
- 発売日 : 2009/7/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 248ページ
- ISBN-10 : 4334035159
- ISBN-13 : 978-4334035150
- Amazon 売れ筋ランキング: - 861,669位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
新著『レイヤー化する世界』を刊行しました!
紙の本は、NHK出版新書から。
電子本は、セルフパブリッシングによってKindleStoreから。
どちらでもお好きな方をどうぞ!
【私の書籍のコンセプト】
インターネットやコンピュータのテクノロジは、われわれの社会をどのように変容させていくのか? ネットとリアル社会の境界部分ではどんな衝突が起こり、どのようにリアルはネットに呑み込まれ、そしてどのように融合していくのか? その衝突と融合のリアルな局面を描いていくこと。そしてその先に待ち受ける未来ビジョンを、できうるかぎり事実に基づいて描写していくこと。それが私の仕事の基本的なテーマです。
【私のバックグラウンド】
1961年兵庫県の片田舎で生まれ、大阪西成のディープな街・玉出で育つ。
母の再婚相手がトヨタ自動車の工員に採用されたのをきっかけに、愛知県豊田市に転居。地元中学から愛知県立岡崎高校に進学。文学や哲学書に埋没した思春期をすごす。
1981年、早稲田大学政経学部政治学科入学。前半はロッククライミングに熱中し、後半は当時普及しはじめていたPCを手に入れ、パソコン通信を使ったオータナティブな市民運動ネットワークの実験に参加。掲示板での議論に熱中する。
1988年、毎日新聞社に入社。以降12年あまりにわたって事件記者の日々を送る。東京社会部で警視庁を担当した際にはオウム真理教事件に遭遇。ペルー日本大使公邸占拠事件やエジプト・ルクソール観光客虐殺事件などで海外テロも取材する。
1998年、脳腫瘍を患って長期休養。翌年、糸が切れたように毎日新聞社を辞めてアスキーに移籍。月刊アスキー編集部でデスクを務める。
2003年、独立してフリージャーナリストに。以降たったひとりで事務所も構えず、取材執筆活動に邁進中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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技術的なハードルはとっくに乗り越えているように感じるので、乗り越えるべき障害は人の心の問題の方が遥かに高いのかもしれないと感じた。
オフィスなしで働くにはどうしたらよいのか、
ということが書かれている本。
2009年の本なので、
紹介されているサイトやツールは、
当時からあるものです。
紹介されているものは、
2年間でかなり普及した感じがします。
今も参考になる部分は前半部分の、
オフィスなしで働く場合の心構えや、
集中力の保ち方について書かれたところだと思います。
いわく、
”アテンションコントロールを手に入れれば、自分の持っている時間を自由自在にコントロールすることができるようになります。つまりはこれが成功への近道となっているのです。「時間が足りない」「集中できない」と文句を言う必要はなくなり、自分の持ってい時間を最大限に生かすことができるようになるわけです。”p78
使えるウェブサービスなどは増えたと思いますが、
作業の基本部分は、
あまり変わっていないのでしょう。
地位も年収も上がり、何も心配しなくてもよい時代だったらよかったかもしれない。
でも今は違う。会社にいたっていつクビになるか分からないし、未来も保証されない。だったら、アイフォン片手に、モンゴルの遊牧民
のように自由に生きてみたいと思う。
ITの発展のおかげで、仕事をするスタイルが本当に変わったと思う。今はたくさんの書類をかばんに持ち歩かなくても、クラウド化して、
ネット環境さえあればどこからでもアクセルできるし、スカイプ、フェイスブックなどで会社に行かなくても十分コミニケーションが取れます。
日本でももっと遊牧民ような働き方が広がっていけばいいのですが。
本書の趣旨は、「雇用形態の変化、そしてクラウドに象徴される情報産業の発達により、オフィスを必要としない働き方が増えてきた。そのような変化の事例をなぞった上で、クラウドを使用した仕事の方法を紹介」すること。
クラウドのサービスについての記述はかなり詳細で、そのような機能が存在しているとはしらず勉強となった。
残念ながら、職種上、情報管理にうるさく、会社ではネットへのアクセス制限があるため、クラウドを使えないのが残念なところ。
とはいえ、自身の付加価値を客観的に把握することが困難であるサラリーマンとしては、自身の価値を常に見出さなければ存在し得ないノマドワーカーの働き方は参考になった。
「セルフコントロールができないタイプの人は、ノマドワークスタイルには向きません」とは、残念ながら僕のことであろうか。
小技としては、「ペンシャープナーを作っておこう」という、自分を奮い立たせるアイテム(本書では他の人が書いた良い文章)を自分を奮い立たせるために使用してはどうかという提案がなされているが、これは参考となった。
これからノマドワーク主体となる自分にとっては、良い本でした。
この本には、ITが登場したことによる社会的な移り変わりについて分析されています。それに加えて、著者が日頃ITを駆使しながら仕事をしている実践例が詳しく述べられているのが参考になります。
著者のオフィスの写真には驚きました。ほとんどモノがないのです。それは日頃からパソコンやスマートフォンを通して、ネットをフル活用しているからこそ実現できているものなのだと思います。
私自身、例えばGoogle、活用しているように見えて、まだまだ、活用しきれていないということを思い知らされました。分かりやすい解説とともに、ネットを活用することによって「ノマドワークスタイル」が実現できることが書かれています。
何度も「ノマド」ということばが出てきますが、この本を最後まで読めばその理由がよく分かります。
私にとって、大変勉強になる1冊でした。
ちょっと古い本ですが、まだ今のようにネットが普及していなかった時代に時間と場所を超えたチームワークにて仕事をこなすためのチーム作りの解説をした本と本書の最新ツールの活用を組み合わせると、比較的大きな規模の会社での業務についても応用方法を思いつくヒントになるかもしれません。 ご参考まで。
バーチャル・チーム―ネットワーク時代のチームワークとリーダーシップ
“はじめに”で引き込まれて、次の第一章 “ノマドワーキングのすすめ” は、フリーランスマーケットプレイスがサイト名とともに紹介されていたり、おもしろそうなエコノミストのノマド記事が引き合いに出されていたりで興味深く読みました。ただ、続くアテンションコントロールをはじめとした tips は、大方はライフハック的仕事術として書籍やウェブ等で語られているものだと思います。はじめて聞くツールもありましたが、個人的にはライフハックが苦手で、真中はざざっと飛ばし読みしました。後ろの方に出てきたものでよかったのは新聞記事データベース日経テレコンに無料でアクセスする方法で、詳細は本書参照の価値有(ウェブにもあるかもしれませんが)。
・・・とまあ、いくつか新しいことを知った点ではよかったのですが、気になる点も。細かいところで気になったのは言葉の使い方で、iPhone、 windows mobile、Andoroid をスマートフォンとして挙げているけれど、iPhone は電話で、windows mobile と Anroid は OS ではないのかな・・・とか、iPhone じゃなくて “i フォン” と書かれているとか、”クラウド”ということばが文章に乱発されているものの何か文章になじんでいないところとか。即時性が重要なタイプの本だとは思うのですが、きちんと校正が入っているのか少し気になりました。
私のノマド像は高城剛的ノマド像だったので、この本で提唱されるノマド像と私が考えるノマド像が違ってしっくりこなかった、というのが全体を通しての感想です。
高城剛著作はライフハック的がっつり仕事テクノロジーという感じではなく、うろうろしつつテクノロジーと仲良く気持ちよく暮らす方法についていい感じで語られていて、好みの問題もありますが個人的にはこちらの方がおすすめです。